10日間勾留と言う事は、検察に送検されて、裁判所にも行かれたのだと思います。逮捕時にも警察から弁護士についての説明はありますが、通常、検察に送検され裁判所で弁護士について詳しい説明があります。
内容としては、弁護人を付けるか・否かを聞かれます。次に自己財産が50万円以上ある場合は私選になります。(但し、建前であり国選でも構いません。)
自己財産がない場合は、国選になります。と裁判官か裁判官書記官から説明があります、そこで本人が決めるのですが・・・
現実、私選と国選ですと、示談交渉や弁護活動に差はでてきます。一回目の示談で相手が拒否した場合、国選の弁護人はそれ以上の努力をしない場合がるのも事実です(こんなことはあってはならないことですが、実情は国選で引き受けた場合は、弁護士報酬が少ないため、弁護活動に手を抜く弁護人がいることも確かです)
不思議なのは、何故弁護士から私選で、と言う電話があったのかです。
一度国選で選任した弁護人を途中から私選への変更はできません。
(実際に国選から私選に変更しようとして、それはルール上できないと断られた人がいました)
示談が成立することで被害届が取り下げられれば、不起訴、悪くても起訴猶予起訴にはなるでしょう。
(つまり、前科にはならず、裁判も行われません。起訴猶予の場合、前歴としては残ります)
起訴がいつされるか判りませんので時間は、余りないですね。
しかし、示談中と言う事で起訴を最大20日間(当然、お子様も20日間勾留されます)まで延ばしてもらう事は弁護人と検事との交渉であるみたいです・・・
今やるべき事は、即刻、別の国選の弁護人を変更するか。
(高い授業料だと思い)今の弁護士に依頼し起訴前に必ず示談を成立せさ、法的に問題のない示談書を作成してもらい、併せて被害者の方に嘆願書(刑罰を与えないでくださいと言う内容で「宥恕」の言葉が入る形で)を作成してもらい、不起訴にしてもらうかですね。
(着手金を凄く少ない額(5万円)に交渉し、不起訴にできたら成功報酬として私選弁護人が要求している弁護料を支払うと交渉してみるのも一つの手かも、と思います)
私も民事で色々な弁護士に依頼をしていますが、弁護士よって対応が違うのが現実です。(同じ金額のお金を支払ってもやる気のない人はやらないのが現実で、弁護人の資質の問題でもあります)
お礼
ありがとうございました。起訴前に示談を成功させることが大切だと理解しました。この週末前は、検事はこの3連休休むけれど私(弁護士)は動けると言っていたのに、結局連絡がつかないままこの2日間過ぎてしまいました。今年1月に弁護士事務所に入所したばかりの若い方なのですが、対応に疑問を感じます。とても有益なアドバイスをありがとうございました。