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南極でルクセンブルグほどの面積の氷が裂けた。

南極でルクセンブルグほどの面積の氷が裂けた。 昨日、アメリカ人の友人から南極の氷が裂けた。氷の大きさはルクセンブルグくらいあるらしい・・・。 これは大問題だ。と言ってました。 今日、自宅に帰ってきて各新聞社のサイトを見てみたのですが、どこのサイトでもこの記事を見つけることができませんでした。 英語サイトではこの記事を見つけられました。 http://www.timesonline.co.uk/tol/news/environment/article7042428.ece#cid=OTC-RSS&attr=2015164   ○ルクセンブルグほどの面積の氷が裂けるというのは大問題なのでしょうか? ○この程度の事はしょっちゅうあるものでしょうか? ○チリの大地震とも関係あるのでしょうか? ○なぜ、日本のメディアはこの出来事を報道しないのでしょうか? わかるかたよろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.6

川の水が河口から海に流れ出るのと同様の、ごく当たり前の自然現象で騒ぎ立てる必要はありません。 南極とグリーンランドの氷床は氷河と同様で、降り積もった雪が氷となり、きわめてゆっくりと低い所へ流れて、最後に海に出て、割れて氷山となります。 南極半島周辺の氷床が融けていると、よくマスコミで騒がれますが、そこ以外の大部分では氷床の量は変わらないか、わずかに増えています。南極全体では氷床はわずかしか減っていなくて、海面上昇への影響も、海水の熱膨張や山岳氷河の減少と比べてわずかです。 南極全体の気温は横ばいで上昇していません。南極周辺の海氷は北極海の海氷の減少速度の半分の速度で増えています。 チリの地震と氷が裂けることは全く無関係です。チリの大地震は日本の海溝周辺で生じる大地震と同様にプレート境界面でプレートの端が一気にずれることによって起こります。 温暖化は1900年代後半の、8000年ぶりという極めて活発な太陽活動による自然現象です。過去400年で見ても1900年代後半の太陽活動は最も活発です。太陽活動の気温への影響のタイムラグ(時間的遅れ)は15年位であり、太陽活動の低下の影響は2015年頃から出てきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%A4%89%E5%8B%95 太陽変動 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Sunspot_Numbers.png 400年間の太陽黒点数の推移 20世紀の太陽活動の変化による光の強さの変化は0.2%ですが、0.3度前後の温度上昇をもたらします。過去100年の温度上昇は0.7度ですから、これだけでも半分近くを占めます。 http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat009j/pdf/mat009j.pdf 元気象研究所所長 柳原一夫氏の報告 す。 また、太陽活動が活発になると、太陽風速度が高まり、大気圏に入ってくる宇宙線が減少して、雲の核が減少し、雲による日射の遮りと反射が減って、地表まで届く日射が多くなりますから気温が高くなります。 これがスベンスマルク説で、IPCCは検討したが十分な証拠がなかったという理由で取り入れていませんが、宇宙線強度と下層雲の量、太陽活動と9000~6000年前のオマーンのモンスーン(降水量)、過去6億年の宇宙線強度と温度には明瞭な相関があり、天文学的要因が気候に大きな影響を与えています。 http://stesun5.stelab.nagoya-u.ac.jp/study/sub8.htm  太陽風速度、宇宙線が気温に影響を与えるメカニズム  アルプスの氷河は太陽活動が活発な時期に後退し、極小期に前進することを繰り返しています。 http://akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/Entry/37  http://www.envi.osakafu-u.ac.jp/atmenv/aono/CliHis.html 太陽活動が不活発だった極小期はいずれも寒冷な気候 http://www.mission-k.net/globalwarming/cosmicray/cosmicray.html  オマーンのモンスーン(降水量の指標)と太陽活動に非常に密接な相関 http://file.akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/43b86032.jpg 過去6億年の宇宙線強度と海水温に密接な関係 1896年にアレニウスは炭酸ガス濃度が2倍になると気温が5~6度上昇すると主張しました。1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルが、1900年頃に実験で炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにし、温暖化炭酸ガス原因説を既に論破しています。 当時の炭酸ガス濃度でも既に炭酸ガスによる赤外線の吸収は飽和していて、それ以上に濃度を高めても吸収は増えず、温室効果も高まらないということです。 