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CDIの製作
今度実験でCDIの回路を作ることになったのですが回路の詳しい資料がありましたらお教えください。ネットにある説明では理解できませんでした。
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誘導成分の放電がまったく無いわけではありませんが、放電開始のきっかけはあくまで容量成分によるものです。波形を観察してみると判るのですが、コンデンサとコイルの並列回路ですから当然、それぞれの容量に見合った周波数での共振が起こり、その時点では誘導成分も関わってきます。ただ、通常のケタリング式のイグナイターに比べ放電時間がかなり短く、実際に放電に関与しているのは容量成分のみといってもいい場合もあります。回路の設計如何によっては誘導成分による放電を起こさせることも可能ですが、一般的にトリガが掛かったあとに、時間的には短くとも強力な放電(容量成分のみ)を起こさせる場合が多いようです。
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- sailor
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#1の方がお答えになっているのはマグネトータイプのCDIですね。一般的なCDIでは充電用のコイルの替わりにDC-DCコンバーターでバッテリー電圧を昇圧して必要な電圧を得ています。実験的にCDIを作成するとのことですが、回路の設計そのものからやるとなると、昇圧するためのDC-DCコンバーター(通常はスイッチング式のステップアップコンバーター)の設計・SCRを用いたスイッチング回路の設計・トリガ回路の設計といったところが主眼になるかと思いますが、どのあたりが理解できないのでしょうか? ご存知かと思いますがCDIでは通常のイグニッションシステムとは異なり、イグニッションコイルを単なるトランスとして使用してますので、イグニッションコイルの1次がわに数百ボルトの電圧をかける必要があります。そのためにDC-DCコンバーターで直流の高電圧を発生させ、コンデンサに充電しておきます。この回路ではDC-DCコンバーターの出力はイグニッションコイルの一時側を通してコンデンサーに充電されますが、直流電流であるため、コイルの2次側には電圧は誘起されません。コンデンサーが充電された時点でサイリスタによるスイッチング回路でコンデンサとコイルを並列になるように接続すると、コンデンサに充電されていた電荷が一気にコイルに流れ込み、2次側に高電圧が誘起されます。このときDC-DCコンバータの出力はサイリスターがターンオフするまでの時間短絡されることになりますので、それに耐えられる設計が必要です。 確かCQ出版社より出ている実用電子回路ハンドブックに回路図が出ていたかと思いますが、実験を主眼とするのであれば、この回路を作っても意味がないでしょう。回路の全体の構成を理解し、各パートの役割を十分理解し設計・製作し、その後カット&トライにより色々なパラメーターを試し、結果の変化の原因を分析するべきでしょう。それによって得られるノウハウが実験や試作の本来の意味であると考えます。
補足
ありがとうございます。電気は全くの素人でしてDC-DCコンバーター、トリガ回路など等全てわかりません。実験ではCDIの性能試験ではなくCDIを道具として使うだけなんですがー。あと、CDIでは容量成分のみで誘導成分の放電は起こらないのですか?
ネコでも分かるCDI講座!^(≡^・^≡)^ CDIとは、キャパシターディスチャージイグニッションの略だにゃ。 キャパシターとは、コンデンサーのこと。 コンデンサー充電コイルが、コンデンサーを充電します。ビビビ。 点火時期がくると、パルサコイルの信号でコンデンサーへの電流をカットします。 そうすると、コンデンサーの電気がイグニッションコイルの1次コイルに流れて、 電磁誘導により2次コイルに高電圧が発生します。バチバチ! Γ ̄ ̄ ̄ダイオード ̄ ̄T ̄ ̄コンデンサ―点火コイループラグ 充電コイル サイリスタ | | / | アース アース ーパルスコイル アース 参考図書を教えるニャ! 山海堂 「モーターサイクル」 ヤマハ発動機モーターサイクル編集委員会 編著 鉄道日本社 「点火装置の基礎と実際」 杉浦利和 著 自動車工学 編 がんばってにゃ~。
補足
ありがとうございます。パルサコイルと回転磁石でフルトラでいうシグナルジェネレータに相当するんですよね?実験で使う装置はエンジンではないので回転磁石は使えないんです。多分・・・。
お礼
なるほどー。あとはがんばって調べてみます。またつまづいたら質問させていただきますね。ありがとうございました。