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リアサスのパワーロスについて
先日は空気入れの件についてありがとうございました だいたいは規定値に近い感じで入れられました MTBルックのリアサスのパワーロスについてなんですが何点か質問させてください ●リアサスは全てパワーロスがあると思っていたのですが本で読むと 「スイングアームにBB(クランク軸)がついていっしょにスイングするタイプはパワーロスがない」 とありました。これは本当にその認識でいいんでしょうか? ほとんどないとかどのていどの問題か把握もしきれませんで・・ ●また仮にパワーロスがあった場合リアサスのプリロードをあげる事で パワーロスの低減は可能でしょうか? ●そこそこのケイデンズ数を保って25km/h以下の巡航など強くぺダリングしないなどなら元々パワーロスが少ないのか また我侭を申しますが坂道などで強くぺダリングしなければそれほどパワーロスがない のかなどのリアサスとパローロスについての程度問題もお教えいただければ幸いです
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ものすごく簡単に考えれば ●サスペンションは路面から伝わる衝撃を吸収 するわけですが、これは同時に ●路面に伝える衝撃をも吸収してしまう わけで、後者をパワーロスと呼ぶわけです。 > スイングアームにBBがついていっしょにスイングするタイプは > パワーロスがない スイングアームにリンク機構などをいれて すなわちテコの原理を応用するなどして 力(衝撃の入力)の吸収の仕方を直線的でなく2次曲線的に調教することは出来ますが http://www.geocities.jp/cr750four/mecha/prosus.html パワーロスがないということは、路面からの衝撃も吸収しない ということになるので、ありえない筈です。 > また仮にパワーロスがあった場合 > リアサスのプリロードをあげる事でパワーロスの低減は可能でしょうか? 衝撃はサスペンションだけで吸収しているわけではありません。 サスペンションのない自転車のフレームだって 素材や形状を工夫し「弾力性」を持たせることで衝撃を吸収しています。 サスペンションというのは「より積極的に弾力性を持たせたパーツ」です。 ですから、このパーツの弾力性を抑えれば吸収力も低くなります。 ちょっと話を単純化しすぎて誤解を生むのもよくないので コチラ↓も是非読んでみてください。 http://boat.zero.ad.jp/~zbc10444/raiteku/puriroudo_1.htm > そこそこのケイデンズ数を保って25km/h以下の巡航など 要するに路面に衝撃を伝えるような走り方をしなければ 衝撃(パワー)の吸収(ロス)もなくなります。 止まっている状態ではパワーは掛かりません。 サスペンションも作動しません。 人が乗ると体重というパワーが掛かりますので サスペンションが作動します(沈む)。 これによって体重パワーがタイヤから路面へと 急激に(ダイレクトに)伝わるのを防ぎます。 次に、ペダルを漕ぐことでパワーが掛かりますので サスペンションが作動します(沈む)。 これによって漕いだパワーがタイヤから路面へと 急激に(ダイレクトに)伝わるのを防ぎます。 この説明でお分かり頂けると嬉しいのですが サスペンションは急激なパワー(あるいはトルク)の上昇時に作動し パワーを吸収する(逃がす)することで タイヤから路面へと急激にパワーが伝わらないようにするわけです。 ですからパワー(トルク)変動の少ないペダリングをすればパワーロスは減ります。 以上は理屈で、感覚としては ●ペダルを踏まない、脚の力で漕がない(股関節を滑らかに回す) ことです。 (つまり無駄に力を使わず漕ぐことになり、疲れないので一石二鳥です。) (上り坂でサスの上下動の少ないペダリングの上手い人を真似しましょう。)
