ついた方が良い嘘と、ついてはいけない嘘
一般的には、「嘘は絶対についてはいけない」ということになっていると思います。僕もそう思っていたのですが、社会に出てから、少し考えが変わりました。個人的に、色々と総合して、嘘には2種類あると思っているのですが、皆さんは如何でしょうか?
1.ついて良い嘘: 自分にも、相手にプラスになる嘘
(1)恋愛で、関係を醸成するシチュエーション
「本当に綺麗だと思います」:決して、「君の歯並びはよくないけど、髪型と笑顔は良いかも。目つきは及第点かな。ちょっと色気が足りないけど、まぁお互い様って感じかな」などという本音は言わない。 → 自分にとっても、結果として、相手との恋愛を円滑に進めることができる
(2)仕事で、人間関係を円滑に進めるシチュエーション
「XXさんって仕事ができるんですね、ぜひこれからも宜しくお願いします」:決して、「君の仕事のスピードが遅いなのは正直、気にくわないけど、まぁそれなりに正確な資料出せるよね。正直、他にいないから、消去法で君しかいないだけなんだけどね」などという本音は言わない(力のある上司を除く) → お互い気持よく仕事をすることができる
こういうのは、「主観」が入る以上、それなりにプラスに使える嘘ではないかと思います。
2.ついてはいけない嘘: 相手にマイナスになる嘘
(1)仕事で「事実」を伝えなければ相手に不利な場面
「打ち合わせの時間って何時ですか?」「10:00AMです」(本当は9:30AMなのに、遅刻させるために嘘の情報を伝え、相手が怒られるように仕向ける、悪意のある嘘)
(2)自分が得するが為の(結果として相手にマイナスになる)嘘(自慢の一種)
「俺、XXって上司に褒められちゃったんだよね」 (実は、会議の場で全員を褒めていただけ、等)
結局1.のパターンで嘘をつく人って、相手にマイナスにならない配慮をしているので、世間で言ううそつきとは言われず、「配慮のある人」「誰とでも上手く仕事ができる人」という扱いになる気がします。
逆に2.を多用する人は正に世間の「嘘つき」というやつで、自分が昇進したり、女性を騙したりして、自分の利益にするためには事実を捻じ曲げることもいとわない、嫌な奴なんだと思います。
最近、こんな結論に至ったのですが、皆様のお考えは、如何でしょうか。