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JALの再建問題について
とても基本的な質問です。 JALはどうして公的資金投入に陥るまで、儲かっていないんですか? 逆にANAは大丈夫なんですか?
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以前から世界中の航空会社はグループを組んでなるべく赤字が出ないようお互い協力し合う体制をとってます。 ANAはかなり前からそのうちの一つに参加していたのですが、JALは内部で調整がつかず参加したのはここ2,3年前からで、遅れた間に出た赤字は自分で補うしかなく、限界が今きてしまったのです。
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- mat983
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http://blog.goo.ne.jp/ohmaelive/e/31bdd94a4ed93fa6ea918a48f0f3976b http://www.geocities.jp/daijitk/koramu/060215.html 2005年の情報 JALは事故が多発しました。 効率の悪いジャンボジェット機の多数保有、05年の事故多発による客離れなどで売上げを落とし、さらに退職した元社員の企業年金が月25万円、長年に積もり積もった借金が1兆円を超す放漫経営により業績を悪化させてきたのです。 可哀想な点は地方空港の乱立で儲からなくても政治の圧力で飛ばさなければならない点があった事です。 また、ANAも今は大赤字でリストラを断行しますが、健全経営なので大丈夫です。
NO.5です。 私の母も時給850円のパートをしているので、他人事ではないのですね。 ほんとうにそうです。みんなで怒りましょう。 それから、えらそうにもっともらしいことを言っている人がいますが、わたしゃ年金のことだけ言っているのではありません。 このままほっといて、潰れればいいと言ってます。 今日、政府が「救済しない」と言えば、明日の朝つぶれます。 そうすると、自然に法に基づいてすべてきれいに整理されます。 こういう当たり前の基本的なことがわかっていない人は吾火or磨香です(^o^)。
- snakam55
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結論から言うと、この競争時代への対応が遅れ従業員の賃金やその他の高コストに充分手をつけられないまま、ずるずる来てしまい、それでも政府系の政策投資銀行やその他の大手行からの融資によって経営悪化の要因を改善できないまま延命し、中身はずるずる悪化し今に至ったということです。背景はいろいろあります。 1.もともと国100%出資の特殊会社であり、日本航空と国は一体であったと言っても過言でなく、民間会社としての気概が欠けていた。学閥、派閥の強い会社で、従業員は自らの生き残りのために外向けよりは内向けに専ら注力していた。 2.空港使用料(着陸料)、航空燃料税など世界一高いコストを国から課せられ他国の航空会社に比べると大変厳しい環境にあった。 3.労務政策の失敗により、労働組合と正面から対峙することなく、会社の御用組合(連合系)を作ることによって従業員の分裂を招いた。会社が充分切り込めないことで結果的にOBを含め厚待遇が温存された。未確認であるが、厚遇は年金以外にもあり、死ぬまでOBへも日航の健康保険が適用されるとか未だに機長には3000万を超える賃金が支払われているとのことである。 4.政管の既得権との持たれ合いが著しく、おらが空港への路線は赤字でもなかなか手がつけられない。例えば和歌山県の南紀白浜空港路線などは相当厳しいものの、リストラ候補にも挙げられていない。自民党の某大物代議士の地元であることも事実。 1.と3.以外は全日空も同じ状況であるものの、もともと国には頼らないという文化があり、経営者も自らの責任で生き延びようとする意識が高い。少し前からホテルを整理し高く売却するなど本業に集中するような根本的なリストラを開始していたところで、結果的に違いが出ている。 JALをここまで駄目にした要因はそれぞれ大変に根が深く、単に公的資金を投入することは、大怪我で大出血中の瀕死の人に輸血をするだけ。現状大出血中であり、それを止めることが緊急の課題。但しどうしても誰かが傷つくことから大変な難題で、短時間に皆が納得するような方向性を出す事は困難。法的整理をせずに公的資金を投入することは、OB年金だけを仮に25万に下げたところで、死ぬまで健康保険や機長3000万円年収等々を全て税金で賄う事になり、世論の納得が得られず個人的には民事再生法などによる法的整理しか不可能と思う。 充分準備を前提に法的整理をすることで(再生型とも言うそうです)運航を止めずに乗り切る事は可能と思います。ちなみに米国の大手の航空会社は、ほとんどが法的整理を経てきています。航空会社ではありませんがGMにしてももちろん法的整理をしたうえで再生の途上にあります。年金だけ減額しても全く氷山の一角です。全て出直す為にはとにかく急ぎ法的処理をすべきです。時期が遅れるだけ大変なことになります。
