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助手席っていう言い方、おかしくない?
助手席っていう言い方、おかしくない? 運転手の隣の席をどうして「助手席」って言うの。 運転する人を「help」するわけでも「assist」するわけでもないのに。 カーナビを見たり、ロードマップを調べたりして、助けてくれる場合がないでもないのですが。 英語では「suicide seat」(自殺席)ですよ。怖い。
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車の黎明期を調べて下さい。 「運転者の横に座り車両の接近を知らせる」 これは車の危険性そのものが分らない人々が多かったので、道行く歩行者に注意を喚起しながら走行したのです。 「エンジンを始動する」 車にセルモーターの様な便利な装置が無かったので、助手がクランク棒を使ってエンジンを掛けていたのです。 「助手用の皮手袋がある」 運転操作以外の色々な作業があったので、車両には「皮手袋」が常備されていました。 「皮手袋」=グローブです。 ですから現在も「グローブボックス」と名前が残ってます。 現在の様に建物の中からエンジンを始動し一人で乗りこみ、危険を察知したら警音器を鳴らすと言った車ではなかったのです。 車を動かすには「運転者」「助手」。 この二人がいて初めて車が動かせたのです。 http://waterplanet.homeunix.net/~ohno/car-history/car-history102.html ココのレッドフラッグ法も参考にして下さい。
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- LN-TF
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これは、日本独自の唱え方です。 戦前位迄はタキシー(今で云うタクシー)には、運転手と助手とが乗って居ました。 助手は、例えばバックをする時に降りて誘導をしました。(今でもバックオーライなんてやって貰う事がありますね。あれです)お客さんの乗り降りの手助けやお客さんの荷物の積み下ろし等も行いました。 戦争がはぢまる少し前位から段々その制度はなくなりました。 助手は運転手の隣に座っていたからです。 そういえば、乗合自動車なんて云っていた頃のバスには車掌さんがいて切符を切ったり、バックの時には降りて笛を吹き乍誘導していたものですが、今では「ワンマン」とかで車掌がいるバスはまず見掛けません。 (観光バスのガイドは話が別)車掌さんも似たようの事をしていた訳です。(切符を扱うかどうかは兎も角として)
お礼
「わたしは東京の、バス~ガール」…。昔なつかしい歌ですね。 ヘンリー・ミラーの研究家が(日本人ですよ)「ミラーは若いころ、バスの車掌をしていた」と書き、恥ずかしい思いをしたことがありました。「bus boy」の誤訳です。アメリカ国内を走るバスにはバスガールとか、バスボーイなどという人は乗っていません。これは「レストランなどで食べ終わった食器類をテーブルから下げたり、皿洗いをする人」の意味です。 トランペット奏者の日野皓正さんも、ぼくも渡米してすぐは、バスボーイをやりました、と言っています。 話が(最初から)それてしまいましたが、お礼をまず申し上げるのが筋でした。 ありがとうございました。
馬車時代には御者席とは別に客室は箱の中にあったりしたわけなので、初期の自動車も前席は運転手の領域とみなされたのでは。 実際、昔の車には運転席がガラスで分けられていたり、客室は屋根付で運転席はオープンというつくりのも在りますよね。 60年代ぐらいまではトラックといえば助手が乗るのが普通だったように思います。助手は荷物の積み下ろしや誘導だけではなくて運転手見習い(訓練生)を兼ねていたケースも多かったです。 カーナビ、自販機はもちろんですが、道路の案内標識も、側溝の蓋もあまり無かった時代ですから助手のする事はけっこうあったと思います。 というわけで、自動車の運転がもっと専門的資格であった時代の名残ではないでしょうか。 今時は助手席などとは言わずに前席と言うのでは?
お礼
ご回答ありがとうございました。 お礼が遅れました。お詫びします。 そうそう、そういえば、アメリカで暮らしていたとき、タクシーの運転席と客席の間には仕切りがあり、小さなガラス窓を通して料金を払ったことを思い出しました。 でも、中には、「お客さん、前の席に座らない? 日本のこと、教えてよ」と促してくれる運転手もいました。これは韓国から朴政権に迫害されて「亡命」してきた人で、元大学教授と言っていました。懐かしい。いまは「前席」と言うのですか。勉強になりました。
- pasocom
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参考に。 「どうして助手席って言うの?」 http://homepage2.nifty.com/osiete/s480.htm
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 お礼が遅れまして、失礼いたしました。 私だけが疑問に思っていたらしいこと、 世間の一部では、とうの昔から話題になっていたのですね。 知らないことは恥ずかしいこと、ではなく、知ろうとしないことが恥ずかしいこと。 なんて、都合のいい方に考えています。
補足
大変、すばらしい回答が、即座に4人の方から寄せられました。 どれをベストアンサーに決めようか、迷いに迷いました。 一つに絞れ、といわれても困るのです。世の中には出来ることと、出来ないことがあります。 結局、一つだけを選ぶとほかの方に申し訳なく、今回はベストアンサーを「保留」することにしました。どうかあしからずご了承ください。 重ねてお礼を申し上げます。
お礼
ご回答に感謝いたします。お礼が遅れましたこと、ひらにご容赦ください。 大変参考になりました。 今度、だれかに「車の黎明期のこと、知っているか」と自慢してみようかな。 それにしても英語のグラブ(glove)が、どうして「グローブ」になっちゃったのかな。