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マッハとRD・GT

ふと思ったのですが、カワサキのマッハ系は「曲がらない・止まらない」だとか「まっすぐ走らない」などアブナイ噂をよく聞きますが、ヤマハのRD系やスズキのGT系ではそのような噂を聞きません(GT系などはむしろ車体安定性が良かったなど肯定的な噂も…)。 この点、実際にRDやGTの方が車体の設計が優れていたのでしょうか? それともマッハの伝説が過剰に先行しただけで、RDやGTも似たようなものだったのでしょうか?

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  • m-twingo
  • ベストアンサー率41% (1384/3341)
回答No.4

10代の頃にこの辺のバイクはさんざん乗り回しましたが、マッハと言うのはカワサキの2ST三気筒搭載のバイクでも500SSと750SSだけです。 それ以降のKH系は正確にはマッハとは言いません。 初代の500SSはエンジンパワーにフレームやブレーキが付いて来ていないので、確かに曲がらない、止まらない、それと前輪加重が少ないので、ちょっとスロットロルを開け気味にすると簡単にウィリーしてしまうようなバイクでした。 私が現役の80年代や90年代のレベルから見ても欠陥バイクですね。 一方同じ3気筒でもスズキの2ST三気筒はどちらかと言うとツアラー的な味付けで、2ST三気筒のエンジン特性を快適性のほうに振ったバイクでした。 GT750などは車重が約250Kgととても重いバイクでしたが、一度走り出してしまえばハンドリングはとても素直で軽いバイクでした。 ただし、峠で振り回すような性格ではありませんでしたね。 RDはもともとはTD3やTR3と言った市販レーサーのロードゴーイングバーションです。 実際、RD400の初期型までは、TR3やTD3、その後のTZと基本的に同じ構成のフレームを持っています。 市販レーサーと基本的に同じフレームを持っていますから、コーナーリング性能などのトータルバランスは前記2車とは比べ物にならないくらいに高かったです。 実際私も18のときにRD400を持っていたのですが、筑波でスポーツ走行をしていても、バンク角が浅いこを除けばなんら不満のない性能を持っていました。 この3車を単純比較すると、SS系はエンジンパワーは申し分ないが、フレームが完全についてきていない。 GT系はツアラーだからマイルド。反面面白みにかける。 RD系は元が市販レーサーだから、トータルバランスはとても高い。といったところでしょう。 実際当時の峠屋さんんが上記3車から1台を選ぶとしたら、10人中7,8人はRDを選んだんじゃないですかね。

azure_f
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 3車種の性格が非常によくわかりました。 とくにRDのベースがレーサーだったというのは初めて知りました。 さすが後のRZに繋がるだけのことはありますね… SS系はフレームと足回りの補強を頑張ると面白そうですね。 この辺のバイクはどれも魅力的で困ります。

その他の回答 (3)

  • 6750-sa
  • ベストアンサー率26% (438/1656)
回答No.3

GT380(B2)とGT750最終型(B5)に乗っていました。 他に友人のSSシリーズやホンダ等いろいろ借りて乗っていた時の感想です。 スズキは重たかったです、2ストのくせになんで?と思います その点ヤマハやカワサキのモデルは軽く出来ていました さらに、ヤマハRDシリーズの美点はフレーム剛性にあり、2ストツインのメリットを 十分生かしたスリムなコーナリングマシンとして高い評価を与えられていました。 (後のRZシリーズにその名声は継がれていきました)。 そして、カワサキSSの場合は軽量+2スト3気筒のハイパワーと、お求めやすさが持ち味でしたが、 さすがにフレーム剛性にまで手がまわらなかったのか、コーナリングはピーキーなエンジンとの兼ね合いで苦手なモデルでした。 (それでも乗っていた期間は短かったけど500SSは心にしみて可愛く思えました)。 スズキGT系は重たいくせにバンク角が浅く、つまらないカーブでも年中ガリガリ擦っていました そしてエンジンがラバーマウントだったため、やはりフレーム剛性が足りなくてコーナーが楽しいとは言えません。 しかし、それも快適なバランスエンジンと重めの車重はハードな走りさえしなければ快適でした。 しかし、ホンダ車に乗り換えるといつも思ったのは「なんと柔らかな接地感と操縦性なんだろう!」でした これらはすべて、その時代の要求と、メーカーの個性、当時の技術の駆使によって生み出されていた歴史です だからこそ、どれも不完全っぽかったけど、バイク野郎たちの心をワクワクさせていたのではないかと思います。