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No.1ですが No.1の回答を読み返してみて・・・分かりにくいですね。 (特にオートバイのサスのリンクは意味がなかったかも。) スイングアームにBBがついていっしょにスイングするタイプは MTBでなくモールトンに乗ってましたが パワーロスが少ないとは感じても ない、というのは「嘘でしょ」と思います。 > どのていどの問題か 程度の問題は、サスの構造だけの問題というよりも その車種がきちんと設計しきちんと製造されてるか?の方が 問題として大きいんじゃないかなあ。 ルック車で確認したことはないのですが ルック車というだけに、見た目だけ同じにして 同じ効果をきちんと発揮しているか?はちょっと疑問。 蛇足の繰り返しになるけど サスペンションがないロードバイクだって 柔らかいフレーム(特にBB周り)のバイクを パワーのあるライダーが駆ったら フレームが負けて力が逃げることは多々あります。 だからといって硬くしすぎると 反力が大きくなって、今度は足が負けだします。 なので適度な弾力性は必要なんです。 あとはメーカーごとに、車種ごとに 適度、というのを「どのレベルの乗り手」に合わせているか? が「程度問題」だと思います。 まあ、あんまり難しく考えるよりも 例えば加速しようとして力一杯ペダルを踏んだら 思ったりも反応が鈍い、なんてことを経験している筈ですから そんな経験値が溜まれば「自分でのバイクでロスの少ない力の入れ具合」が 自然と分かってくると思いますよ。
- morutiroro
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>「スイングアームにBB(クランク軸)がついていっしょにスイングするタイプはパワーロスがない」 とありました。 →このタイプに乗っていますが、メーカーが言うほど全く無い。 とは言えませんね。 多少の上下動は感じます。 が、多少のもので(ちゃんとしたメーカーのものなら)それほどないのは確かです。 >また仮にパワーロスがあった場合リアサスのプリロードをあげる事で パワーロスの低減は可能でしょうか? →可能です。以前乗っていたMTBルック車で、やってました。 当然、乗り心地は悪くなりますが、進み方も変わります。 あと、タイヤをイボイボのものから、スリックに換えるだけでも、かなり進み方は変わります。 >そこそこのケイデンズ数を保って25km/h以下の巡航など強くぺダリングしないなどなら元々パワーロスが少ないのか 坂道などで強くぺダリングしなければそれほどパワーロスがない のかなどのリアサスとパワーロスについての程度問題。ですが。 →強いペダリングをしないというか、体重を乗せてダンシングをしなければ、ロスは少ないです。 あと、シッティングで引き足をきちんと使えば、ロスは更に抑えられます。 これは、踏む力でサスが動くなら、引いて緩和しようというわけです。 加えてダンシングと違い、サスを初めからある程度沈めて、その状態をキープできて、稼動域が狭まるから。というのもあります。 (ダンシングだと、どうしても踏み込みが強くなるので荷重が安定しないですから)
お礼
やはりメーカーの言うほど無いわけではないんですね、でもそうですか 作り方とコスト次第でも程度問題として違うのではないかと思っていたので納得です タイヤはセンターリッジのイボイボで真ん中の抵抗少ないかとおもいきや良く見ると 空気圧一番高くしてもタイヤほぼ全面が接地しててイボによる抵抗大きそうです スリックとかオンロードに適したタイヤかホイールに変えられる機会あったら是非したいと思います なるほどサスが働くのと反対に力を入れればロス低減に効果ありそうですね ぺダリングやペダルについても頭に入れてやっていきたいと思います きめ細かいご回答ありがとうございました
補足
書き忘れましたがプリロードをかけて動きにくくしたら ハードテイルと近い感じにできるのではないかと思っていたので その走行感含めて安心できましたありがとうこざいます
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お礼
まずみなさまたくさんのご回答ありがとうございます 自分にはすごく内容が濃くてためになります CUE009さんご回答ありがとうございます なるほど力の伝達とサスの動きのイメージできました プリロードやサスについてはオートバイ畑なでそのサイトみた記憶があるので 再度読み返してタメになりました(深く知ってないので) やはり謳い文句と違い体感ではそのように感じるものなのですね スムーズなぺダリングがサスでのロス軽減に有効そうなのも納得できました 色々他にもメリットあるようなのでこれからはそのように心がけたいと思います 極度の安いルック車なのでおっしゃるとおりの車体の設計の洗練度については全く期待できず 高みを目指すほどではないですが最低限の効率はできたらあげたいものでどこでやっていくか落としどころが見えたので助かりました