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スプリンクラー閉鎖型二次側圧力が高くなり末端試験弁で水を抜く場合、
スプリンクラー閉鎖型二次側圧力が高くなり末端試験弁で水を抜く場合、 1・チョロチョロ水を流すだけだと流水検知装置が働きますか? 2・それと同時に地下にある起動用圧力タンクの圧力が下がりスプリンクラー起動となりますか?(4kg 以下で起動に設定あり) 3・これって作動すると火災警報となるのですか?(スプリンクラー起動となるだけと思っていますが 実験した事がありません)業者の方にお聞きしたのですが「そこの設備によって違うから・・・」と 何とも不明な回答でした。
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専門で有資格者です。 1.流水検知装置とは、アラーム弁の機能としての流水検知装置でよいでしょうか。 でしたら、2次側圧力が1時側よりも低くなって、アラーム弁のバルブ開放(1次→2次側へ水が流れる)が無ければ、流水検知装置は働きません。 水を抜く場合は、アラーム弁の2次側バルブを閉め、1時側よりも低くならないように調整しながら水を抜きます。 2.1.で説明したのと同じことですが、そのまま水を抜けばちょろちょろでも圧力は下がりますので、起動するレベルまで下がればポンプ起動します。 3.スプリンクラーの作動は、火災報知機の作動と同等に扱われ、音響・ベルなどが鳴動します。 しかし古い設備だと、火災報知設備と連動しておらず、ウォーターゴングなどの専用の音響装置が働くだけです。 これを確かめたければ、火災報知設備の受信機に行って、スプリンクラーの地区窓「○○階」とか「厨房・食堂」などの表示があるか、下のスイッチに「消火音響」という名称のスイッチがあるか、確認してください。 ただ、圧力があがるからといって、単に圧力を抜けば良いというものではありません。本来は、専門の点検業者が半年ごとの点検で状態を記録し、不具合を見つて対処する内容だからです。 また、スプリンクラーをはじめとする水系設備は、案外構造上のすり合わせのところがありますので、あちらを修繕するとこちらの不具合が発生する。ということになりかねません。 全体の調整が出来る点検業者でないならば、出入りの業者を変えるべきです。 私の経験程度で且つ質問内容だけでこれだけ回答できるのですから、「そこの設備によって違うから・・・」程度の説明しか出来ない業者は、スプリンクラーのことを(専門的には)何も知らない素人レベルですよ。