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手間のかからない観葉植物を探しています
手間のかからない観葉植物を探しています メゾネットタイプのマンションに住んでいるのですが、上階のベランダに何か植物(ある程度の大きさ:50~100cmくらいの)を欲しいと思っています。ただ、その階に水の設備がなく、水やりが極力入らず、放置して基本雨だけで育つような雑草の生命力を持った植物はないものでしょうか? やはりサボテンとかになりますか?サボテンならば屋外は温度的に厳しいのでしょうか? 「そんなヤツには植物を栽培する資格はない」といわれればそれまでなのですが・・・。
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鉢土の乾燥に強く、また鉢土の乾燥を好み、日当たりを好み、寒さにも強く、水遣りの手間が極力省ける観葉植物としては、ユッカ属のもの、よく流通しているのはユッカ・エレファンティペス(別名、青年の木)が挙げられます。トックリラン(別名、ノリナ、ポニーテール)などもそうですね。 両者とも原産地はメキシコや北アメリカ南西部あたりの砂漠地帯、と言っても砂砂漠ではなく西部劇に出てくるような荒地砂漠で、長い乾季と短い雨季、やせ土で、日中は暑く夜間は急激に気温が低下するという、過酷な条件で生育しています。 http://www.saisyokukenbi.jp/howtoraise/yuka_erefan.html http://www.saisyokukenbi.jp/howtoraise/tokuriran_norina.html 冬場(11月、12月~2月、3月)はほとんど水遣りは不用で、鉢土をカラカラに乾かす事で0℃近くまで耐えます。(一応、雨や雪や霜が直接降りかかる状況は避けます。この場合、半日陰状態になっても構いません。また氷点下まで気温が下がる場合は室内に取り込む必要があります。) 生育期(4月~9月、10月)においても一般的に言われる、鉢土の表面が乾いてから水遣りする、ではこの両者にとっては鉢土が過湿になり過ぎで、鉢土の表面が乾いてから更に4~6日経って水遣りするぐらいでちょうど良いぐらいでしょう。 水遣りの目安としては、春秋で2週間に1回。盛夏で1週間に1回ぐらいです。 この間にまとまった雨が降れば水遣りは不用です。(ただし少雨が短時間では水遣りした事にはなりません。一応水遣りする場合は鉢穴から水が流れ出るぐらいしっかり遣ります)。 11月~3月の休眠期で2回ぐらいの水遣り、11月~12月、3月の暖かい日があれば各1回づつ水遣りします。厳寒期は水遣りしません、鉢土がカラカラに乾いた状態を維持しておきます。 挙げられた条件の観葉植物なかでは、この二つが最も適合しているかとは思われます。 補足。 観葉植物は往々にして、赤茶色っぽいフワフワしたピートモスを主体にした土に植えられて販売されている場合がありますが(特にユッカ・エレファンティペスなど)、この土は良い土ではありません。 ピートモスは乾けば水を弾く性質があり、またその事が水遣りしても鉢内の水の流れを偏らせたりします。つまり十分水遣りしても、各根に水が行き渡らない場合があります。 このような土に植えられている場合は、新しい水はけの良い土で植え替えた方が無難です。 フルイにかけて微塵を抜いた赤玉土を6割、完熟腐葉土あるはバーク堆肥を2割、山砂類の小粒を2割ぐらいの配合土がベストですが、難しければ市販の観葉植物用の土でも構わないでしょう。また市販の花野菜用の土はバーク堆肥等の腐植質成分が多く乾きにくいので、これら土の乾燥を好む植物にはあまり適してはいません。 鉢は色々あり一応何でも可ですが、特にテラコッタ鉢や陶器鉢を使われる場合は底穴の大きさに注意しましょう。底穴の小さいものは避けるべきで、この事は水はけの良さ、下からの通気性の良さと関係があります。 適正な底穴の大きさは鉢の各号数との関係もありますが、一応どこにでもある「駄温鉢」あたりを基準にして下さい。各号数において、そのぐらいの底穴の大きさならば、まず大丈夫です。 7号鉢以下であれば毎年植え替え、8号鉢以上でも2年に1回は新しい土で植え替えるようにした方がよろしいでしょう。必要であれば鉢もひと回り大きなものにします。 後は鉢底石も必ず入れて、深植えにならないようにします。ユッカなどは購入時においては根張りがまだ不十分で、植え替えてもグラグラと安定性を欠く場合もありますが、今まで埋まっていた以上には深植えしないようにします。 