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サボテンの育て方
観葉植物は、枯らさずに育てられるのですが、サボテンは、うまく育てられません。 初回は、水のやりすぎで腐らしてしまったので、次は我慢してあげなかったのですが、そのうちしょぼしょぼと小さくなっていき、最後になくなってしまいました。 表面がプックリとしたサボテンを維持するには、どのような世話をしたらよいのでしょうか。 教えてください。
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>表面がプックリとしたサボテンを維持するには、どのような世話をしたらよいのでしょうか。 <環境> →【理想は】:温室やフレームなしでもサボテンは育てられますが、やはり専用のフレームか簡単な温室を用意するとよいでしょう。(ツヤツヤのプックラしたサボテンになります) ですが、そこまでしなくても育てられます。私もサボテンは好きで各種栽培しています。 1年中日光によく当てる方が成育が良いですが、室内に置いてよく日光が当たる窓辺でも良いです。たとえば南向きベランダ&南側の窓辺です。元来砂漠の植物ですからエアコンや暖房には弱いです。 戸外で栽培の場合は、冬になったら一部の種を除き、部屋に取り込んでください。さらに上手に育てたいのなら窓辺に日照方向に少し傾斜をつけた発泡スチロールで囲って、透明の板をのせてもいいですね。(ツヤツヤのサボテンになります)※ベランダで同じようにしてもいいです。 http://cactus.abareru.com/sodate.html <水やり> ★真夏(7月、8月)と冬(11月から3月)は休眠期という事で、水やりや植え替え等は控えないといけません。夏は10~12日位に一度、真冬(12月、1月、2月)は殆ど水は与えない方が良いと思います。 ★【春・秋】の水のやり方は、鉢土が完全に乾いてから与える様にします。(4~5日に一度)、一気に鉢の底から水が流れ出るくらいタップリとあげるのがコツです。そのため鉢はできれば通気性と排水性の良い、素焼き鉢(ちゃんと底に水抜き用の穴があいてるもの)が好ましいです。生育期は霧吹きでもたまに与えると良いです。 ※生育期でも過湿には弱く、ちょっとした事ですぐ根腐れを起こしますので、注意が必要です。(水の与え過ぎにより、根腐れをおこし枯れていく) <植え替え> 植え替えは生育期(出来れば春)に行い、十分に根の土を落とし、2日程乾燥させます。(これは殺菌の目的も有ります) 水はけの良い、砂+何種類かの土を混ぜる。出来れば園芸店で『サボテン用の土』を購入するのがベストです。 植え替え後も、すぐに水を与えず、数日間は日光によく当てるように。※生育の良いサボテンは秋も植え替えしても良い。
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- cactus48
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サボテンと言うのは多肉植物と同じ仲間で、葉や茎や根が多肉質の植物 の事を言います。観葉植物にも多肉質の植物がありますが、栽培管理が 違う点が多いため現在では別々にされています。 さてサボテンの育て方ですが、最初にサボテンで間違いかをサボテンと 多肉植物図鑑で調べるようにして下さい。サボテンを知らない方の多く は、刺があるからサボテンと思っているようです。確かに刺があるのが サボテンですが、中には刺の無いサボテンもあります。また多肉植物も 同じで通常は刺が無い種類が多いのですが、たまに刺がある多肉植物も あるからです。図鑑で調べる事により、正確な名前と科名と属名が分か り、色んな情報を知る事で今後の管理に役に立ちます。 初心者にも理解して貰えるように、サボテンの基本的な管理を説明した いと思います。不明な点があれば次回にでも質問して下さい。 サボテンの生長期(活動を活発にして元気に生育する時期)は5~9月 で、11~3月は休眠期(活動を鈍くさせて休んでいる時期)です。 10月は休眠をするための準備期間で、4月は活動を再開する準備期間 と思って下さい。生長期に出来る作業は、植替えと増殖と施肥です。 休眠期には水と温度管理を十分にして、生長期に行える作業は一切出来 ません。まずこれらの事を忘れないように覚えて下さい。 まず植替えですが、これは僕が長年に経験した事に基づいて説明させて 頂きます。他のサボテン愛好家の方とは考え方が違うかも知れません。 それはそれで間違いではありませんから、参考にされて下さい。 植替えは5~9月の間の内、梅雨時期と猛暑時期を避けた時期に行いま す。