- ベストアンサー
ラダー図の読み方
ラダー図は左上から右下に向かって電流が流れて行く形でプログラミングされるのでしょうか? よく、左上の接点1がONしてその隣の否定形の接点2をONすると反転されて通電されて右端のコイルがONされるというのでしょうか? そして、接点1の下にある接点3がONされて、1と2の間に割り込んでいる図は1と3も同時通電なのでしょうか? 基本中の基本ですがその辺の作動性を教えていただけませんか? 図面例が無くてすみません。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
お早うございます。 ラダーの読み方は、その流れで結構です。 で、質問者様が仰っておられる回路は、以下の様な物とこちらで判断して見ましたが合ってますか? 図のような回路の場合、接点1や接点3の呼び方は、A 接点(ノーマルオープン)と呼びます。 接点2は、B 接点(ノーマルクローズ)と呼びます。 >よく、左上の接点1がONしてその隣の否定形の接点2をONすると反転されて通電されて右端のコイルがONされるというのでしょうか? 接点1が ON する→接点2は何もしない(つまり、OFF です)→で、通電されて右端のコイル1が ON します。 だから、接点2の様な形の物をノーマルクローズ(普段から閉じている)呼ぶ訳です。 >そして、接点1の下にある接点3がONされて、1と2の間に割り込んでいる図は1と3も同時通電なのでしょうか? この形の回路は、シーケンス制御の基本中の基本でして、自己保持回路と言います。 この自己保持回路の流れは、 接点1が閉じる ↓ 接点2は動作しない ↓ コイル1に通電 ↓ 接点3がコイル1に連動して閉じる。 以上の様な感じです。 何故自己保持回路が基本になるかと申しますと、接点1は何時切れるか分からない訳です。それでも回路を維持したい時に使われます。 こうしておくことによって任意のタイミングで、回路をリセットすることができます。 リセットは、接点2を ON(動作させる)で、回路を切ってリセットする訳です。 この自己保持回路を何段も重ねて行くと順次シーケンスが出来上がる訳です。
お礼
解りやすいご回答・説明ありがとうございました。 今後も何卒よろしくお願い致します。