血液型の誤判定にはどのようなものがあるのでしょうか?
血液型の誤判定にはどのようなものがあるのでしょうか?
先日こちらで昔の血液型判定について質問させていただいた者です。
こちらに寄せられていた質問のペーパー法の誤判定の危険性を読み、この方法で判定された血液型を果たして信頼しても良いのかを考えていたのですが、どうやら正しい判定も出せるようだということは分かりました。
しかし、ここで「誤判定」と言われているものにはどのようなものがあるのかが妙に気になりだしてしまいました。素人の私ですが、ヒトの赤血球上にある抗原や、そのヒトが持っていない抗原に反応し、凝集させる抗体があるということは知ることができたので、オモテ検査ではA型の人の血球は判定用抗A血清で凝集し、ウラ検査でその人の血清は判定用B型血球を凝集させるということは分かりました。そして、この2つの結果がこのように一致してはじめてその人の血液型を正しく判定することができるということもまた調べて分かりました。
このように規則正しく抗原と抗体を持っていて規則正しく反応するのが原則なのにもかかわらず、何故誤判定を引き起こすのかが気になるのです。ペーパー法での誤判定とはどのようなものなのでしょうか?
紙の吸収で混和不十分となり、赤血球と血清の比率が不適切になるためにA型がB型と判定されるのか、O型がB型と判定されるのか、またはこれらの逆になるのかが特に気になります。それとも紙上判定での表裏の不一致で誤判定が起こるのか、あるいは紙の上で判定すると表裏を施行しても亜型や後天的な変化を見分けることができなくなってしまうのでしょうか?
前にもまして文が長くなってしまい申し訳ありませんが、気になったことはどんなに専門的なことでも徹底的に調べないと落ち着かないというどうしようもなく損な性分なのでどうか御容赦ください。