azure_f
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 たしかにスペックを見てもGT系は異様に重いですね。 そもそもGT系を選ぶ人はハードな走りを求めなかったから、変な噂が立たなかったというような面があるのでしょうか。 RDはさすがRZの前モデルという感じですね。 箱っぽいGTやマッハのフレームと比べてみると、RDのフレームは先進的な形状に見えます。 やはり当時のバイクはどれも今のバイクにはない魅力がありますね。

  • wathavy
  • ベストアンサー率22% (505/2263)
回答No.2

RDだけ、それもわずかですがどうやら、内部の人の書き込みがあります。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~casa/g-story-top.htm 他社については解りませんが、面白い話題だと思います。

参考URL:
http://www2s.biglobe.ne.jp/~casa/g-story-top.htm
azure_f
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 RD誕生秘話、私も愛読しています。 SS系とGT系の開発秘話も探したんですが、今のところないようですね。

  • kametaru
  • ベストアンサー率14% (339/2313)
回答No.1

GTって3気筒のGT750とかGT380ですか。 GT750はいわゆる「牛」です。 水冷なので水牛なんていわれました。 安定しているけど殿様乗りと言って決してカッコイイ感じはなかったです。 2ST3気筒は理論的には4ST6気筒並のスムーズさが売りだったんで全体的にはいたってノンビリです。 750ccなので回せばそれなりに速いですがZ2とは比較になりません。 前後のサスはフウフワ設定でした。 それから見てくれの4本マフラーは頂けない。 GT380は750の縮小版の雰囲気でしたが空冷なのでフィンの共鳴がありました。 GT550はわかりませんしGT250もわかりません。 それから部品の共通化は結構面白いです。 750ccのピストンは1個で250cc単気筒バイクで 380ccのピストンは1個で125cc単気筒バイクで・2個で250ccバイクで ウインカーレンズとボディは同じになっている車種があるしよく出来た物です。 RDは350ccと250ccですね。 400ccは最終版です。 メインはRD250です。 結構速かった記憶はありますが、マッハほどの馬鹿馬鹿しさはありません。 フレームは記憶違いなければ350ccと共通です。 4STへ移行する直前なので乗った感じはいかにも2ST風より4ST風を意識しています。 RZ250とRZ350が出て2STは激変したので過渡期のバイクです。 ちなみRZ250・RZ350の輸出名称はRD250LC・RD350LCです。 RZV500もRD500LCです。 >カワサキのマッハ系は「曲がらない・止まらない」だとか「まっすぐ走らない」などアブナイ噂をよく聞きますが、 マッハIIIの60馬力仕様以外はそんなにひどくはないです。 750SSなんて最高速はマッハIIIをわずかに上回る程度の上かなり改良されています。 兎に角安い速いが身上でした。 CB750FOURやZ2より圧倒的に安いので「貧乏人はマッハに乗れ」って言われました。 リアルに乗った世代なの昔話をしてしまいました。 マッハIIIは本当に面白いバイクでしたね。 あんな馬鹿げたバイクはもう二度と出ないでしょうし、有ったとしても絶好好調のマッハIIIはほんとど出てこないと思います。

azure_f
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 まさにリアルに乗った世代の方のお話をお聞きしたかったのです。 やはりマッハに関しては噂が先行している面があるようですね。 750SSが実際には普通に乗りやすいバイクだというのは私も聞いたことがあります。 >あんな馬鹿げたバイクはもう二度と出ないでしょうし、有ったとしても絶好好調のマッハIIIはほんとど出てこないと思います そうですね、私もそんな「馬鹿げたバイク」に一度乗ってみたいです。 しかし、今マッハIIIを買うとなると目の玉が飛び出そうですね…。 盗難も怖そうですし。

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