僕は必ず梅雨入り前までに作業を済ませるようにしています。 梅雨時期には根腐れの危険があり、猛暑時はサボテンを疲れさせ過ぎて しまいます。植替えをする1週間前に水遣りを停止させて下さい。 植替え手順はサボテンを鉢から抜いたら、根に付いている土を全て落と します。この時に土を落としにくいと水洗いする人がいますが、絶対に 水洗いはしないで下さい。 土を全て落としたら、根を1/3から1/2ほどハサミで切ります。 次に植付けになりますが、鉢の底に防虫ネットを敷き、鉢底石(軽石や ボラ土でも代用が可能)を入れたら、市販のサボテンと多肉植物の土を 少し入れます。この時に山型になるように真ん中が少し盛るようにしま す。サボテンを鉢に入れ、サボテンの根より上が1cm程度土に入るよう に深さを調整します。周囲に土を入れながら、割りばしで突っつきなが らサボテンが安定するようにします。これで植替えは完了です。 植替えが終わっても直ぐに水遣りはしません。風通しの良い明るい日陰 に1週間程度置いてから最初の水遣りをします。水遣りは鉢底から水が 十分に流れ出るまで与え、鉢皿に溜まった水は直ぐに捨てます。 2回目からの水遣りは、鉢土(鉢に入っている全ての土)が完全に乾い てから、更に1週間経ってから水遣りを行います。この方法を生長期の 間に行って下さい。10月に入ったら鉢土が乾いてから1~2週間経っ てから水遣りをします。4月も同じです。 休眠期の水遣りは、1ヶ月に2~3回程与えるようにして、乾かし気味 に水遣りをします。微妙に活動をしているので、間違っても断水はしな いで下さい。 サボテンは暑さと乾燥に強いのですが、寒さには弱い性質があります。 冬場は最低でも5℃以上が維持出来る場所に置き、絶対に屋外に出さな いようにします。サボテンは太陽光が大好きですから、最低でも半日は 日が当たるようにして下さい。 サボテンは生長が遅いのですが、それでも養分は必要です。 植替え時に緩効性化成肥料(マグァンプKなど)を用土に少量混ぜれば 次回の植替えまで与える必要はありません。 サボテンの植替えは、7号鉢より小さいサイズは1年毎に1回、それよ り大きいサイズは2年毎に1回で行います。雑菌の繁殖に弱い性質があ るため、出来るだけ1年毎の植替えが好ましいです。 サボテンは体内に水を貯められる機能を持っている植物で、自生地では 雨が少ないため貯えた水を少しづつ使いながら生き延びようとします。 サボテンは水が要らないと言う人が居ますが、要らないのではなく必要 とする時は与えないと枯れてしまいます。 とにかく頑張って管理をして下さい。分からない時は聞いて下さい。 サボテンは自分の体の一部と思っているサボテン馬鹿ですから。 管理が良ければ必ず開花します。それが楽しみで栽培しているんです。
- lions-123
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>サボテンの育て方 ↓ 西部劇やメキシコ等の中北米旅行記に良く出てくる様に、乾燥した荒地で 雨が少ない天候に順応する為に、水分を備蓄用に茎が肥大化している植物です。 また餌が少ない環境で天敵である動物や鳥から身を守り、極端に強い日射光を反射分散する為に、多くはトゲがあります。 そこで我流ですが、栽培は原産地の土壌や天候、環境に近付けるのが良いとの思いから・・・ ◇乾燥気味の土壌(乾いたら湿らす程度:週1~2回、朝に少し霧吹きで行ってます) ◇鉢なら日照の良い所へ移動、地植なら日当たりの良い所で栽培。 水を過剰に与えたり、昼間に水遣りをすると高温多湿で蒸れて腐る。 ◇殆ど手間の掛からない丈夫な植物なので、肥料は特には不用と思いますが、私の場合は開花数ヶ月前の4~5月に鶏糞を少し根元から離して土に埋めてます。 ◇鉢の場合は、これからの冬(雪・霜対策)には、日当たりの良い軒下や屋内で越冬させます。 それと、知らない間に大きく成長したり、枝&茎分かれしてジャングル状態になりますので、根の成長で根詰まりを起し、サボテンの樹が重なると日陰になったり、風通しが悪い事により萎れたり腐ったりしますので→鉢を大きくするとか、地植に植え替えとか、分割して挿し木?する。(茎を砂床に挿す)。 canaryz様に於かれましては、皆様からの情報・アドバイスを参考にされ、サボテンが上手く育ちますよう、心より祈念申し上げております。
補足
まとめてですみませんが、この場を借りてお返事いただいた皆さんにお礼を申し上げます。 これほど、丁寧に長文で答えていただけるとは思いませんでした。 サボテンは、とても魅力がある植物なだと感じました。 いただいたアドバイスを参考に、プックリしたサボテンを育てたいと思います。(まずは枯らさないことですね) 大変有難うございました。