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”逃げる”と”勇気ある撤退”の違いって?
タイトル通りです。 逃げることと、勇気ある撤退をすること、この二つの違いは何だと思いますか?正しい答えはないと思います。みなさんの持論を聞かせてください。一言でも良いのでたくさんの人からコメント欲しいです。
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こんばんは。 これは評価の仕方によって同じ出来事でも異なると考えられます。 戦国武将の織田信長が、元亀元年(1570年)4月、越前の朝倉軍を攻撃すべく出陣しますが、後方に浅井軍が迫り、挟み撃ちの状態となって、急いで陣を払い逃げ帰っています。 京都に戻った時には数十人の家臣しか残らず、結果的には敵前逃亡です。この逃亡で、徳川家康はおいてきぼりをくらい、命からがら逃げでしています。ここには、戦国武将のプライドも恥も何もありません。 これを逃亡か、勇気ある撤退かを評価するところでは研究者でも別れています。 家臣を見殺しにしても自分一人が生き延びれば良いのか、勇気を出して撤退して立て直すのが正しいのかということですが、結果的には織田信長は立て直してその後、浅井・朝倉軍を倒しています。 その場では逃げるのが最良の判断で、後になって勇気ある撤退という理由付けとも考えられます。 簡単に白か黒かを区別つけられるものではないですね。
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- e-toshi54
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他の方の意見にも同じようなものがありますが、第三者の評価(或いは意見)でしかないと思います。そして、歴史的事件なら、後世、その時代により変化するかも知れません。 純粋に個人的な事例(やくざに喧嘩を売られたなど)で、第三者もいないような場合、自分自身の評価で充分です。負け惜しみなら、それはそれでいいでしょう。お互い人間ですから。
お礼
第三者がたくさんいて、その大勢の人が「逃げ」だと言い、自分は「勇気ある撤退」だと思う時があったら、どう考えますか?単に皆に評価されなかったんだなーと思うか、やっぱりそんなに多くの人が逃げだって言うんだから自分は逃げてるのかも…と思いますか?ちなみに大勢の人は世間のことで、自分のことを知っている人ではないとします。それから、自分の親しい人たちの間では、意見がまっぷたつ状態とします。ご回答ありがとうございました。
周囲の人間は『逃げた』と言い、本人は『勇気ある撤退だ』という。それだけのことです。 ある人は、『このコップには水が半分しか入っていない』と言い、又ある人は、『このコップには水が半分しか入っていない』と言う。同じことでも見方によって変わるということです。 本人が、自分で『逃げた』と思ったら自己嫌悪に陥る人もいるでしょうが、私は『逃げられるなら逃げれば良い。正当化する口実なんて後から幾らでも付いてくる。』と思っています。『勇気ある撤退だ』もその一つです。
お礼
すごい。本当ですね。単にものの見方が違うだけなのに、どうして人は「あの人は逃げてる」とか言うんでしょうね?言う人に限ってコップの水はもう半分しかないタイプだったりして。そしてその見方をネガティブだと批判されたら怒りそう。 ところでふと思ったんですけど、「正当化する」って言ったら本当は間違っていることをしてたのに正しいことのように理由をつけることだと思いますけど、「本当に正しいことだったと後から証明する、説明する」ことも、人によっては「正当化」なのかもしれませんね。 【逃げ】と【勇気ある撤退】、【正当化】と【後から正しいことだったと証明、説明すること】、やっぱり正しい答えはないんだなあ。ご回答ありがとうございました。
補足
コップには水が半分しか入っていない と コップには水が半分も入っている ですよね、多分。
- Pers
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逃げるはただ単に辛いか恐ろしいかで逃げる、勇気ある撤退は続けたい誘惑はあるが続ける事による損害を冷静に考えて止める事で損害を最小限にする事だと思います。
お礼
なるほど。でも、単に逃げる人でも、「自分は本当は逃げたくないんだ、まだ闘いたいんだ、でも怖い、しんどい、苦しい、続けたいけど辛い、もうダメだー」って逃げるのかと思うんですけど、そういうのはどっちになるんでしょうね?ご回答ありがとうございました。
- blazin
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逃避するのはそのまま今を放り出して終わるイメージじゃない? それに対して勇気ある撤退や避難は。今向かい合う事は自分にとってプラスにはならない。そのまま受け止めても自分を持ち崩す事が目に見えてると。それが判っているから。 だからこそ敢えて壊れる前に一回後ろに下がって、脇にずれて。 自分を立て直す時間を大切にすると。 そして改めて体勢を整えて。丁寧に現実に向かい合う。 いずれきちんと向かい合う事を前提にした退却。 それは今だけを切り取らずに前向きな選択として受け止められる。 後ろに下がる事もマイナスにならない。いずれプラスにしたいからこそ下がると。その違いは大きいよね☆
お礼
自分がそれまで努力して来た何かが、実はそんなに重要なことじゃなかった、と本気で思ってそれを辞めた場合でも、(もちろん重要性を感じなくなったので再チャレンジはしない)他人から見たらもう一度チャレンジしないのだから逃げたってことになるんでしょうかねー。正しいかどうかは別として、書いていただいたように“イメージ”ではとりあえずそうなるのかも。ご回答ありがとうございました!
お礼
簡単に白黒つけられるものじゃない、これすごく納得しました。確かにそうですよね。そんなの評価する誰かの主観ですよね。皆が逃げるんだ、と思っても、単にその意見の人が多数ってだけだし、自分が勇気ある撤退だと思えば、その人にとっては勇気ある撤退なのかも…。理由の後付けっていうのも、面白いご意見でした。ご回答ありがとうございました。