• ベストアンサー

ナチュラルシュートについて

野球のシュート回転について質問です。 よくピッチャーは「身体の開きが早いと、球がシュート回転してしまう」とか「身体の開きが早くなってるとシュート回転すると同時にプロだと見破られて打たれる」と言っているのを見たり聞いたりします。 ただプロの選手の中でもナチュラルに球がシュート回転している人とかいますが、有効に活用している人がいますよね?そこで質問があります。 ★ナチュラルシュートの原因は何でしょうか? ★ナチュラルシュートはバッターから見てどんな軌道に見えるのでしょうか?(よくゲームとかでカーブがフニャフニャ動いてたりするのですがあんな感じなんですかね?) ★ナチュラルシュートのメリットはあるのでしょうか? ★ナチュラルシュートを使い手とする代表選手はいますか? 野球に関わってみてどうしてもシュート回転=悪いというイメージがあるので気になっています。回答よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • delta02
  • ベストアンサー率37% (49/130)
回答No.3

1.ナチュラルシュートの原因 投球をする際に腕は肩・肘・手首の関節が連動して動いています。 何も考えずに腕を上から振り下ろした場合、腕は投じたボールがシュート回転するように動きます。 やってみると分かりますが、肘から先を振り下ろす際、前腕は肘の位置を軸に体の内側を回る様に動くはずです。 これは関節が前後や左右の一方向だけに動くのではなく、ある程度の可動域を持って回転運動するからです。 自然な動きをすればシュートするのが当たり前で、逆にストレートという球種は意識的に「可能な限り左右の傾きを少なくしてバックスピンをかける」という意図を持った不自然な投球な訳です。 ピッチングもバッティングもそうですが、良いフォームというのは体が開かないように足を踏み込んだ際に「不自然なほど我慢」をしています。 疲労や不調によりその「我慢」が十分でなくなると、体に対して腕が遅れ体幹から離れた位置でリリースすることになります。 体全体が横回転の動きに近くなり、よりシュートしやすくなります。 本人がそれに気づかない場合も多いですし、気づいても容易に修正できるものではありません。 体が開くと腕の振りや球の握りが見えやすくなる為に打たれやすくなりますが、これはシュートすることとはまた別問題だと思われます。 ちなみに4シーム・2シームとシュートは直接関係ありません。 4シーム・2シームというのはボールの握りによって、ボールが一回転する間に縫い目の山(シーム)が何回通過するかの違いで、回転の仕方の違いを示す言葉ではありません。 シームが空気を切ることで空気抵抗が軽減されるため、シームの通過数の少ない2シームは4シームより若干沈む、というものです。 どちらの握りでもシュート回転すればシュートします。変化の仕方は違いますが。 2.シュート回転が良くないとされる理由 日本野球のピッチャーに最も重要視されているのは外角低めのコントロールです。 外角低めはバッターの目線から一番遠い為に打ち難い、抑える確率が高いコースだからです。 当然内角も交えて配球する必要はありますが、自然と勝負球が外角の割合が多くなるのが一つの前提として考えてください。 で、右ピッチャーが右バッターの「外角を狙ったストレート」が「意図せずシュート回転してしまう」と、真ん中付近、打者の打ちやすいコースに行ってしまう。 シュートすることでストレートより球速が落ちることもあり、痛打される可能性が高くなるのです。 シュートが悪いのではなくて、ストレートを投げようとしたものがシュートするのが良くないのです。 3.ナチュラルシュートを活用する投手? ナチュラルシュートは当たり前の話なので、それを活用している人がいるわけではないと思いますがシュートを武器とした選手はいます。 カミソリシュートの異名をとった平松政次、与死球数日本記録保持者の東尾修、シュートを習得することで不調を脱した川崎憲次郎、松井秀喜キラーとして名を馳せた復活後の遠山奬志、現役で言えばアトランタ・ブレーブスの川上憲伸や阪神タイガースの下柳剛などもシュートを活用します。 ただいずれも決め球の外角スライダーを活かす為であったり、ストレートと思わせて詰まらせる為であったりと、内角を突くことを主眼に置いています。 やはり意図して内角にシュートを投じているのであり、漫然と投げてシュートになっている訳ではありません。 シュート回転させるのは良いが、シュート回転してしまうのは良くない、ということですね。

12345663
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。遅れてすみません。 夏場の疲労による成績不振はこの様なところからも来ることが分かりました。

その他の回答 (5)

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (816/3045)
回答No.6

使い手という表現は変な感じですが、シュートのような球筋をいかしている(助けられている)のはゴンザレス・オビスポあたりですね。 ゴンザレスは精密なコントロールで外に投げた球が、内側には入ってくるので、どんどん見逃しをとっています。 オビスポはノーコン荒れ球なので、打者のインサイド(打ちゴロの コース)にどんどん投げていきます これが右打者はシュートで良く詰まりますし、外でもストライクコースに入ってきたりします。まあ逆の目が出れば一発ですが。

