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今度ビデオカメラを購入しようと思うのですが、裏面照射型CMOSと3CM
今度ビデオカメラを購入しようと思うのですが、裏面照射型CMOSと3CMOSとではどちらが性能が上なのでしょうか? ・・・というと色々、基準がどーだのとかいう方も居るかもしれないので、そういう方以外の素直に答えてくれる方のみおねがいします。 他の機能はまったく同じと考えて裏面照射型CMOSと3CMOSだけを考えた場合、暗いところでの撮影や色など もろもろ どちらが高性能か教えてください。
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はじめまして。 SONYが開発した裏面反射CMOSは他のメーカー関係者が「数年は追いつけない」とボヤくほどの代物です。 最大の長所は暗部撮影のノイズ低減。そして高速転送が可能なので、ハイスピード撮影が可能。 一方短所は落としどころが結構微妙なようで、取り入れる光量が大幅に増大した分暗部撮影のノイズを低減強化の設定にすると、通常撮影で白トビが発生。通常撮影で白トビを抑制し過ぎると、暗部撮影のノイズ低減が今ひとつ、となるようです。 SONYは暗部撮影のノイズ低減を重視。同じCMOSを使用したVICTORの新製品は通常撮影を重視したために、暗部撮影のノイズ低減が今ひとつのようです。 同じCMOSを使用してもメーカーの絵作りの方向性で変わる、との典型的な例です。 3CMOSはパナソニックのお家芸ですが、さすがに裏面反射CMOSには適わないのでレンズの大口径化と改良で大元の光量の増量を図りました。従来機よりは大幅に暗部ノイズ低減に成功しましたが、あくまでも自社比較で、裏面反射CMOSには適わないようです。但し3板なので単独でRGBを処理できる色に関した優位性は変わらない。 まぁ、SONYの場合は3板は高価なセミプロ用でしか提供しないので。3板裏面反射CMOSを使用したHDR-AX200がリリースされています。安くはありません。 本来光量を増量させるならば撮像素子のサイズを大きくした方が良いのですが、小型化優先の家庭用ビデオカメラでは3分の1~6分の1サイズ辺りを使用するために、どうしても光量不足とはなります。 おそらく初期の3分の2や2分の1のCCDの方が光量的にはかなり余裕があったと思われます。
お礼
すっごく 分かりやすく丁寧な説明でよくわかりました。 本当にありがとうございます。 迷わずHDR-CX550Vを購入しました。 ありがとうございました。