温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガスには温室効果があり、現状よりも濃度が高くなると、炭酸ガスによる地表からの放射の吸収が増えて、地球から宇宙に出て行く放射が減少するから、温度が上昇すると説明されています。  しかし、炭酸ガスに温室効果がある所までは合っていますが、その後の部分は間違っています。炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な波長15μmの赤外線をものすごく強く吸収します。わずか1mで9割以上、10mでは100%吸収します。 http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱の赤外線吸収率(Petty)  現在の炭酸ガス濃度は390ppmですから、わずか百分の1の3.9ppmしかなくても、波長15μmの地球放射は1000mの高さまでで全部吸収されてしまいます。ということは、温室効果の大きさはゼロと3.9ppmの間には明らかな差がありますが、3.9ppmと産業革命前の濃度280ppmとの間、390ppmと2倍の780ppmの間に温室効果の差はありません。 実際に炭酸ガスが吸収できる15μmの波長では、地球放射と同じ大きさの大気放射が観測されていて、地表から上向きに出た地球放射はすべて炭酸ガスに吸収され、周囲の空気を暖めることなく、再放射されて大気放射として地表に戻っています。 http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke03.html 近藤純正先生のHPの図 3.5 15μmの波長では炭酸ガスに吸収されずに宇宙まで出て行っている地球放射は全くありませんから、炭酸ガスの濃度が高くなっても、炭酸ガスによる吸収は増えませんし、温室効果も増しません。炭酸ガスはすでに温室効果を100%発揮済みであり、これ以上の温室効果は発揮できません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Atmospheric_Transmission_JA.png 大気通過後の放射スペクトル分布 水蒸気と炭酸ガスの吸収波長の地球放射は宇宙まで出て行けない。 炭酸ガスよりもはるかに広い吸収波長域を持つ水蒸気も吸収可能な波長の赤外線を全て吸収し、同じ大きさの大気放射として地表に戻していますから、現在以上に水蒸気濃度が高くなっても、温室効果は増大しません。 平たく言うと、15μmの炭酸ガスの吸収波長と水蒸気の吸収波長域では、地表からの地球放射と大気から地表に向かう大気放射が同じ値であるため、放射冷却は全く生じません。 大気の窓領域の放射をふさいだ場合(対流圏オゾンの増加)のみ、温室効果が増大します。 炭酸ガス濃度が増すと、15μmの吸収波長域が長波長側と短波長側に広がるから、温室効果が高まるとの主張(地球温暖化懐疑論批判、地球温暖化懐疑論へのコメントVer.3)がありますが、それは水蒸気が存在しない架空の世界での話で、実際の空気には炭酸ガスの50倍近い水蒸気が含まれていて、広がるはずの波長域と吸収波長が重なっています。従って、広がるはずの波長域は水蒸気によって既に吸収されてしまっていますから、炭酸ガス濃度が増しても温室効果は高まりません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Atmospheric_Transmission_JA.png 大気通過後の放射スペクトル分布 炭酸ガスに一度吸収された地球放射は半分が上向きに再放射され、炭酸ガス濃度が増すと、吸収と再放射を繰り返して宇宙へ出て行く距離が増すから温室効果が高まるとの主張がありますが、地表では15μmについて上向き地球放射と同じ大きさの下向き大気放射が観測されています。 従って、炭酸ガスが吸収して上向きに再放射した分は吸収と再放射を繰り返し、結局、全部下向きになって地表に戻ったことになります。15μmの地球放射と大気放射の差引はゼロで、宇宙に出て行く放射はありませんから、上記の主張は誤りであることがわかります。 熱収支図でも大気の窓領域から直接宇宙に出る放射40を除く地球放射350 のうち、半分の175を圧倒的に超える324が地表に大気放射として戻っていますから、水蒸気と炭酸ガスの両方の温室効果の場合でも、水蒸気と炭酸ガスによる地球放射の吸収後の再放射の半分が上向きで吸収と再放射を繰り返しながら宇宙に出て行くというストーリーが誤りであるのは明らかです。 350と324の差の26は大気の窓領域の放射が曇天時などに黒体としてふるまう雲に吸収されて雲を暖め、地表に戻らずに雲の上面から宇宙に向けて黒体放射した分と考えられます。 大気の窓領域関係分の40+26は水蒸気も炭酸ガスも吸収できない波長ですから、水蒸気と炭酸ガスの濃度が高くなっても数値は変化しません。 熱収支図で見ても炭酸ガス濃度の上昇や水蒸気濃度の上昇によって数値が変化する箇所はなく、温室効果が増大する余地はありません。 成層圏下部の0.1気圧では、わずか1mの空気柱でみると吸収は未飽和でも、実際の成層圏下部の厚みははるかに大きく、数十m、数百mの空気柱で考えると、吸収は飽和していますから、炭酸ガス濃度が高くなっても、温室効果は高まりません。

