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彼と思想が違うことで彼に責められるので困っています。
つきあって4年の彼がおります。 彼は、今まで創作活動で充足感を得るという経験があまりなかったようで、セラピストにすすめらた「ずっとやりたかったことをやりなさい。~アーティストウェイ」(ジュリアン・キャメロン)の本を読んで、その内容に傾倒しています。 でも私は、彼にもその本をもらい読んでほしいといわれたので読んだのですが、いい話であると思う部分もある一方で、「創造することでアイデンティティを獲得して・・」という考えは、なんだかくすぐったいのです。 私も創造することは好きですが、その先には、それで収入を得るという目的があります。それを恥じとも考えていないのです。(人形の服を作って売るとか・・・) アイデンティティとか大仰なことは気にしていないのです。 もうかったら、彼に手袋買ってあげられるなぁ、私が欲しい万華鏡が買えるなぁ、親をレストランにつれてってあげられるなぁ・・・といつも考えながら作っています。 ターシャ・テューダーも、「絵本の絵を描くことは創造を発揮したいんじゃなくて庭の球根を買うためなの」と言っていて、その考えがしっくりくるのです。 でも私が、服を作っている話題を出しても、その他の趣味の話をしても必ず本に結び付けて「アーティストウェイだね。」と、いうので、それが違うことをいつも感じていたもののずっと黙っていましたが、先日@「それとはちょっと違うの」と言い出したのですが、そのために今のような状況になってしまいました。 また、「ずっと・・・」の本には、自分がしたいことを妨げる人間をlクレイジーメーカー(外部の敵)と定義しています。 セラピストいわく、たとえば自分の時間を楽しむために紅茶を入れていざ座ろうとしたら、電話がきて「●●に行くのに間に合わないから、車で送ってほしい」と言ってきて、「むりだよ」と言っても「どうして?困ってるのに!おねがい!」とどうしてもゆずらない人間をクレイジーメーカーというそうです。 でも私からすれば、そうやって目くじらをたてずとも、紅茶はいつでもいれなおせばいいし、助けてあげればいいのでは?自分だって誰かにいつか、どうしようもないお願いをせざるをえないこともあるかもしれないし、お互い持ちつ持たれつの心でいるほうが幸せでは?と考えてしまうのです。 仏教徒ではないですが、仏教の精神のことを書いた本には「お互いにひとは迷惑をかけあわずには生きていけない。だから、それを耐えることが大事なのです」とあって、それは実にいい考えだと思うのです。 幸せな忍耐といいますか・・・。そのほうが、世渡りでもパートナーとのつきあいでも楽だとも思うのです。 でも彼は、この本に傾倒していて、私がそういった考えを持つことを嫌がります。 ときには「僕が、自分がしたいことしたらだめなのか」「何かしたいときは、許しをもらわないといけないのか」「勝手にやったらいかんのか」と、ヒステリックになります。 ようは、彼は、自分がしたいと思ったことを相手がいやがってもそれを「クレージーメーカー」とみなして、それをさせてくれないことは不幸でがまんができない・・・という性格に、本の影響でなっているように私は感じています。 そしてそれをさせてくれない(思想が違う)私を、非難します。 本を読むようになる前のほうの彼のほうが、もっと理屈っぽくなく自然体でいい雰囲気だったように感じます。 でもそれは事後論なので、どうにもなりません。 今のこの状況はどう打開できるでしょうか? 彼はもともと自分勝手で、私に黙って私がいやがることをして事後報告をして、それを許さないと「ちゃんと言ったのになんでそうなるんだ」と怒る・・・というタイプなので、はれものにさわるような感じで対応しないと難しいのです。心療内科では広汎性発達障害とも診断されているひとでもあるのです。(ネガティブ思考など・・・) どう言えば、彼は、「お互いに同じ本の内容に傾倒しなくてもそれはたいした問題じゃないんだ。もっとリラックスしていい。」ということを理解してもらえるでしょうか。 よいアイディアがあれば、ぜひ教えてください。よろしくお願いいたします。
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お礼
とてもご丁寧な回答をありがとうございます。 カウンセラーの方は、最初はいい存在だと私も感じていたのですが、恋愛に関して、以前は「女性は男性に何も求めずに努力して全力を尽くすひとにこそ、愛情は与えられる」とのべた本をすすめてくださったのですが、今は「昔はそうだったけど」と前置きして、今度は「男性のために何かしないことで、男性が自分を追うようにする」という本をすすめるのです。 なんとも・・・筋を通していない方だという不信感はあります。本に傾倒していると同時に、その本の礼賛者であるカウンセラーにも信頼を置いている彼ですので・・・根は深いと思いのかもしれません。 確かにb-w-step様がおっしゃるように、本はきれいごとでもあるとおもいます。 私も、啓発本はいろいろ読みますが、全部吸収するではなく、いいところをピックアプして、それをつなぎあわせたパッチワークを心に着せているかんじです。 彼は、幼い頃に苦労から逃げさせてもらっていた(両親の教育が完全でなく、中退や、親のお金の使い込みなど・・・)ので、苦労のすえの成功体験があまりなく、そのせいで、この本のいうとおりにさえすれば、今の自分に自信が持てるようになると、すがっているのかなと感じています。 ”特定”の可能性に縛られていらっしゃったんですね。でも、それから解放される体験もされている方のアドバイスなので、とても役立ちそうです。 なにぶん、あの本をすすめたカウンセラーの意見をきこうとしている彼のため、カウンセラーの方から離脱しない状態で私が一生懸命といても、「どっちが正しいんだ!?」と混乱させてしまいそうですが、それ以外に方法はないと私も思います。 数学の話は彼も好きなので、そういったたとえなら、心を開いてくれるかもしれません。 これも可能性ですが、0,001%でも可能性があるなら私は試したいと思います。ありがとうございました・・・!