- 締切済み
クイズ番組の日米の違い
日本ではクイズ番組はバラエティ番組の一つとして捉えられているような感じがするんですがアメリカやヨーロッパではどのような位置づけなのでしょうか? やはり,バラエティー枠なんでしょうか? ただ,外国のクイズ番組(The weakest link,Who Wants to Be a Millionaire?,1 VS. 100,Cash Battle[NZ])なんかを見ていると,みんな本気でやっているように見えて,日本のバラエティ番組みたいにおバカが何人かいてやっているというようなものをほとんど見かけません。 欧米では,"Quiz Show"として確立しているのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- F-Tomato
- ベストアンサー率39% (20/51)
日本のクイズ番組も、一昔前までは海外のものと同じ様な雰囲気でした。回答者は芸人ではなく一般人で、みな受けを狙う事無く真面目に答えていました。 しかし、何事も極めようとする日本人の特性からか、回答者はどんどんクイズのプロと化していきました。各有名大学にはクイズ研究会なるサークルが出来、その部員達がクイズ番組を席巻し始めたのです。彼等は過去問の研究、豊富な雑学の吸収、問題の先読み技術の習得にしのぎを削りました。 これに対応すべく、クイズ番組の問題はどんどん難しくなり、それでもプロ化した回答者は、問題を聞き切る前に回答し、正解するという神業を披露しました。 これがエスカレートしてくると、視聴者は面白くありません。ただでさえ問題は難しくさっぱり分からないのに、回答者は速攻で(問題を言い終わる前に)答えてしまうのです。これでは視聴者には考える楽しみはありません。 初めはそんな神業を見るのも楽しかったですが、次第に飽きられてしまい、それは視聴率の低下に繋がりました。 結果、現在の様に、一般の視聴者にも考えられるレベルの出題をし、あえてバカな答えをする芸人を配して笑いを取る様なクイズ番組が生まれたのです。