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「むしろ」の使い方と接続語の種類について
「むしろ」の接続語の種類(順接や逆接など)は何になるのでしょうか? 辞書でむしろを調べると、二つを比べて、あれよりもこれを選ぶ。また、これのほうがよりよいという気持ちを表す。 例、病人のほうがむしろしっかりしている。強い男性よりも、むしろ優しい男性が好きだ。など また「むしろ」と「かえって」は同じ意味で使われるのでしょうか? 回答よろしくお願いします。
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「むしろ」は接続詞ではなく、副詞でしょう(『広辞苑』にはそう書いてありました)。 「かえって」も副詞です。 「むしろ」の意味は、おっしゃるように「二つを比べて、あれよりもこれを選ぶ」という意味で、「どちらかといえば」という意味でしょう。 「病人のほうがむしろしっかりしている」は、「病人のほうが、どちらかといえばしっかりしている」となります。 これは、病人と健常な人とがいて、健常な人に比べて、病人の方がしっかりしているような状況に使います。この場合、病人も健常な人もどちらもしっかりしていないけれど、どちらかといえば病人の方がしっかりしているかな、という状況のような気がします。 それに対して、「かえって」は「逆に」「反対に」ですから、「病人のほうが逆にしっかりしている」となります。本来、しっかりしているべきなのは健常な人なのに、健常な人がしっかりしておらず、逆に病人の方がしっかりしている、という感じで意味が微妙に違います。 と書いてみればみるほど、「どちらかといえば」と「逆に」は、結構似ていてややこしい感じになってきました(^^ゞ。 私自身の中では使い分けすべき別の表現なんですけれど。 どなたか専門家の方に、もっと上手く説明してもらえたら……と思います。
お礼
Samantabha様 回答ありがとうございます。 むしろは接続詞ではなく、副詞でしたね。辞書を見直すと小さく書いてありました。自分のミスです。 >どなたか専門家の方に、もっと上手く説明してもらえたら…… とても分かりやすい説明です。十分です。