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はまり役って何?
はまり役ってどういう意味で、いつごろから言われ始めた言葉なのでしょうか? 辞書にのってないし、ネットで調べてもわからないので、みんなどうやって意味を理解して使っているのか不思議です。 まだ意味がわからないのですが、たぶん、役者にとってピッタリの役だという感じの意味だろうとは、文脈や雰囲気から思っています。
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いつからあるのかは分かりませんが、結構、古い時代からあると思います。 『広辞苑』やgoo辞書などには「はまり役」についての記載があります。 その説明文の中の例文として、どれも歌舞伎の役名が書かれています。 「―の弁慶」 「助六は彼の―だ」 など。 ということで、歌舞伎が盛んだった江戸時代からあったのではないかと推測します。 役者がある役柄(たとえば弁慶)を演じた時、目の前にいるのは役者ではなく“弁慶”であるように観客の誰にでも感じられるような、ぴったりと役柄に“はまった”演技をしている役者への称賛として、「ああ、弁慶はあの役者の“はまり役”だ」というような言い方をするのだと思います。 さて、このような言葉の意味をどうやって理解しているのかと言えば、おっしゃるように文脈や雰囲気から感じ取ることが多いと思います。 “はまり役”は、結構、推測しやすい語だと思います。mathmajikaさんも辞書に見つけられなくても意味は理解されていますよね。たいていみんなそんなもので、いろんな情報をかきあつめて推測しているのです。 それでも分からなければ辞書を引き、今ならネットで検索し……というふうにして意味を完全に理解しているのだと思います。 辞書にも種類はたくさんありますから、ご自分の手許の辞書だけではなく、図書館で調べるなり、ネットの辞書を活用するなりすれば、あらかたの意味は分かると思います。 いろんな語を知っている人は、辞書やネットでも分からなければ、その語を使った人に聞くとか、周囲の知ってそうな人に聞くとか、とにかく疑問に思ったら徹底的に調べるということをしているのだと思います。 ところで、私は最初に、「“はまり役”という言葉がいつからあるのか分からないが、古い時代からあると思う」と書きましたが、物知りの人たちはここで手を止めず、どんな書物に“はまり役”という言葉が出てくるのかを調べます。そして「○○年頃から使われている」ということを突き止めます。 私はそこまでしませんが(『広辞苑』等の例文である程度の推測はつくので)、今はネットがありますから、その気になって調べれば、ご自身の手で、“はまり役”が具体的にいつ頃から使われ出したかを調べることができると思います。
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すでにいい回答がつきましたから,たいして加筆することもないのですが, >役者にとってピッタリの役だという感じの意味 最初はそうでしょう。いまでは,役者ではなくても,「あいつは仕事では役立たずだけど,宴会の幹事は<はまり役>だね」というようにも使います。
国仲涼子さんのえりいは、はまり役だったね。という記事を読みました。 だから「ちゅらさん」からです。 シナリオがあってそれから役者が選ばれるわけですから、素材を表現するのに適した者という意味だと思います。