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ウェスタンブロットのサンプルのinputの意味
今呼んでいる分子生物学系の論文なのですが、ウェスタンブロットの結果のFig中に C:control、IP:immunoprecipitationの他にもう一つ、inputと書いてあるサンプルがあります。これは一体どのような意味を持つサンプルなのでしょうか。 微妙に専門外なのでホントに基礎的なことだったらすみません。 詳しい方解答よろしくお願いします。
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正確な表現ではないですが数式で書くと Input = IP+ flow through となります。 入れた物 = 抗体についた物+つかなかった物 ただ全量泳動することはできませんので、一般にNo.1のかたが書かれたように1% Inputとか10% inputとして泳動します。 抗体反応中の分解や容器等への付着、洗浄中の脱落および吸着の定量性を示したい場合にはflow throughを示しますが、一般にIPのデーターでは、どのようなサンプルを使用し、抗体でどの程度濃縮されたかを示すにとどめますので、ご質問の3つのレーンとなります。inputには、使用したサンプルにどのくらいの量の目的の因子が入っていたかを示す意義が主ですが、論文中のどこにも%を書いていないものもあります。そのときには、単にそのバンドの高さを示すのみの意味になってしまいます。 メンブレン全体をfigureにする場合には、inputのレーンが抗体の特異性などを示すために使うこともあります。 ご参考までに。
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- ga111
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IP:immunoprecipitationに使う前の全ライセートがたとえば0.2mlあったとします。そのライセートを余分に取っておき、0.02mlつかえば、10% inputという意味だと思います。
お礼
すぐに解答してくれてありがとうございます。 そうなんですか、IPしていないサンプルのことなんでね。 これで意味が通じます!
お礼
ありがとうございます。とても分かりやすい説明で助かりました。