- ベストアンサー
沖縄に関する書籍
沖縄ブームに関心があります。 とはいっても、沖縄に暮らしたいとか沖縄へ旅行をしたいという事ではなくなぜ沖縄なのか?ということに興味があります。 自分なりに、沖縄の歴史や沖縄に関する統計、民俗学や社会学で沖縄に関連しそうなものは読んでみましたがあまりこれという物にあえません。 興味がある分野は、過去の沖縄ブームに関することが載っている書籍、沖縄民族に関する書籍、沖縄のアイデンティティや沖縄の人の考えに関する書籍、沖縄移民に関する書籍です。 どれでもかまいません。これらに関連するもしくは、沖縄に関連する書籍でお勧めのものがあったらご紹介下さい。 ちなみに、難しい本じゃなくてもかまいません。雑誌、漫画、映画でも構いません。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
十年ほど前に沖縄に行った時に、本屋さんで「おきなわ文庫」という新書判のシリーズを見かけました。沖縄の出版社が、沖縄の、沖縄による、沖縄についての本を出しているようです。旅先でしたが10冊ほど買いました。 正直に言って、例えば中公新書とか岩波新書ほどは内容が充実していません。本によって当たり外れもあります。ただ、著者に沖縄出身の方が多いこと(全部ではない)、テーマがなかなか細かく、多岐にわたっているので、それなりに得るところもあるのではないかと思い、回答させていただきます。 が、アマゾンで検索すると「おきなわ文庫」でも「ひるぎ社」でもひっかかりませんでした。扱ってない可能性が高いです。 古書の検索サイトでは30冊ほどありました。 とりあえず、出版元の住所を載せておきます。 ひるぎ社 那覇市首里石嶺町1-127 当時でも40冊50冊はあったシリーズだと思うので、今ももし健在(継続している)なら、けっこうな数になっているはずです。 ご興味をお持ちになった場合、ひるぎ社に連絡を取り、出版リストなどを手に入れるのが早道かと思います。 他には……まあ定番?ですが、 外間守善「沖縄の歴史と文化」(中公新書) でしょうか。これは見つけやすい本なので、お読みになっているかもしれませんが。 お薦めとまでは……言えないけれど、 陳舜臣「琉球の風」。 ちょっと外れますが灰谷健次郎「太陽の子」。昔々に読んで、初めて「沖縄」を意識したのが、わたしのなかではこれなので。 こんなところです。
その他の回答 (4)
- zara
- ベストアンサー率28% (10/35)
沖縄の高校をはじめ、大学でも教科書・副読本として利用されている書籍がありますのでそれを紹介したいと思います。 学生が対象ですので、専門書にくらべ平易です。 1『高等学校 琉球・沖縄史』 ¥1500 著者:新城俊昭 発売元:編集工房 東洋企画 http://www.toyo-plan.co.jp 2『クイズで学ぼう 琉球・沖縄の歴史』 ¥1470 著者:新城俊昭 発行所:むぎ社 http://www.mugisha.net/index.html 3『新編 沖縄の文学』 ¥650 監修:波照間永吉 発行所:沖縄時事出版 TEL098-854-1622 ※書店での販売はなし。直接発行所より購入。 1・3は県内の高校・大学でのテキストとして利用されており、1は通史を扱った良書で、3は文学全般を守備範囲とし、なおかつ驚く低価格(ページは180近くある)を実現している良書です。
お礼
ありがとうございます。 教科書は思いつきもしませんでした。 クイズで学ぶという形式なら分かりやすくて馴染みやすそうですね。沖縄の文学も読んでみたいと思っているのでぜひ読んでみたいと思います。 確かに安いですね。沖縄に関するものだけでなく読みたい本はたくさんあるのですが何しろ専門書や研究にかんする本は高くて図書館通いです。 大変参考になりました ありがとうございます。
- shooter
- ベストアンサー率20% (1/5)
