- ベストアンサー
学生の間に何か資格を。
こんにちわです。 就職活動してまして、先日内定の通知を頂きました。 で、これから卒業するまでに何か資格と取りたいって思ったんですが、今後のために何を取ればいいのか分からないので、質問した次第です。 大学では機械系を勉強してまして、その会社では加工や設計をやる事になってるんですけど(勿論入ってみないと分かりませんけど)、加工や設計だとどのような資格を取っておくといいのでしょうか? パソコンも大学とかでよく使ってますので、パソコン関係の資格もいいな~と思ってます。 今はそういった関係の資格は何も持っていません・・。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
将来のキャリアパス 日本の企業内の技術者は、30歳前後に中堅技術者になった時点で ・高度な公的資格(弁理士、中小企業診断士、情報処理高度資格のいづれか、特級ボイラー、ボイラータービン主任技術者、公害防止、計量士等、ISO主任審査員等)をもっているか ・学位を持っているか ・発明、特許があるか ・ベンチャープロジェクトを立ち上げて成功させる能力があるか(各種経営能力) ・技術士(2次試験合格)の称号があるか ・MBA留学歴(国内MBAは除く) のいづれかであれば、高級エンジニアとして企業内や一般社会から評価が得られます。 ご存知のように資格だけである程度の地位(就職・転職の自由)と収入が保証されるのは医師、弁護士、公認会計士、弁理士、工学博士だけです。 営業努力や体力が必要ですが開業してある程度食べていける資格は司法書士、税理士、社労士です。 独立開業しても相当な売り物や相当なコネがなければ食えない資格は技術士、中小企業診断士、各種高度情報処理技術者です。 その他の資格は、企業の中で定年までずっと勤めているのであればそこそこの地位が保証される資格です。会社の外で開業しようとしても役に立ちません。 日本においては技術者は博士を取るか、画期的な発明をして博士を取るかしないと評価されず、報酬は文系とは比べ物にならないほど低いです。 自分のキャリアパスを作るのに工学教育を受けた4年間を捨ててしまうのは無駄ですが、食べられる資格に挑戦されることも選択肢の一つと思います。 質問への回答 加工や設計だとどのような資格を取っておくといいのでしょうか? 技術士補(機械部門)をお勧めします。機械工学の体系的な整理が出来ますし、ハクがつきます。 熱管理士(工場運営に有用)、熱処理や排水があるので公害防止管理者(騒音、粉塵、大気、水質)、ボイラー、衛生管理者などは必要でしょうが、会社で金を出してくれることが多いです。(でもまじめに働いていると仕事に追われて取る暇がなくなりますが) パソコン関係の資格 基本情報処理、初級シスアドだけでは「パソコン使えるんだね」というだけなので、ネットワークやデータベースなどが取れればと思います。 資格の紹介 技術士補、技術士、総合監理技術士 学歴(大学、大学院卒)は公的な証明ですが、今後は工学系の教育内容を第三者が認定する方向で進んでいます(JABEE) http://www.jabee.org/ 今までは漠然と大学間の格差があり、勉強しなくても工学士の称号が与えられることもありました。 今後はJABEE認定の学科卒ならば学士の称号は第3者によって公的に適正だったと認められますが、それ以外の大学は格差がつくことになります。 日本以外ではPE(ProfessionalEngineer)といった技術者の能力を公的に証明するものがありますし、強電であれば電気主任技術者1種、建築なら1級建築士が技術力の証明になります。しかし機械系ではボイラー技士とか自動車整備など技能系の資格しか公的なものがありません。土木系も現場作業関連の資格は豊富ですが、高級技術者向けの資格はありません。 そこで公的に大学卒レベルの工学知識があることを認定するのが技術士補です。今後の若手工学系技術者はJABEE認定コース終了か、高度資格を持っているか、技術士1次試験に合格していることが求められると思います。 毎日2時間づつ1年間勉強すれば取れます。 (受験資格として実務経歴は必要ありません) 大学院卒であれば科目免除があります。なお今年の受験申し込みは終了してしまいました。 技術士補として数年の実務経験(高度で専門的な科学技術の応用に限る)を得てその内容が認められれば技術士となります。(機械、電気、建設など20部門あり) さらに企業経営、リスク、安全、環境、モラルなどを総合してその部門の技術を管理できる能力があると認められると総合監理技術士になります。