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税金対策で球団を持つとはどうゆうことでしょうか?
オリックスや西武は税金対策で球団を持っていると時々聞くのですがどうゆうことでしょうか? 球団を持つと税金的に何か特することがあるのでしょうか?
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各球団の親会社の事情により違うと思いますが、1番の目的は「宣伝」です。 日本の球団は、たいてい球団名に企業名を入れます。シーズン中は、これが新聞、TV、ラジオ、ネット等で毎日、何万という人の目に触れます。これだけでもかなりの有効な宣伝効果です。 例えば親会社が黒字で、多額の税金を国に納めなければいけない場合と、 親会社が黒字で、自前の赤字球団にその黒字分をつぎ込んで税金を払わなくてよい場合を比較すれば分かりやすいですよね。 同程度のお金を「国」に払うのと、「赤字球団」に払って多大な宣伝効果を得るのでは、どっちが得かは一目瞭然ですね。 また、西武などの鉄道関連事業を営む企業は、フランチャイズ球場を自前沿線に配置することで集客率を上げ、それにより路線価も上がり、不動産部門でも大きな利益を上げることができます。 以上は一例で、各親会社は色々な工夫をしています。
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- norikhaki
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税金対策でということであれば 球団運営会社であるオリックス野球クラブはオリックスの100パーセント子会社になります。 100パーセント子会社ですから連結決算の対象になりますので ざっくり言えば オリックスの黒字が オリックス野球クラブの赤字で減ることになります。 黒字が減れば法人税が少なく済むということです。
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回答ありがとうございます。 わかりやすい説明ありがとうございます。
- nama777
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あまり詳しくありませんが、ごく大ざっぱにいうなら、税金というのは利益から必要経費を差し引いた額に対してかかりますので、利益は得ているけれども納税額を減らしたい場合には、必要経費を多くとればいいわけです。 オリックスや西武は、質問者さんの聞いた話が本当ならば、球団の運営費(当然膨大な額です)をグループの必要経費としているのでしょう。例えばグループの利益が300億円あったとしても、球団経営が赤字で年間100億の持ち出しがあれば、税金は差し引き200億に対してしかかからないので節税といえます。 いっぽう球団の赤字は、グループの宣伝になったり、球場や支配下選手など資産として蓄えられるので丸損にはならない。少なくとも税金はらうよりマシということでしょうかね。
お礼
回答ありがとうございます。 >いっぽう球団の赤字は、グループの宣伝になったり、球場や支配下選手など資産として蓄えられるので丸損にはならない。少なくとも税金はらうよりマシということでしょうかね。 なるほど確かにそのほうが得ですね。 わかりやすい説明ありがとうございます。
- isf
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パチンコ店のグループでもわざと赤字店舗を作ってると聞きます。 いつも客がいなくてガラガラのパチンコ店は経営が成り立ってるのかと思いますが、ちゃんと裏があるのです。 適度な赤字を出すことは企業にとって有効なのです。 近鉄バファローズみたいに赤字出しすぎるとつぶれますが。
お礼
回答ありがとうございます >パチンコ店のグループでもわざと赤字店舗を作ってると聞きます。 いつも客がいなくてガラガラのパチンコ店は経営が成り立ってるのかと思いますが、ちゃんと裏があるのです。 確かにこれは前から自分も疑問に感じていました。 やっぱり裏があるのですね。
- winder500
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企業が球団を持つ理由は主に、広告宣伝の効果と節税対策という意味が大きいと思います。 税制上の通達で球団をもつ親会社は、子会社の球団の赤字補填を損金扱いできるとなってます。 例えば、親会社が100億の利益が出た場合、税率50%だとすると50億円の税金が掛けられます。 もし子会社に球団を保有していて20億円の赤字が出た場合、その分を補填した残りの80億円が課税対象になり税金は40億になります。 10億円の節税効果があるとなります。
お礼
回答ありがとうございます。 わかりやすい説明ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 球団をもつとやはり宣伝効果が大きいのですね。 >また、西武などの鉄道関連事業を営む企業は、フランチャイズ球場を自前沿線に配置することで集客率を上げ、それにより路線価も上がり、不動産部門でも大きな利益を上げることができます。 なるほど球団も色々考えているのですね。 わかりやすい説明ありがとうございます。