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ジェンダーに対する考え方と支持政党(思想)の関係

最近、ジェンダーという言葉(特にジェンダー・フリー)興味を抱いていろいろなサイトを検索して閲覧しています。 ただ気になるのが、過激な主張をしているサイトに社民党・共産党との関係が見え隠れしたり、逆にジェンダー・フリーに対して真っ向から対決しているサイトには国粋主義を感じさせる言葉がチラホラ出てきたりしています。 社会や生活に深く関わるジェンダーというものに対して、何故、思想や支持政党の違いでこんなに考え方が違うのでしょうか。

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回答No.1

 保守主義は、伝統・文化を守る立場です。よって、日本のような男尊女卑的な伝統を持った国では、自動的に保守思想とフェミニズムが相容れないものとなるのです。夫婦別姓で邪魔をした政党が保守政党であった事実を見れば分かると思います。  左翼系、革新系は、その逆ですので、結果としてそういうことになるのです。  右翼や極右というのは、基本的には戦前の国家体制への回帰を標榜する勢力です。戦前の日本は、姦通罪をはじめ、家制度など男尊女卑的な国家でありましたので、当然ながらフェミニズムには憎悪を燃やす勢力となります。  数年前の女性会議で、イスラム圏の国の代表者(女性)が、欧米流の価値観を押し付けるな、と発言する一幕がありました。逆に、欧米の代表者は、私の記憶では、女性は伝統と戦う事によって権利を獲得してきた、と主張していたように思います。とても分かりやすい例だと思います。  そもそも、ジェンダーという考え方そのものも思想の一つですし、右翼思想も左翼思想も、一定の理念に基づいて社会を変えようとするものでありますので、関連があって当然だと思いますよ。

pvp72350
質問者

お礼

ありがとうございました。 なるほど、そういう経緯があったのですね。 私の家は伝統文化を担う家ですので、伝統とジェンダー・フリーについてをよく考えるのですが、どうも難しいようですね。

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