この"Big Brother" が意味するもの
いま、"A world without: DNA evidence" という英字新聞の記事を
読んでいるのですが、そこで意味が分からない文章があります。
概して、アメリカでDNA鑑定が、いかに犯罪捜査解決に
役立っているかという記事なのですが、ただ、DNA鑑定自体が
間違っていたため、本当は無実の人が有罪になったという段落が
あります。
And DNA testing isn't immune from human error. Josiah Sutton,
convicted of rape in Texas in 1999, was sentenced to 25 years
in prison. A Houston crime analyst told Sutton's jury that only
an identical twin could have the same DNA. The analyst was just
plain wrong---the DNA sample, properly interpreted, excluded
Sutton. He was freed in 2004.
DNA鑑定が、人間の間違いに免疫があるわけではない。
ジョサイア・スットンは、強姦罪で1999年にテキサスで懲役25年
の有罪判決を受けた。ヒューストンの犯罪分析官は陪審員たちに、
同じDNAを持っている人物は一卵性双生児だけだと証言した。
しかし、その分析官は単純な間違いをおかしていた。正しく解析された
DNA鑑定の結果は、スットンを排除した。彼は2004年に釈放
された。
という段落の後の文章なのですが...。
In a world without DNA evidence, mistakes such as this
wouldn't happen, and Big Brother would look a lot less
big.
という文章があります。
DNA鑑定なき世界では、こういった間違いは起こらないだろう。
そして、ビッグ・ブラザーは、ずっとずっとビッグではなく
見えるだろう(???)
の、Big Brother would look a lot less big.
なのですが、意味が分かりません。
Big Brother と、DNA鑑定の分析結果があやまっていたため、
有罪確定となった人の話と、何の関係があるのでしょうか。
解釈がお分かりの方、教えてください。
ちなみに全文が載っているサイトです。↓
http://www.newstrust.net/stories/6273422/toolbar?ref=tp
お礼
回答ありがとうございました。カラカラの骨からでも分析可能なんですね。