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コストをかけた車とそうでない車の違い。

タイトル通りなんですが、コストをかけた車とそうでない車の違い。例えばクラウンと軽四では、値段からして想像は付きますが、同じ車種でも時代によって、コストのかけ方が違うとよく聞きます。それでは具体的に何処がどう違うものなのでしょうか?具体的な場所・車種を例に挙げて教えて下さい。できれば、高級外車と国産普通車と言うより、国産車で同じ車種同士(例えば何年式クラウンと何年式クラウンでは)で回答していただければ解りやすいかなぁ・・・と思います。

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回答No.3

20年くらい前にね、バブルの象徴的なクルマで『セルシオ』っつークルマがあったんっすよ。 アレの初代は凄かったっすよ。空気抵抗を徹底的に解析してミッションからデフまでのシャフトを地上と水平にした(静止時)んっすから。コレは設計と工場が真っ向から対立して「そんな、完全水平なんか不可能だよ」「そこを水平にできなきゃこのクルマを出す意味がねえ」っつって、コスト度外視で完全水平を実現しちゃったんっすよ。 それに内装も世界初のオプティトロンメーターを採用して、普段は真っ黒のメーターパネルがイグニッション捻ると急にパッとメーターが現れる斬新な感じに仕上げたっす。さらに内装の木目は最高級の部類に入るウォールナットの削り出しで、それだけでどんだけ金掛かってんだよ、っつー仕様だったっす。 さらにさらに、V8エンジンは当時トヨタ(ヤマハ)で作っていたセンチュリーのモノを使っても文句言われなかったのに1から設計し直して、フェラーリとかで作っているような完全90度のV型エンジンを完成させちゃって。。。運輸局からクレームが入らないように回転数のリミッター抑えたっつーすんげえエンジンだったんっすよ。 だからね、初代セルシオは売れば売るほど損をする、っつー噂まで流れたんっすよ。トヨタの黄金時代っすね。 でもね、2代目になったら乗った途端「あれ?」って感じになっちゃったの。 っつーのもね、シャフトが水平じゃねえの。だから走ると初代よりウルセエの。それにメーターもキーOFFでうっすら文字盤が見えるのね。それに木目は『木目調』でプリントになって安っぽいの。何よりリアのバンパー周りが鉄剥き出しでカッコワリイの。ただデカイだけのクルマになっちった。 3代目なんかシートまでフワッフワのアンコに毛足の短いフツーのシート地になって皮もビニールっぽい安っすい感じになっちゃって足周りなんかフラッフラで。。。影も形もなかったっすわ。 トヨタの黄金律であるんっすよ。社運を掛けた看板商品は初代でコストを度外視してこれでもかって気合を入れたパーツを丁寧に盛り込んで来るんだけど、代を重ねるごとにパーツのランクを下げていくんっすわ。初代で良いイメージを植え付けてから激安品にコンバートするんっすよ。昔あったセリカGT-FOURもそうだしMR2もそうだったしソアラなんかもそうだたっすね。 ついでに言えば現行プリウスは3代目。。。なんか、偶然と呼ぶには出来過ぎてると思いません?

kami-kaze
質問者

お礼

回答有難うございますm(__)mこういった一つの車種を挙げての具体的なお話が聞きたかったので、大変参考になりますし、解りやすいです。私的にはユーノスコスモなる車の武勇伝と言いますか、開発秘話なんかも知りたいと考えています。バブル時代のコスト度外視された車に大変興味がありますね。

その他の回答 (3)

  • nekoppe
  • ベストアンサー率26% (380/1450)
回答No.4

>コストをかけた車とそうでない車の違い。 ・ファンカーゴはヴィッツと車体が異なるだけでしたが、2代目となりラクティスとなった時、ヴィッツのローラロッカのエンジンに対し直動リフタ、CVTに対し4速AT> ・セルシオは初代アルミ鋳造サスメンに対し2代目は板金製。インナーサッシが普通のサッシ(2代目か3代目か) ・レクサスLS600hはマイナーチェンジで全面合わせガラスが前面のみに ・バブル時のカムリはドアのゴムが3重防塵&防音、その後は普通の2重に ・旧アルファードのフロントドアガラスは高グレードのみ合わせガラス ・フィットとヴィッツのLED制動灯がマイナーチェンジで電球式に(一部はLED) しかし、コスト低減の為に何かを省くとか、材質や形状の変更をしたとかと言うだけでなく、過剰品質をやめ車格に合った品質にしたとか、技術の進歩や設計の見直しでコスト低減して、同等かそれ以上の品質が確保できている場合も多くあります。

kami-kaze
質問者

お礼

回答有難うございますm(__)mそういった細かなコストダウン例があるのですね。非常に参考になります。有難うございました。

  • k-josui
  • ベストアンサー率24% (3220/13026)
回答No.2

BPレガシィに乗っています。 BP以前はほとんどのモデルでフロントガラス上部はサンシェード?(ぼかしガラス)が付いていましたが、BPからはトップモデルでさえぼかしガラスは付かなくなってしまいました。 これは完全なコストダウンです。 しかしこれにしたところで、ぼかしガラスなどなくてもその分安い方がいいという人もいるでしょう、私のようにミーハーでぼかしガラスの方が格好いいから欲しかったという人もいるでしょう。      「コストをかけた車」という表現自体、これを書いていて?と思いました。 私が書いたのは目に見える部分ですが開発自体コストを掛けてじっくり煮詰めるという方法もあるでしょう、別の車のプラットフォームを流用して簡単に作ればコストは掛からないでしょう。 見た目だけではない部分もありますからね・・・・

  • kouji_124
  • ベストアンサー率46% (283/605)
回答No.1

私の知る範囲で書かせていただきます。 トヨタ「bB」ですが、元々は同社「ヴィッツ(Vitz)」と同じプラットホームで生産されていましたが、2005年のフルモデルチェンジの時に同社「パッソ(PASSO)」と同じプラットホームに変更する事によりコストダウンを計ったそうです。 更に、「パッソ」「bB」もダイハツ工業に生産を依頼している為、その点でもコストダウンが計られていると思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BBbB

kami-kaze
質問者

お礼

回答有難うございますm(__)m そういった経緯、変更があるのですね。ところでどういった所をコストダウンしているのか?具体的な場所などお分かりでしょうか?その辺りを掘り下げていただければ幸いです。

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