何故、円は安全な通貨なのでしょうか？

質問

また円高傾向にあります。新聞等では円は安全な通貨と言われているのですが、理解できません。国の借金が多いのに何故円が逃避先の通貨となるのでしょうか？

回答No.5

fxsarah

借金は関係ないですよ。
自国通貨建ての債務なので、崩壊しても為替レートに直接与える影響は少ないです。
崩壊による信用度の低下の影響みとなります。

※ これまでの財政破綻は、すべてその前には通貨危機がおこってます。通貨危機起こっても自国通貨建てだから返済不能が急に進むことはないのです。つまり、国債の大量発行がたとえ崩壊への道だとしても、急激な崩壊がないのですよ。

回答No.4

NEWINN

まずは長期トレンドで円相場とスイスフラン（対ドルレート）で1973年からのデータを見てください。
海外に資金逃避している通貨は円に限らず、スイスフランでもほぼ同じような事が言えます。
円自身が安全な通貨としてではなくて周りの国々の物価上昇率が高くて通貨の目減りが激しいから最終的には円やスイスフランが長期トレンドで上昇しているだけです。
ちなみに、今回の金融危機で円が買われましたが、それだけで１＄＝100円を切るような円高は考えられません。
今まで、激しい物価上昇で通貨の目減りに加えて高金利通貨ブームがやってきて円に対して大きく周りの通貨は強くなりすぎました。
今回の金融危機でそれが是正されただけです。
「高金利国≒物価上昇率が高い」と言えるから上記の事が長期的に起こります。

つまり、円が安全な通貨として買われたのではなくて、物価上昇格差が是正されただけなので、円を安全な通貨としてと言うよりも、退避的に買われたと思われます。
それから、米ドルと日本円はどっちが安全か？って言われれば、日本円の方が安全性は高いと言えます。
日本は財政赤字でも経常黒字国で通貨が買われやすいですが、米国は財政赤字に加えて経常収支が赤字だから通貨が売られやすいと言えるからです。
勿論、将来は日本の経常収支が赤字に転落すれば状況は変わってきます。

回答No.3

goodman2

日本の国家負債は日本国民が受けているのでとりあえず安全な通貨と言えます　いかにも為替相場的な発言、今なら日本！ぐらいでしょう
しかしこれまで世界は、貨幣の価値を減らし続けてきた歴史からみても今回はユーロと米ドル二大通貨の通貨安調整期のように思います　そのタイミングで円高誘導しているとすれば、「カモ」にされている可能性ありです　欧米の負債はざっくりＧＤＰの70～80％に比べわが国は200％を超えていますし　人口の老齢化は進み（移民でカバーならまだいいですがはたして？）負債は一気に増え、金利上昇が追い討ちをかけます　ＧＤＰの伸びは確実に減少すると思うので　国民が国債＝預金をさける状況になれば破綻に近い症状です　欧米はゆっくりとこけるのに対し、強い経済政策を取れない無責任な与野党・官僚のままだと、ハルマゲドン日本はありえることです　とにかくネガティブにならずみんなでがんばるしかないですね

回答No.2

gungnir7

アメリカもヨーロッパも破綻寸前だからです。
実際に破綻はしないでしょうが、日本の失われた１０年の比ではありません。

日本が疲弊したときは周囲の経済が皆絶好調でした。
日本も中国の景気に助けられる形で復興していきました。
今はその牽引力となる国が少ないです。
日本も牽引力にならないといけませんが、人ごとではない惨状です。

三大通貨のうち円の一人勝ちの状態です。
基軸通貨はいずれドルから中国元に変わるのでしょうが、
元は変動相場を採用していない、偽造対策などの面でまだ及びません。
その間隙を衝いて円が一時的に基軸通貨になるかもしれません。

回答No.1

oosaka_ossan

円安になれば、日本企業の国際競争力が優位になり輸出が大幅に
増えるので日本企業は大もうけが出来ます。
普通の貧乏で輸入超過気味の国家は、外国からお金を借りて、
外国からものを買いますので、借金が多いと信用がなくなり
通貨価値は下落します。下落するとますます外国からものを
買うお金がなくなるので、借金することになるのです。
つまりまとめますと、
破綻するのは、輸入超過で外国に借金のある国
破綻しないのは、輸出超過で外国借金がない国
です。日本の場合の借金（国債）は国内から借りていますので
家庭内の貸し借りと同様、問題ないわけです。
本当は、みんなが日本に不安を感じて、円安になれば景気も
ずいぶん良くなるのですが・・・・・