>JALはどうして公的資金投入に陥るまで、儲かっていないんですか? ◎労使で会社を食い物にした。 日航OBの年金の支給額がモデルケースで年583万円とべらぼうに高額です。 働いていない人が黙って死ぬまで年収583万円。 こんなバカなことはありません。 つぶれるのは当たり前。 この年金支払いのお金を準備するのに、何千億円も税金を投入しようとしています。 時給ウン百円のパートさんが納める税金も、日航の殿様年金に投入されます。許されることではありません。 会社がつぶれれば、この年金制度も潰れます。 日航がつぶれたら、今度はローコスト体質のしっかりした別の航空会社がほっといてもできます。 こんな会社を救済しようとする民主党を支えているのは、卑しい顔つきの労働貴族というやつです。 鳩山さんは人がよく育ちがいいから騙されています。 ニュース 「日航OBの年金年額583万円!」 http://yamashi3.livedoor.biz/archives/51331827.html
お礼
ありがとうございます。 私の母も時給850円のパートをしているので、他人事ではないのですね。
- oska
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>JALはどうして公的資金投入に陥るまで、儲かっていないんですか? 日本航空は、最近まで「国営企業」でした。 旧国鉄と同様に、「親方日の丸体質」が色濃く残っている民間企業です。 ですから、経営者陣も従業員も「いくら赤字になっても、給与・雇用は安泰」という国家公務員的な考えを持っています。 赤字になっても、税金で補填されますからね。 ところが、完全な民営化を求められ「新経営陣は、先ず人件費などを抑える事」を目指します。 パイロット平均年収2000万円、客室アテンダント平均700万円・・・。 ここ数年「赤字垂れ流し」ですから、歴代経営陣は給与の1割カットを組合に要請します。 が、「2000万円の年収が1800万円になると、憲法で保障された健康で文化的な最低限の生活が出来ない」と、従業員は「堂々とスト」を決行するのです。 累積赤字が数千億円になっても、全く給与・賞与カットの考えは、従業員にはありません。春闘では、堂々と給与UPのストを行っています。 これも、民営化しても国家公務員的な体質が残っているのが原因ですね。 つまり、従業員は「利益を目的に仕事を行なっていない」のです。 民間企業では、1円でも経費節約を行なっていますが、日本航空社員には損益計算書の考えはありません。 赤字になっても、彼ら(現職・退職者)は何とも思っていません。 経営感覚がありませんから、赤字になっても気が付かないのです。 大規模なリストラ・給与削減が計画されていますが、「堂々とスト決行」でしようね。 >逆にANAは大丈夫なんですか? 全日空は、会社誕生時点から民間会社です。 市場原理に基づいて経営を行なっていますから、大丈夫でしよう。 世界的な燃料費高騰・アメリカ発世界不況の影響で、全日空も赤字です。 が、世界各国の主要航空会社も赤字です。 銀行は、日本航空に対して「政府・国が連体保証人にならないと新規融資を拒否する」ようですが、全日空に対しては融資を行ないます。
お礼
ありがとうございます。JALのキャビンアテンダントの平均年齢が高いのも給料が影響しているのでしょうね。
- papabeatles
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自民党政権の失敗です。日本中にいらない空港をたくさん作って、日航にいらない路線をどんどん造らせたのです。その赤字を全て日航がかぶってしまったのです。 そして自民は土建業者と日航から金と票を貰っていたのです。 自民の政権が終わって本当に良かったと思います。もし今も自民党政権なら日航の赤字がマスコミに報道されることもなかったと思います。
お礼
ありがとうございます。それでは、公的資金投入で再建するのは政府の責任とも言えるのでしょうか。
- tadagenji
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山崎豊子の「沈まぬ太陽」の後半を読みましょう。
お礼
ありがとうございます。実は高校生の時に読破したんですが、恩地さんの情熱とか誠実さの印象が強くて、企業に関する深いところは流し読みしていたんでしょうね。水曜日のレディースデーに映画観に行こうと思います(笑)
お礼
ありがとうございます。機内アナウンスで言う、ワンワールドメンバーとゆうのがそのグループなんでしょうか。また、JALが潰れてANAの独擅場になるなんてことは考えられるんですか?