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真珠について教えてください。
真珠について教えてください。 真珠についての説明書(英文)に、"cultivated naturally"と書かれています。"cultivated"(養殖された)とあるので、「養殖真珠」(「天然真珠」ではなく)だと思っているのですが、"naturally"(自然に?)とは、どのような養殖の仕方を指すのでしょうか。逆に、"naturally"でない養殖にはどのようなものがあるのかも含めて、簡単にご説明いただけると幸いです。よろしくお願い致します。
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下にリンクしたミキモトの英文ウェブページでは, 天然真珠:natural pearl 養殖真珠:cultured pearl と表現しています。学術的な文献をのぞけば,これが世界中でいちばん信頼がおけるものでしょう。おたずねの cultivated naturally は,ぼくの推測でしかありませんが,「合成樹脂の模造真珠ではなく本物」といいたいんじゃないかと思います。たぶん,こういう断りを書くのは,2~3流品でしょう。
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- nakamiti
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回答No6のものです。 もう少し詳しく説明します。 養殖真珠は、有機物で黒くなった部分を過酸化水素水で漂白したり、光や熱を加えて、色調を調整することがあります。 また、染料をつかうこともあります。 こういった、調整をしていないことをnaturallyと表現しているのではないでしょうか。
お礼
さらに詳しいご説明ありがとうございました。そのような調整をすることがあるとは、とても参考になりました。
- nakamiti
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Naturally black とかNaturally goldenと言った表現がありますので、 染色されていない、naturallyな色という事ではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。色のことを述べている可能性もあるというわけですね。わたしのような素人には「白い」としか形容できませんが、なるほど参考になりました。ありがとうございます。
- kagakusuki
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回答番号:ANo.4です。 調べてみた処、養殖真珠の核に貝殻を用いる事は、普通に行われている事の様なので、炭酸カルシウムを核に用いている事をアピールしても、差したるメリットはないかもしれません。 従って、炭酸カルシウムを核に用いている事をアピールするために、"naturally"という言葉を用いている可能性は低いかもしれません。 それから、真珠業界においては、「核」とは、貝の体内に入れる、養殖真珠の元の事を指し、砂粒の様に偶然に入ったものは、核とは呼ばないらしいです。 ですから、天然真珠の場合、真珠層が形成されるきっかけは、貝の体内に偶然入り込んだ異物なのですから、天然真珠には核が無いとみなされる様です。(例え、砂粒が核となっていても、それを核とは呼ばない) そして、養殖真珠の中にも、作る際に核を使わず、貝の外套膜の切片だけを、貝の体内に入れる事で作る、無核真珠というものがあります。 無核真珠は、天然真珠と同様に、核がありません。 お尋ねの"cultivated naturally"は、この事を意味している可能性もあるかもしれません。 後、お尋ねの真珠は、ネックレスに使われているものの様に、穴あけ等の加工がされているのでしょうか。 もし、穴あけや研磨等の、加工が加えられていない場合は、無加工で「自然」な状態である事を表して、"naturally"という言葉を使っている可能性もあると思います。
お礼
調べてくださったとのこと、本当にどうもありがとうございました。わたしは真珠についてほとんど知識がなく、自分で調べてみても説明されている事柄がよく理解できなかったため、とても参考になりました。ちなみに、穴あけ等の加工はされておりません。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
いわゆる養殖真珠とは、アコヤ貝等の真珠貝の体内に、プラスチック等で出来た球を、貝の外套膜と一緒に挿入し、球の表面だけに真珠層を形成させたものです。 これに対して、天然真珠は貝の体内に、砂粒等の異物が偶然入り込み、その異物を核として、真珠層が厚く形成されたものです。 形成される真珠層の厚さが異なるため、天然真珠が出来るまでには何十年もかかるのに対して、養殖真珠は3ヶ月程で真珠層が出来る(但し、乾燥に2年程かかる様です)らしいです。 単なる憶測ですが、御質問の"cultivated naturally"とは、 「真珠を作った貝は養殖で育てたものだが、真珠の出来方は、プラスチック球を入れたものではなく、貝の体内に偶然に入り込んだ異物を核として、自然に出来たものである」 という意味なのかもしれません。 しかし、そんな真珠が出来上がるためには、プラスチック球を入れれば3ヶ月で真珠が採れる貝を、偶然に任せて何十年も飼育し続ける必要がありますから、本当に砂粒を核にしたのでは、採算が取れる筈はありません。 もしかすると、通常の養殖真珠に使われている球よりも、小さな核を使用して、形成された真珠層が表面だけに留まらず、ある程度の厚さを持っている様にしたものなのかもしれません。(真珠層が表面だけではないので、輝きが自然?) 或いは、核の材質を、真珠の主成分と同じ炭酸カルシウム(原料は貝殻か石灰石)としているのかもしれません。 以上は、全て私の憶測です。
お礼
たいへん詳細にご回答くださり、ありがとうございます。たいへん参考になりました。
- gldfish
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特に専門的意味があるのではなく、単に"cultivated"と断言したくなかったから「‘天然風’養殖もの」と記述しただけではないですか。要するに客に向けて作ったコピーですね。 この"naturally"には「真珠貝は海に吊るしてるから餌は餌付けじゃなく天然プランクトンたよ」だとか「天然の幼生を育てたんだよ」だとか、何かしらのメーカーの意図があるのかもしれません。一応ウソにはならないでしょうし。 まぁ日本の製品でもありそうな話ですね。「天然に近い環境で育てました」とか「天然風」とか。
お礼
ご回答ありがとうございます。「単に"cultivated"と断言したくなかったから」というご説明はとても参考になりました。どうもありがとうございました。
- yuyuyunn
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こんにちは 英語には詳しくないですが 自然の海で養殖された、という意味ではないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。なるほど、参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。"naturally"のとらえ方について、たいへん参考になりました。