安定性を欠く場合は支柱を立てて支えてやります。根張りがしっかりするまでは(グラグラ感がなくなるまでは)この状態にしておきます。 一応、植え替え後は面倒でも2回ぐらい十分に水遣りはして下さい。後は成り行きまかせです。 施肥は4~6月の間で緩効性の固形肥料を鉢の隅に置き肥します。秋9月頃にもう一度置き肥してもよろしいでしょう。 緩効性の置き肥としては、「発酵済み油粕+配合肥料」の玉肥、IB化成肥料、やや高価ですが錠剤型の肥料(プロミックやエードボールCa)などがあります。いずれも園芸店やホームセンターで入手出来るものです。 施肥は植え替え後2週間ぐらい経って行い、また置き場所も植え替え後は明るい日陰ぐらいの所に置き、2週間ぐらい経って日当たりの良い所へ置くようにします。 植え替え適期は、平均気温20℃ぐらいになって本格的に生育期に入った時期です。地域性もありますが、4月中下旬あたりから5月あたりでしょうかね。 購入されて植え替えをするのであれば、この時期に入手されるのが最もよろしいでしょう。
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- yappe
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まず 貴方が居住している環境を調べてください 特に冬期の温度 天候 降水量 サボテンは 暑さには強いけど 寒さには余り強く有りません 特に雨が降り尚且つ零度以下になる様な環境だと枯れます 冬に7℃以上保てるとして みどり珊瑚 ハナキリン アロエ など活けるかもしれません
お礼
東京なのですが、冬7度以下にはなってしまいますね。やはり冬場は室内に入れるとして、ご回答頂いた植物を調べてみます。有難うございました。
観葉植物に分類されている植物は熱帯性のものが殆どではないかと思います。 乾燥に強い観葉植物にサンスベリ(虎の尾)や金のなる木(名前は忘れてしまいすみません)等がありますが、越冬が屋外では無理ですし、観葉植物の多くが冬越しを室内で、場合によって暖房を必要とするものが多いようです。 観葉植物ではありませんが、樅ノ木とかマンサク、紅かなめ等を結構大き目の鉢に植えて楽しむのもひとつかと思います。 バラの中にも耐乾燥・耐低温の種類があったような気もします。 あまり役に立たない回答ですみませんが参考にしてみて下さい。
お礼
有難うございます。大変参考になりました。
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
結論から申しますが、手間のかからない植物なんて存在しませんよ。 確かに屋外では雨が降れば水遣りも不要ですが、夏場に1ヶ月以上の雨が降らない時は 水遣りはどうされますか。観葉植物の基本的な水遣りは、鉢土の表面が乾いたら与える ようにします。雨が降るまで待っていたら、間違いなく枯れてしまいますよ。 水の設備が無いからと言われますが、ベランダに無くても台所や浴室などからバケツに 入れて、その水を与えれば済むのではありませんか。 サボテンは暑さや乾燥には強いのですが、だからと言っても水遣りは必要です。 乾燥に強いのは本体に貯えた水があるからで、この貯えた水にも限りがありますから、 貯えた水が無くなった時には枯れてしまう事になります。 例えば梅雨時期は毎日のように雨が降りますが、このような時に雨ざらしにしていると 決まって根腐れを起こして枯れてしまいます。 サボテンは暑さと乾燥に強い事は先程に書いた通りですが、寒さには比較的に弱い性質 があります。年間を通して栽培が可能な種類もありますが、ほとんどが寒さには弱いの で、外気温が5℃以下になる前に室内に取り込む必要があります。 水遣りの事を主に説明しましたが、どんな植物も水遣りだけで生育はしません。 植替え、肥料、病害虫の駆除などの管理は不可欠です。 御希望の観葉植物の大きさが1m程度のようですが、植物が大きくなれば大きくなるほ ど植替えは大変な作業になります。1m程度の大きさなら、2年毎の植替えは必ず必要 です。鉢と言う限られた空間で生育するしかありませんから、そのためには人間が何ら かの手伝いをしてやらなければ植物は育たないと言う事です。 資格が無いとは言いませんが、手間をかけたくないのであれば植物を購入されない方が いいかも知れません。
お礼
おっしゃる通り、そうですよね。丁寧なご回答を有難うございます。
お礼
有難うございます!こんな間の抜けた質問にここまでご回答頂けるとは思っていませんでした。 ユッカ、形も葉の色も力強くてとてもいいですね。購入したいと思います。