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胃癌の分類

胃癌細胞の種類について質問させて頂きます。 胃癌の1つに腺扁平上皮癌があり、これは高分化型や低分化型でもなく特殊型に分類されるみたいなのですが、どういった意味合いでこのように分類されたのでしょうか。腺扁平上皮癌は非常に稀で、転移率も高いことは調べて分かったのですが、他の型の胃癌と何が違うのでしょうか。ご回答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • t932
  • ベストアンサー率54% (211/389)
回答No.2

追加の解答です。 悪性度はおおむね 腺扁平上皮癌>未分化癌>高分化癌の順でよいと思います。 未分化癌といっても直径5mm以下のものから20cm以上あるものまでいろいろですから一概には言えないのですが、腺扁平上皮癌はもともと小さい腺癌で始まって生長して大きくなってなれの果て姿の考えられていますので大きいものが普通ですので予後は不良です。。

参考URL:
http://journal.jsgs.or.jp/pdf/031102046.pdf
fas-fas
質問者

お礼

ありがとうございます。論文も分かりやすかったです!

  • t932
  • ベストアンサー率54% (211/389)
回答No.1

消化器内科医です。 難問ですね。消化器病学会の専門医の試験より難しい。(笑) まず一般論です。 円柱上皮から発生する癌は腺癌です。 扁平上皮からする癌は扁平上皮癌です。 胃粘膜は円柱上皮ですので 胃癌は一般的には腺癌になります。 (食道粘膜は扁平上皮ですので食道癌は普通 扁平上皮癌です) したがって胃癌で扁平上皮癌の性格もあわせもつ腺扁平上皮癌は特殊型です。 どうして、そういうタイプの癌が発生してくるかに関しては諸説があります。一応、はじめに腺癌が発生してそののちに扁平上皮癌に分化するように変化するのではないかと言われています。 ひとつのタイプの癌から他のタイプへ化けるの能力を有しているのですから基の腺癌より悪性度が高いといえます。臨床的にも発見時に大型だったり、浸潤度の高い癌が多いようです。

fas-fas
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。大変分かりやすい説明でした。 色々なケースがあるので一概には言えないとは思いますが、悪性度からみれば腺扁平上皮癌>低分化型>高分化型という順になるのでしょうか??