４０代後半の知り合いが会社を早期退職しました。現在は、再就職活動中です

質問

４０代後半の知り合いが会社を早期退職しました。現在は、再就職活動中です。

現在、住宅ローンが２，９００万円　それ以外に７社から借金が３８０万円あります。

ローンの返済がかなり苦しい状態です。

就職活動＆住宅ローン＆借金の返済でかなり精神的にもまいっています。
就職はなんとか内定が２社ほどあるそうですが・・・

今の住宅を手放せば約３７００万円～４０００万円で売れる可能性があるそうです。

何か良い解決方法がないでしょうか？

回答No.4

a_tomo · ベストアンサー

莫大な債務を抱えながら、次の就職先のアテもないのに、自身の決断で退職するとは....。失礼ながら今の状態は、自身で招いた自業自得と言わざる得ませんな。

　住宅ローン付きの家を売却する場合、銀行の同意を得て、売却金で残債を一括返済し、抵当権の抹消に応じてもらわないと、世間相場では売れません。抵当権付きの家を買うとなると、どこの銀行も住宅ローンの審査で通りませんから(二番抵当以下にしかならないから)、キャッシュでポンと買える人しか買えません。それに、いつ抵当権行使されるか判らないんだから、いつ取り上げられちゃうか判らないし、それを阻止するためには、友人に変わって一括返済をしなければならなくなります。なので、まともな値段は付きません。銀行に抵当権抹消の内諾を得ない限り、実質売れません。

　自己破産を行うと、破産者の持っている資産を調べられて、換金できる資産は換金して債務の返済に回されます。つまり、その自宅は競売にかけられて、売却金から手数料が引かれ、残りは債務の返済に回されます。総ての債権者に返済してもまだ余りがあれば、債務者に返って来ます。ですが、確実にその家は失います。一般的に、競売物件は世間相場では売れません(いわばキズモノですから。それに裁判所はいつもニコニコ現金決済が原則なので、一般の方が限られた期間の内に住宅ローンを組んでキャッシュを準備するのが難しい面があります。つまり買い手が限られる面があります)。競売にかけられれば自動的に抵当権は抹消されます。

　民事再生法には「住宅資金貸付債権に関する特則」というのがあり、早い話は住宅ローンはそのままにして、残りの債務を圧縮出来るという利点があります。住宅を守って、住宅ローン以外の返済を少なくすることが可能なわけです。注意点は、
・圧縮された債務を3年で返済する再生計画を立て、債権者の同意を得なければならない。当然、住宅ローンは返しながらです。無職で収入がなければ再生計画を立てるのが困難。
・住宅ローン特則は万能では無い。住宅ローン残債よりも住宅価格の方が高い場合、その差額は資産として見られ、その資産の分、債務が圧縮されない(精算価値保証原則と言います。早い話、破産した場合に債権者に返って来るお金より多く返す計画にしないとダメですよと言うこと)。なので、思った程には債務が圧縮されないケースがある。住宅価格は固定資産税評価額を言います。このケースで固定資産税評価額-2900万円>380万円なら、全然債務は圧縮されません。(早期退職金で会社から借りた住宅資金の返済をしていなければ、確実に住宅ローン残債の方が多かったと思いますがね。今となっては後の祭り。)
・民事再生に失敗すると(再生計画不許可になると)、自動的に破産になると思ってよい。民事再生という強力な債務整理手段を用いても再生の見込みが無いのだから、残る手段は破産しかない。

　まっ、さっさと就職して、定期的な収入がある身分になることですな。でなければ、家を売るハメになるのは必至だと思います。

お礼

細かくご説明いただきとてもわかりやすかったです。

ありがとうございました。

回答No.3

oska

＞４０代後半の知り合いが会社を早期退職しました。

何故、早期退職を決断したのでしようか？
自主的退職なら、退職金＋加算金が会社側から払われているハズです。
会社倒産なら、早期退職とは良いませんからね。
倒産でないなら、早期退職応募は無謀でした。

＞今の住宅を手放せば約３７００万円～４０００万円で売れる可能性があるそうです。

？？？？
抵当権が付いた（借金付き）住宅は、そんなに高く売れませんが・・・。
住宅ローン残高が２９００万円あるっても、４０００万円程度で売却できるのであれば、この住宅は（現在の不動産市場では購入時）１億円程度の豪邸なんでしようね。

＞何か良い解決方法がないでしょうか？

先ず、住宅ローン会社と「返済計画変更」を相談する事です。
合意が出来れば、合意に従う。
ただ、住宅ローン以外の借金が３８０万円ですから、返済計画の合意は困難を伴うでしよう。
何故、ローンを抱えて早期退職に応じたのか？誰もが納得する理由が必要です。

ここは迷わず「個人再生」をする事ですね。
自己破産・任意整理とは、異なります。
目出度くブラック殿堂入りしますが、背に腹は代えられない！

補足

早速のお答えありがとうございます。

＞何故、早期退職を決断したのでしようか？
会社の業績が悪く昨年の賞与が全額カットになり先行き不安からだそうです。

＞自主的退職なら、退職金＋加算金が会社側から払われているハズです。
たしかに払われたそうですが会社から借りていた住宅資金の返済にあててほとんど残っていない
そうです。

＞早期退職応募は無謀でした。
私もそう思います　せめて３８０万円の借金を返済して次の就職先を決めてからでも良かったのに。

＞現在一億円相当
駅からも１０分以内でカーポート、庭つきで購入当時は６０００万だったそうです。
同じような一戸建てが現在中古で４３００万円で売りに出されていて
新築ですと７０００万ぐらいだそうです。

＞ここは迷わず「個人再生」をする事ですね。
個人再生と自己破産とは違うのでしょうか？

回答No.2

noname#155097

＞何か良い解決方法がないでしょうか？

売れるなら売ればいいし、
なんとか返済できるなら、ここはぐっと踏ん張りどころです。

とりあえず、住宅ローンに７社もまたがって借金するような
野放図な生活を見直すところから始めるところでしょうか。

お礼

たしかにおっしゃるとおりですね～
お答えありがとうございます。

回答No.1

noname#185422

はじめまして、よろしくお願い致します。

借金は早く返した方が良いです。

住宅ローンが残っているのに場合は、売るときかなり値が安くなります。自分の名義でないからです。

今の住宅を売り借金を返しておくことをオススメします。

お礼

早速のお答えありがとうございました。