ロシアから温室効果ガス排出権を買うことについて
数日前のニュースで、日本が温室効果ガス排出権をロシアから買うということを知りました。
二酸化炭素の排出量を減らすための手段として、排出権取引を行うことには賛成しています。
しかし、どうしても理解できないことがあるので、みなさんの意見を聞かしてください。
・京都議定書で決められた基準値は不公平だと言われています。日本は石油ショックから、省エネ技術を開発し二酸化炭素の削減に努力してきました。発行された後に言っても仕方がありませんが、この基準値が本当に不公平だとするならば、日本は排出権を買う必要が無いのではないでしょうか?
・購入先であるロシアは、事実なのかは別として、コストをかけずに排出権を取得しているそうです。このような国から排出権を買うことに何の意味があるのでしょうか。日本は京都議定書を守るために、ロシアのような国から排出権を買うことで、海外メディアから批判を受けています。
そもそも、全世界の国が参加していない状態での排出権取引に納得できません。排出権量の正確な算定ができているのかも分からないのに、なぜこのような取引が成り立つのか不思議です。
もしよろしければ、私のつまらない考え事にお答えをください。
お礼
環境省に出ていたのですね。 ありがとうございました。