(学卒後最短で5年ですが標準的には30-40歳で取得しています) 日本技術士会 http://www.engineer.or.jp/index エネルギ-管理士(熱) 熱力学などをやってきたのであればエネルギ-管理士に挑戦されてはいかがでしょうか? ちなみに合格レベルは大学卒業後工場等で実務で機器を知り、毎日2時間づつ1年間勉強すれば取れます。20代で取る資格です。 (受験資格として実務経歴は必要ありません) MBA 総合的な経営能力を身に付けるプログラムなので、コンサルタント、創業、社内ベンチャーなどでは有効な資格です。20代で取ると望ましい資格です 全日制で2年間かかります。 中小企業診断士 通産省の公的資格でMBA相当です。中小企業大学で全日制1年間、もしくは受験予備校へ2年間週3回3時間ずつ通学が必要です。30歳前半で取ると望ましい資格です http://inst.jasmec.go.jp/tokyo/training/shindan/shindan.html TOEIC 700点以上あれば多少の考慮に入れてもらえます。(日常業務を任せてもらえます。) 840点以上あれば外資系では管理者候補として検討してもらえます。 早ければ早いほど良い資格です。 プロジェクトマネージャ 情報処理技術者としてのPMとアメリカのPM協会が実施しているもの、日本のPMが数年前に始めたものの3種類があります。 情報処理のPMはソフト開発を前提としています。その他のPMはあらゆるプロジェクト(建設、研究、新製品開発から戦争遂行まで)を対象としており、今日ではプロジェクトをいかに上手く管理するかで成否が決まるといわれています。 日本のプロジェクトでは、偉い人、その業務に精通した人(長くいる人)がプロジェクトを管理することが多いですが、論理的な判断、人の使い方、リスクの抽出と管理などは専門家に及びません。 日本以外では日本でいう部長クラスの技術者としての待遇を受けます。 ある固有技術を追求したい人には向きませんが、総合的に技術を管理したい人には必須です。 アメリカのPM取得には講習会の受講と数年の実務経験が要ります。(試験は国内で日本語で受験できます) 情報処理のPMの受験資格はありませんが、記述式答案で自分の実務経験に沿って記述を求められます。 30代で取得できればベストでしょう。 PMP試験 http://www.enaa.or.jp/JPMF/pmp_exam/exam_int/pmp_exam_int.htm 情報処理試験センター http://www.jitec.jp/ PM資格認定センター http://www.pmcc.or.jp/ 弁理士 大学を留年したり、会社を辞めて取る人が多い資格で、1日12時間2年間勉強しないと取れないそうです。(司法試験よりは易しい?) 企業に勤めながらでは取得は困難です。 その道に行く気があれば卒論をほったらかしても始める意味はあります。 会計士、税理士、弁護士 学歴がいるので工学部では難しいと思いますが、法文系に学士入学するというのも考えられます。
その他の回答 (2)
- TomStanton
- ベストアンサー率40% (188/468)
仕事で使う資格で簡単に取得できるものならば、就職後に会社の補助つきで勉強できると思います。今は自由に使える時間があるのですから、難しいけど必ず重宝される資格を取得するために勉強をしておくと良いと思います。学生時代に基礎を勉強しておけば、就職後の余暇に応用力を養って受験→合格→資格取得は充分に可能です。でも就職した後で、日常の仕事をこなしながら基礎から新しいことを学び始めるのはなかなか大変ですよ。 その点で、maruryuさんが挙げた弁理士はとても良いです。これからますます弁理士の需要が増えていきますね。 あとはパソコン、設計というキーワードで考えればCADでしょうか? 形だけの資格というよりは経験とセンスが重視されます。
お礼
ありがとうございます。 遅くなってしまって申し訳ないです。 難しい資格のための勉強ですか~。なるほど。 今やっておくと楽かも知れませんね。 CADは学校でやっていたので、CAD利用技術者の資格、考えます。
- maruryu
- ベストアンサー率0% (0/4)
弁理士はどうでしょう?短期間ではとれないけど、 将来的にはかなり役立つし、理工系出身の特許関係の 人は多いそうです。
お礼
遅くなってしまって申し訳ないです。 ありがとうございました。 弁理士は調べてみましたが、相当勉強しなければならないようですね。
お礼
すごく長い文章、ありがとうございます。 遅くなってしまってすみません。 難しいものが多いですね・・。 じっくり考えて頑張ります。