12345663
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました!遅れてすみません。 確かにオビスポは荒れ球なのでしょっちゅうインサイド行ってしまってますね。

noname#118935
noname#118935
回答No.5

シュートと自覚しないで投げるからナチュラルシュート。 自覚して投げたら、りっぱなシュートでしょ。 そんな「シュート」をたくさん投げてきて、 どこに投げたら、どこに行くとわかってるはず。 打たれるシュートと、討ちとれるシュートがわかってるなら、 討ちとるシュートが投げられるように、 そのコントロールと球威に磨きをかければいいわけでしょ。 あとはストレートが投げられるようにすること。

12345663
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。遅れてすみません。 以前こういう話を聞いたので気になったので質問しました。

  • Sohshi-S
  • ベストアンサー率50% (26/51)
回答No.4

投手の攻め方の基本軸はアウトコースです。 特に投げ球がなくなったときはアウトローのストレート、もしくは一番自信を持っている球で、一発長打の危険性を捨て無難に攻めることになります。 このときストレートがシュート回転すると、右対右・左対左の場合、アウトコースから緩やかにど真ん中に入ってくる軌道を描く球になります。 当然、ど真ん中のボールは長打になるリスクが非常に高い危険な球です。 (ナチュラルか持ち球かにかかわらず、変化球はストライクゾーンからボールゾーンへ逃げていく軌道がセオリーになります) なので、基本的には悪い球です。 逆に、ナチュラルスライダーの投手はアウトコースが生きるストレートですから重宝されます。 ですが、セオリー外のインコースの速球を軸とする投手は、ある意味武器になる可能性もあるといえます。 ただ、それならば意図的にシュートを投げたほうが配球を組み立てやすいと思います。 また、厳密に言うとナチュラルシュートとは違いますが、動くストレート(ムービングファーストボール)は主にMLBでは主力になる球種として活用されています。 ただ、動くストレートはシュート回転のストレートに比べ、変化が小さく鋭いため、アウトコースから真ん中まで流れることはまずありません。 そういう意味では、ナチュラルシュートが武器の投手はいないと思います。

12345663
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。遅れてすみません。 シュート回転は時に武器に時に脅威になりますね・・。参考になりました!

  • spec17
  • ベストアンサー率29% (70/237)
回答No.2

>★ナチュラルシュートの原因は何でしょうか? 腕の振りがシュート気味の振りになってしまうとか、 投げる際に人差し指に力がかかってしまうとか、 その他にも色々あります。 ストレートを投げるつもりなのに、シュートを投げるのに近い投げ方になっている場合におこります。 >★ナチュラルシュートはバッターから見てどんな軌道に見えるのでしょうか? バッターから見てどんな軌道かなんて説明しづらいですが、要はシュートと同じです。 狙って投げたシュートに比べれば、大抵の場合キレは数段落ちますけど ね。 >★ナチュラルシュートのメリットはあるのでしょうか? シュートのメリットと同じです。 キレが良ければの話ですが。 要はナチュラルシュートだろうが、狙って投げたシュートだろうが打者からしたら同じです。 キレのよいナチュラルシュートならば十分脅威になりますし、狙って投げてもキレが悪いシュートならば打ちやすい球です。 >野球に関わってみてどうしてもシュート回転=悪いというイメージがあるので気になっています。 ストレートを投げたつもりがシュート回転してしまうのは、明らかに悪いです。 シュートを狙って投げたのならば、シュート回転していても問題ありません。(というか、しているべきですね) もはや、完全に癖になってしまい必ずシュート回転してしまうという場合は、それも計算に入れた上での投球さえできていれば、プロでも活躍している選手はいます。(もちろん、色々とデメリットはありますが) プロ野球で痛打されるナチュラルシュートの例としては、投手はストレートのつもりで外角に投げたのに、シュート回転してしまい真ん中よりに球が入ってしまうというケースが一番多いです。

12345663
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。遅れてすみませんでした。 確かに放ったシュートが狙い通り芯を外させたりすることができればいいいですよね

  • aiki-kun
  • ベストアンサー率29% (196/668)
回答No.1

よく4シームといいますよね。 ストレートの回転が綺麗だと4シームとなって その回転軸が曲がってると縫い目の空気抵抗やらあって シュート回転してしまう。だったかと思います。 ぶっちゃけ、球威が足りないコントロールも定まらない棒球ってやつで 狙って投げるシュートと違ってメリットは皆無かと。 ナチュラルシュートってのは初耳ですけど 2シームと違うのでしょうか?

12345663
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。遅れてすみません。 私が聞いたナチュラルシュートはムービングファストボールと同じ感じでした。