- ベストアンサー
複素解析の工学的応用を論じた書籍
複素解析は流体力学や電磁気学に応用されるという話は良く聞きます。 大半の複素解析の書籍の序論にも同様なことが書かれています。 しかし、複素解析を用いて電磁気の問題を解いたり、電磁解析するような 書籍はあまり見ない気がします。留数定理やコーシー・リーマンの方程式といった数学的なことを 中心に書いている書籍ならいくらでも見つけました。 複素解析を利用して電磁気を解くような、数学的ではなく工学的な 視点から書かれた書籍は何かございませんでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
このご質問、我が意を得たりと読ませていただきました。他にも、自動制御の解析で習うラプラス変換や、ナイキストの線図など、実社会で使ったことがありません。以下支離滅裂で、答えになっていませんが。 1.もう少し努力しますので、しばらくこのサイトを閉めないでください。沢山お答えを集めてください。 2.今ただちに提案できることは、問題集、大学演習電磁気学などの中を探してみることです。 3.複素解析が万能でない一つの理由は、実社会の問題が、三次元であることにもよるのでしょう。コンピュータの発達で、力に任せた数値解析も 多く使われます。(あまりスマートではありませんね。) 4.一つ思い出すのは、軸流コンプレッサーの最適翼型(円筒形に切り取れば、二次元)を等角写像を用いて、遠心コンプレッサー静翼の翼型(軸方向に見ると二次元)に使用した論文です。圧縮性で粘度もある流体に適用したのであくまで近似ですが。 いずれにせよ、理学部と工学部の間を埋める研究が出来ることを切望しております。