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連絡を取り次ぐときは敬語と語尾の用法
皆様、初めまして、素敵な日本語を胸一杯に吸いこんでまいりたいと思いましたGenling(中国)と申しますが…^ー^…どうぞ宜しくお願い申し上げます。 質問ですが、ビジネス世界では、連絡をしてきた人と自分と連絡を伝える相手、という三者が絡む際には、日本語敬語の用法に迷ってしまったことがしばしば起こったと痛感しました。それで、文章や談話中で、一続きの言葉の終わりの部分であり、語尾の用法にも結構迷ってしまいそうでしたので、そのあたりの知識を皆様のお知恵をちょっと拝借できませんでしょうか?催促するようで申し訳ございませんが、お教えくださいますと、とても助かります。 質問は以上ですが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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- hero-archy
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再びお答えします。 >もしくは:かしこまりました。社長が戻りましたら、さよう伝えておきますので、よろしいでしょうか… これでもいいと思います。(4)と同じように、「伝えます」で切らずに、続けることで、敬意の少ない感じを避けています。ただ、「よろしいでしょうか」とわざわざ許可を求めるのは少し変です。 「……さよう伝えまして、社長より指示を受けたいと存じます」 とか何とか、その場合によって、言い方を考えるのがいいと思います。要するに、最後が「~存じます」「~いたします」がつくようにくふうすれば、お客さんに対し丁重に表現できますね。 > 例:社長、Aがミーティングを終えてこれから戻ると申しておりました。 これはOKです。「申して」は、Aを私の側の人間と考えた謙譲語です。「おります」は、私から社長への敬意を示す丁重語(謙譲語の一種)です。 > 例:Aさん、四時までにデータを提出するようにと、社長がおっしゃっていました。 これもOKです。この場合も社長に尊敬表現を使えば十分です。「おっしゃっている」は社長に対する尊敬語です(「いる」の部分に尊敬語がないと感じる人もいますが、「おっしゃっていらっしゃいました」では長すぎますね)。 上記の場合はAさんが同僚だから簡単ですが、上司のB部長を含む場合は複雑です。 (5)部長、この書類を社長に差し上げてくださいますか。 (6)部長、この書類を社長にお渡しくださいますか。 (5)では、「差し上げる」によって社長への敬意は表せますが、部長を低めることになってしまいます。そこで、「~てくださる」によって部長への敬意を表します(二方面敬語と言います)。 (6)では、「お渡しくださる」によって部長への敬意は表せますが、社長への敬意が表せません。 敬語の本では(5)がいいと書いてありますが、実際には(6)が多いのではないでしょうか。私も(6)がスマートだと思います。
- hero-archy
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ちょっとご質問の意味がよくわからないのですが、たとえば、こういうことでしょうか。 「お客さんが、私(自分)に、社長への伝言を頼んだ。そこで、私は『分かりました』と言いたい。その時、どう言えばいいか?」 この場合、 (1)「かしこまりました。社長にお伝えいたします」 と言うと、お客さんの前で自分の社長を尊敬するようで、おかしい。でも、 (2)「かしこまりました。社長に伝えます」 では、お客さんへの敬語が不足しているような気がする。そこで、 (3)「かしこまりました。社長に伝えさせていただきます」 と言う人もいます。このうち、どれが最も望ましいでしょうか。 私の考えでは、(2)です。(1)は論外だし、(3)も無意味に長ったらしくなります。でも、(2)がぶっきらぼうな感じがするのはたしかです。 そこで、いろいろとごまかし方を考えます。たとえば、 (4)「かしこまりました。この件は社長に伝えまして、それから私のほうでもきちんと確認をしておきたいと存じます……」 というように、話を自分のことに戻す手もあると思います。 このような話で、いかがでしょうか。
お礼
お忙しい中を丁寧なご回答どうもありごどうございました。 そして、日本語の敬語などの用法に興味がある素人の私(上海出身の中国人女性)ですが。 教えて下さった範例をもとにして以下のように纏めてきておりましたが、 ご都合のよさそうな時にご回答いただきますと、とてもたずかります。 (1)上司←自分←取引先(範例) 女性らしい使い方では、ご回答したとおり(4)のほうがよさそうだとなるのでしょうか? もしくは:かしこまりました。社長が戻りましたら、さよう伝えておきますので、よろしいでしょうか… と言ったほうが望ましいでしょうか。 また、他のパタンーでは、以下のように使われているのでしょうか。 (2)上司←自分←同僚(Aさん) 例:社長、Aがミーティングを終えてこれから戻るともしておりました。 (3)同僚(Aさん)←自分←社長 例:Aさん、四時までにデータを提出するようにと、社長がおっしゃっていました。 … 恐れ入りますが、お手すきの時にご指導を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ご多忙中、どうも有りがどうございました~♪
補足
たびたび恐れ入ります。 教えてくださった範例をもとにして理解していただきますと、 以下のような使用例が使えますでしょうか。 「はい、かしこまりました。……ということですね。 確かに承りました。社長が戻りましたら、その旨申し伝えます…」 と分かりやすくコミュニケートすることが大事でしたでしょうか。 ご都合のよい時に、ご指導を賜りますよう、 どうぞよろしくお願い申し上げます。 お忙しい中、お時間をいただきまして、 どうも有りがどうございました。
お礼
再びご丁寧なご回答をいただきまして、 心より厚くお礼申し上げます…笑… そうですね、本から学ぶより実際で使っているうちに、 自然に身についてくるものであるようと、私もそう感じていました。 大切なお時間を割いていただきまして、 本当にどうもありがどうございました。 そして、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。