  • amapipi
  • ベストアンサー率55% (11/20)
回答No.5

普通に起きている事ですね。ちょっと大きめの氷山が出来たと言う事です。 私も地球温暖化CO2原因説、CO2増加人為説を信じて居ました。だから京都議定書からアメリカが脱退した時は憤りを感じたものです。  ですが、今は懐疑派に転向しました。ちょっと本を読みましてね。アル・ゴアの主張には間違い(嘘?)が多すぎますし、環境派のイメージ操作の酷さは目に余ります。NHK・CNNはその尖兵ですね。 そのアメリカ人もCNNとゴアに毒されているんでしょう。 北極・南極の氷が減っている?→NASAの観測では昨年最大を示しており、ここ数年急速に回復。(北極海) 北極熊が絶滅の危機?→増えてます。一時の減少は狩猟に依るもので今は保護され順調に増えてます。 ツバルが水没。→地盤沈下によるものです。映像も大潮の時に撮ったものを使っている。 氷床・氷河の後退。→産業革命以前から始まっている。 まあ、その他の議論は下記映像を見て下さい。環境派の反論を聞いてみたいものです。 ・『地球温暖化=破滅?違う!』 ハイライト/クリストファー・モンクトン http://www.youtube.com/watch?v=HxodmASOF5E ・地球温暖化詐欺 http://www.youtube.com/watch?v=P--pmZpwYEY ・アル・ゴア 『不都合な真実』にある35の科学的間違い(1/2) http://www.youtube.com/watch?v=P2w33s0Ke9Y ・武田邦彦#4 1 http://www.youtube.com/watch?v=pXghmUcfemE ・異常な鼎談 武田邦彦 前編1/3 http://www.youtube.com/watch?v=VAhj_OqTRZs ・地球温暖化CO2犯人説のウソ 1/8 http://www.youtube.com/watch?v=h6xFe6lXu1Y ・地球温暖化の真相とは 1/5 http://www.youtube.com/watch?v=FWSizFSkI_s それぞれ続編があり、見るだけでも大変ですが、これでも一部です。 これを見てもまだ地球温暖化CO2原因説を信じる人は、余程の変人か新興宗教の信奉者だと思うのですよ。そのアメリカ人言ってやって下さい。心配しても御国は京都議定書も批准してないぜー。アメリカ人の石油消費量は一人当たり世界一だぜー。って。www アメリカ人はキリスト教の終末思想には滅法弱いようです。進化論も4割しか信じていない国ですからね。天動説もまだ根強いようです。信じられます?

  • nama777
  • ベストアンサー率26% (183/699)
回答No.4

>この程度の事はしょっちゅうあるものでしょうか? よくニュースに出るラーセンBの棚氷などはしょっちゅう崩落して大量の氷山を流しています。大事なのは流出した氷の総量であって、1個の氷山がたまたま大きかったというのは瑣末な情報です。たとえば例年1平方キロの氷山を100個流していた氷棚が、たまたま氷の割れ方が違って100平方キロの氷山を1個流したとしても影響は同じですね? 南米で体長10mのヘビが見つかりましたみたいなもんで、スペースがあれば報道するが無ければハショるでしょう。 >チリの大地震とも関係あるのでしょうか? 100%関係ありません。南極で棚氷が崩落するのは、内陸から氷の供給があるからです。そもそも、南極で氷が本当に減っているかどうかは定説が無く、逆に増えているとする報告もあるくらいです。数年前のネイチャーによく載ってましたが、温暖化すると水蒸気が増えるので積雪はむしろ増えるという理屈です。氷が確かに減っていると言えるのは北極の話です。グリーンランドがそうですが、規模は南極より全然小さいので影響も少なめです。また北極海氷も減っているが、あれは海に浮かんでいるので溶けても海面高度に影響しません。北極の話と南極の話を混同しないようにして下さい。またきちんとした科学的議論と扇情的なニュース報道も分けて捉えて下さい。

回答No.3

沿岸なら解けても大丈夫です。 南極の氷は年に少しずつ動いており、それがたまたま大きく割れただけです。 これよりも領空外の宇宙汚染のほうが問題ですよ。

RecliningBuddha
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 沿岸部は解けたり裂けたりしているのは知っていましたが、 ルクセンブルグほどの氷がどの程度の出来事なのかよくわかりませんでした。 宇宙汚染とはどのようなものでしょうか?

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.2

最後の質問だけ。 たぶん、今マスコミはチリ地震とオリンピックでそういうネタをやる時間がないからでしょう。 アメリカの友人には、お前らが京都議定書に賛成しないからこうなったんだとでもいってあげましょう。

RecliningBuddha
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 日本のメデイアがまったく報道しないのが不自然ですよね。 友達には言っときますよ・・・。(笑)

  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.1

・大問題かどうかについて、科学的に一致した見解はないと思います。 ・棚氷が避けて流れ出すことはよくあります。2008年にも 405 平方kmの氷が  ウィルキンス棚氷から分離しており、これまでに 2000 平方km が同棚氷  から分離しているそうです。 ・あまり関係ないと思います。 ・わりとしょっちゅうあることだからでしょう。地球温暖化を  声高に叫ぶ勢力にとっては絶好のニュースかもしれませんが、  棚氷が分離すること自体は自然の摂理です。もし分離しないなら  南極の氷が永久に厚くなるか、南極が広がり続けることになります。 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2673093/5017064 http://www.asahi.com/international/update/1126/TKY200911260423.html

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