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愈々、バンクーバー冬季オリンピックが開幕します!

愈々、バンクーバー冬季オリンピックが開幕します! がんばれ日本選手団、カナダの地・空・雪の中に、日の丸の旗が揚がり、君が代のメロディが流れる事を、日本選手の大活躍を心より祈念しております。 そこで、質問ですが・・・ Q:日本選手のメダル獲得予想は? <もちろん、多ければ多いほど、最高のパーフォーマンスを発揮すれば良いとの気持ちもあるが、やっぱり気になる、獲って欲しいのがメダルです> ※因みに私の予想は 金:1 銀:2 銅:2

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回答No.1

私の予想は「フィギュアスケートで金メダル1個」です。 (他の競技については詳しく知らないため、回答を自粛します。すみません。) 今の時期、「期待」の言葉は選手には重荷でしょうけど…長年のフィギュアファンとしては今までの日々が報われた嬉し涙を見たいです。 特に、女子シングルの浅田真央選手に期待します。以下、その根拠です。 「100年に1度レベルの技量を持つスケーター」 世間では「ジャンプの浅田」とも称されていますが、彼女の柔らかい体の線や、胴が短く手足がスラリと長い体型は、ジャンプの際に回転軸がほどけやすく、実は不利なのです。 (日本人選手は「胴長短足だからジャンプ向き」と昔から欧米諸国に皮肉られてきた。) 女性ならではの柔軟性を向上させつつ、男性並みの大技ジャンプを成功させられる彼女は素晴らしい。天賦の才と多大な努力の賜物だと思います。 「オリンピックでは、選手名による傾斜配点が撤廃される可能性」 2002年のソルトレイクシティオリンピック開催中に、フィギュアの男女ペアや女子シングルの点数が、審判間で事前に示し合わされていたことが明るみになり、フィギュアが五輪の正式種目から外されそうになった事件がありました。 この騒動に慌てた国際スケート連盟(ISU)会長が「審判の主観に頼った順位点制度を廃止し、国同士の裏取引を根絶する」と明言し、現行の採点方式が導入されたのです。 近年のキム選手への点数のインフレ状態の原因のひとつは、審判教育用の判定講習会で、彼女がモデル選手に指定されているためらしいです。 最近は、インターネット動画サイトの普及により、不可解な判定に対する糾弾を避けがたくなっています。 ISUも五輪の採点には慎重になるのでは…と期待します。 「プログラムの工夫による得点源の伸びしろ」 オリンピック前の国際試合で、ジャンプの回転不足やキックアウト、演技時間のタイムオーバーと、失敗を一通り経験できたのは収穫です。 五輪プレシーズンに、実力を上回る高級難度の課題で選手をしごき、五輪本番へ向け、選手の状態に合わせて、プログラムを調整してゆくのが浅田選手のコーチ・タラソワ流だからです。 今シーズンも、スパイラル(片足を腰より上の位置で保った姿勢で様々なポジションを滑る技)の軌道をエッジが乗りやすいS字カーブに変えたり、3Aの助走コースを改めたりと、色んな対応がなされていました。 また、昨シーズンは、曲が始まる直前、かなり緊張しているような様子もありましたが、今回のFS「鐘」の最初のポーズには、審判席からの威圧感を和らげる工夫が加えられています。 (演技開始時と終了時には、審判席と向き合うルールがある。) たとえ会場から野次や雑音が飛ぼうが、演技中に表情がこわばっても、「鐘」の曲と振り付けなら、そうしたハプニングを栄養に変えられるでしょう。 「逆境を乗り越えてきた記憶を活かせる可能性」 浅田選手には、2008年の世界選手権やGPファイナルのような緊張の大舞台で、「もう後がない」という絶体絶命のピンチを制し、勝利した実績があります。 また、彼女や彼女の母親がスケートで家を空ける中、ずっと愛犬の世話をしてくれた父親をバンクーバーへ呼び、晴れ舞台の姿を見せたい…というのが浅田選手の願いでした。 その夢がいよいよ現実になる喜びが浅田選手を後押ししてくれるといいです。 「仮にジャンプで失敗しても、演技構成点で挽回できる可能性」 氷の状態や選手のメンタルなど、運に依るところも大きいジャンプの成功率に、何が起こるか分からない五輪本番での得点源を委ねるのは、得策とは思えません。 「ジャンプの練習そっちのけでバレエレッスンばかり」という非難を見かけますが、独楽のような高速回転ジャンプやしなやかな四肢の動きなど、求められる美の要素はバレエもフィギュアも共通です。 負担が大きい脚の故障防止と華奢な体型維持のために、腹筋と背筋を重点的に鍛える訓練も。 選手の首筋から手足の隅々までを細かく研究し、あらゆる角度から美しく見えるポーズが計算され、おこなわれる振り付けも。 シニア転向後、ジャンプ偏重の自身を振り返り、「ジャンプ以外で人を感動させられるようになりたい」と望んだ浅田選手。 そんな彼女の先見性を汲んだかのように、その後、2007年に安藤選手が、2008年に浅田選手が世界女王になってからは、両者の弱点がことごとくマークされ、ジャンプの技術点は抑えられ始めました。 そうした状況下でも、演技構成点で巻き返し、国際舞台の表彰台に立ててきた功績は、軽視できないものがあります。 今や、男子選手の演技がお嬢さんに見えてしまう程のハードなプログラムをこなせる上、彼女は演技終了後も呼吸を殆ど乱しません。 浅田選手には、こうした強みを五輪の舞台でも、存分に活かしてほしいと願うばかりです。

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質問者

お礼

詳細なフイギュアスケート競技の薀蓄と採点のポイント、見方&審美眼についての豊富な知識と並々ならぬ研究の一端を教えて頂きまして、誠にありがとうございます。 そうですか・・・ 金1個<フイギュアースケート女子:浅田選手>ですか。 トリノ大会と同じ種目の同じメダルの予想ですね。 冷静な分析とシュミレーションからの確度の高い予想なのでしょうね。 私は、特別な知識や確たる根拠がある訳ではなく、単なる願望&期待の域を出ませんが→出来ましたら、InTheLife様の、予想が(上方修正)外れる事を申し訳ないですが期待し乍ら、最終日最後の種目まで、日本選手の底力と神輿の奇蹟を信じて見守りたいと思います。 ご丁寧な分析と予測を頂戴いたしまして、心より感謝とお礼を申し上げます。 ありがとうございました。

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