• 締切済み

金魚の最初の発色は光りか餌か?

ワキンだと思いますが、オレンジ色(2匹)と白とオレンジ(1匹)の普通の金魚を貰いました。 それが秋に卵を産み、孵化しましたので、室内の水槽(普通にホームセンターで購入したライトつきの水槽)で人口餌で飼育しましたら、数ヶ月後には普通にオレンジ色になりました。 親が春にまた水槽で卵を産みましたので、約2ヵ月後、孵化した子供の半分を野外の人工池 (約縦 150 cm、 横 80 cm、深さ 50cm)の中に石で隠れ家を作り、砂利を敷いて、浮き草や蓮を植え、水草は特に制御しない状態で飼育しました。水は人口ポンプで循環させています。人口餌は、1ヶ月に1度ほど、親戚の子供が遊びに来たときに与える程度で、普段は自然の餌のみです。コオロギや蚊、ミミズが入り込んだりと、自然の餌が豊富な環境です。 金魚の子供の残りの半分は、室内の水槽で人口餌のみで飼育しました。 すると、野外の子供は秋になっても銀色のままで、全くオレンジの色はみられず、室内の子供はオレンジ色に発色しました。 サイズは、野外の子供の方がはるかに大きく育ちました。 私は、室内の金魚の子供に色が付いたのは、主に人口餌のおかげだと思っているのですが、親戚の息子(高校生)は、野外の金魚に色が付かなかったのは、石や草影に隠れて光りが不十分だったからだと言います。 この高校生は、金魚が光りによって発色が良くなるということ学んだようです。 生き物が好きな高校生ですので、間違ったことは伝えたくないのですが、野外の金魚が’全く’オレンジにならなかった理由は、光りが主な原因なのでしょうか? 夏場は陽射しが強く、日長も長い(カナダです)野外ですから、人間が覗き込まない状態では、金魚も隠れ場所から出ている時間も長いと思うのです。 このような環境で育てた野外の金魚が、全くオレンジにならないことの主な理由を教えて下さい。

みんなの回答

回答No.3

No1です。 元気そうな金魚ですね。今は飼っていないのですが、昔飼ってました。 個体によって色の感じが変わるのですが、僕は色がつき始めたころの金魚の色が一番好きです。 銀色を残した状態で色づいてくると、本当に金のような黄色になるんですよね。白っぽい個体だと、クリーム色みたいで、それもかわいい。 追加情報です。 エサで色が変わる生き物だと、有名なところではフラミンゴがいます。 これも、色揚げ用のエサをあげないと、白っぽいような灰色のような羽になってしまいます。 動物園では、色素配合のエサをあげているそうです。 魚のサケも、エサで色が変わります。 と言っても、体の表面ではなく、身の方。 「サーモンピンク」という言葉もありますが、これが、オキアミなどの色素を持ったエサを食べると濃くなりますが、色素の少ない魚などを食べていると、白身になってしまいます。 サケの仲間で、川に住むニジマスなどは、ぜんぜんピンクになりません。 川には色素を多く含むエサが少ないからです。 サケは、北極海のあたりまで回遊していって、豊富なオキアミを食べるので、ピンクの身になります。

msnmsn
質問者

お礼

Leonardo_Aさん ありがとうございます。元気そうな金魚と言ってもらえて、嬉しいです。 金魚は数十匹居るのですが、よく見ると、金色っぽく見えるものがあります。これからが、色の変わり目なのですね。 また観察する楽しみが増えました。 フラミンゴは羽に色素が蓄積されるんですね。一方、サーモンは身ですか。金魚はうろこですよね。 余談ですが、こちらでよく見かける冷凍サーモンの色は薄いと思っていました。これは、種(?)というより、回遊場所の餌によりけり、と思った方がいいのでしょうね。濃いのもあり、同じ料理での味の比較はしていませんが、冷凍サーモンは味が大味のように思っていました。オキアミによって味が変わる可能性がある,,ってことはないですかね。余談でした。 金魚のみならず、いくつかの動物の例を踏まえて話せば、高校生も、今回の金魚の色の原因が人工飼料であることを少しは納得してくれるような気がします。 どうもありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。
  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

金魚の色づきには、水温と餌が関係します。外の池の水温が室内飼育よりも低い可能性が考えられます。それに室内飼育は、#1さんご指摘のアスタキサンチンを含む色揚げ用の餌を与えられたからと思います。光も色揚げに影響しまして屋内飼育では鮮やかさに欠けたものができあがります。 販売されています金魚は、黒子から色が薄くなって中には色づき始めましたら色揚げ用の餌を与え、色づかせます。屋内飼育のものは初めから色揚げ用の餌にしたわけで色揚げすべき以前に色が付いてしまったものです。真っ黒な出目金もご質問者さんの飼育法では真っ赤な出目金になってしまいます。何かの参考になさってください。

msnmsn
質問者

お礼

suiran2さん どうもありがとうございます。 水温も関係するのですね。確かにここは、夏場でも特に夜、外の池の水温が、室内よりも低くなっていると思います。 光りが色揚げに影響するということですが、屋外で飼育している場合は、たとえ隠れ家を作っても、光り不足で色が全くつかない、ということは考え難いですよね。 一方の屋内では、光を遮る隠れ場所は無く、光りは長時間付けっ放しですので、赤みは強くなっていると思います。 頂いた説明を踏まえて振り返ると、色づく前に全ての金魚に人工飼料を与えたのですが、野外に出したものは、色づき始めの時期に餌に色素が足りずに色が付かなかったようです。 一方、室内の金魚は綺麗に真っ赤になっている、と思ってもいいようなので、嬉しいです。 それにしても、真っ黒な出目金が、真っ赤になるということがあるのですね。 驚きました。参考になります。 どうもありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.1

金魚の餌に、アスタキサンチンなどの色素が入っていると、色が濃くなります。 アスタキサンチンは、カニや真鯛などの色です。 同じ個体でも、エサを変えると、色の濃さが変わります。 暗い場所でも、色素の多い人工飼料なら赤くなります。 人工飼料では色が濃くなり、自然環境では薄くなる傾向はよくある話ですが、全く色がつかないのは珍しいと思います。 光が必要という話は、たぶん、生物全般の傾向として、「深海魚など光のない世界で進化した生き物は無色が多く、珊瑚礁などの浅い海では、多様な体色が見られる」というような話を金魚に当てはめてしまったのではないでしょうか。

msnmsn
質問者

お礼

Leonardo_Aさん どうもありがとうございます。 餌を確認しましたら、アスタキサンチンが入っていました。 光というより、飼料が原因なのですね。 高校生を納得させる自信はありませんが、Leonardo_Aさんからの説明があったとして、深海魚の話等、説明してみようと思います。 色が全くついていない、と言っていいのかどうか分りませんでしたので、 画像をアップしました。 上が、オレンジ、下が銀色の金魚です。 冬になると池が凍るため室内へ戻しますので、既に室内へ戻して2週間ほど人工飼料のみを与えた後の画像ですが、それでも銀色の方には、まだ色はついていないと思います。 実は、既に色のついた金魚(画像の金魚)は、数ヶ月前、野外に出すとどうなるのかと思い、色がついた後、2ヶ月ほど野外で飼育したのですが、短い期間では色の濃さの変化までは見ることができませんでした。 自然環境で育てると、色が薄くなる傾向があるのですね。 こちらも知ることができてよかったです。 どうもありがとうございました。

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A