こんにちは。 沖縄に関する本ですよね? 小説なのですが「池上永一」の本がオススメです!! 出版されている本は下記URLをご覧下さい。 沖縄の祭事、歴史、情景が盛り込まれており、小説なのでサクッと読めて面白いっっ!!! 図書館にも置いてあると思いますよ! http://www.churashima.net/people/ikegami/ http://www.urban.ne.jp/home/ngsek/ikegami_001.htm
お礼
ありがとうございます。 今日も、図書館で沖縄に関する本をさがしてきました。面白い本がいろいろありました。 池上永一さんは始めてしりました。 こちらもぜひ読んでみたいと思います。ありがとうございます。
沖縄県内に何度か旅して関心を持ちはじめ、いくらか本を読みましたが、学問的にはまったくの素人です。 以下、既にお読みでしたらごめんなさい。 ・『沖縄―その危機と神々』 講談社学術文庫 谷川 健一 歴史や宗教性について、学問的に解説してくれている本でした。まず先に客観的な事実を知りたかった私にとっては恰好の入門書でした。 ・『古琉球』 岩波文庫 伊波 普猷 沖縄人、すなわち内部から見た沖縄像としては古典に属する本のようです。 ・『島の時間―九州・沖縄謎の始まり』 平凡社ライブラリー 赤瀬川 原平 上2冊とは一転して、読みやすいエッセイです。 赤瀬川氏は今でこそノンキなおじさん然としていますが、かつてはバリバリの前衛芸術家。その、ボーっとしているようで実は非常に鋭い眼を通して語られる沖縄の島々は、なぜ本土の人間が沖縄に魅せられるのかを明解に説いてくれていました。 (奄美や壱岐、対馬などの章もあります。) ・『沖縄文化論―忘れられた日本』 中公文庫 岡本 太郎 同じく芸術家による沖縄観です。 沖縄ブームといえば日本復帰当時がもっとも熱かったようですが、この本はその70年代に書かれたものです。 「70年代日本人にとっての沖縄像」について知る本と言えるかもしれません。復帰当時の言説であるため、沖縄と日本との同一性を語ることにあまりに性急であり、ナイーブ過ぎるような印象すら受けます。両者の差異を語りがちな現代の流行とは全く趣を異にしています。 ともあれ、当代一流芸術家の眼はやはりさすがと言わざるをえず、興味深い指摘は随所に見られました。 私見の多い回答になってしまいましたが。。。 もし何かのご参考になれば、嬉しいです。
お礼
詳しい解説やご意見を頂きありがとうございます。 >私見が多いなんてとんでもない、このようにいろいろな方の意見を聞けること自体、大変参考になります。 書く人や見る人によって、沖縄の印象は大きく異なるものなのでしょうね。 ぜひ読ませていただこうと思います。 ありがとうございました。
- chun851
- ベストアンサー率24% (57/230)
こんばんは。 charanさんが求めている内容のものとは、ちょっと違い気がしますが、違った視点からのアプローチという意味で、私が読んで衝撃を受けた書籍をご紹介いたします。 現在の沖縄の糸満市というところに”ひめゆりの塔”という慰霊碑があります。その隣に平和記念資料館がありそこで販売している公式ガイドブック「ひめゆり平和記念資料館」という書籍があります。これは、戦争の悲惨さを事実に基づいて書かれたノンフィクションであり、現在の平和のありがたさを感じさせてくれるものです。 沖縄の美しくすばらしい自然や文化の影には、このような悲惨な歴史があるんだ!と深く考えさせられる1冊です。単なるブームとしてではなく沖縄そのものを理解してみたいとお考えでしたら、是非1度目を通されることをお勧めいたします。
お礼
ありがとうございます。 大変参考になりました。 平和記念資料館には行きましたが、おっしゃる通り簡単に表現できない気持になりました。 また、沖縄に行く機会があったらもう一度行って読んでみたいです。
お礼
ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 来週沖縄に行く機会があるので探してみます。また、それでもみつからない場合にはひるぎ社に問い合わせてみます。 大変参考になりました。