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X線回折測定
乾燥パスタの粉体X線回折測定を行ったところ、2θ=8°から12°付近に、フラットではなく盛り上がったピークが見られました。 パスタは、多少細かくしていますが、粒が大きい状態です。水分は、少なく10%以下です。 老化の影響でしょうか?もしくは、サンプルの大きさの問題でしょうか? 低水分で老化は進行しにくいと考えられると思うので、この盛り上がったピークは何由来のピークなのか分からず、質問してしまいました。 よろしくお願いします。
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- awakikoi
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回答No.1
θー2θ法ですね。 結晶の格子結晶定数や面間隔を測れます。 8から12degreeに現れているのは、 かなり大きな面間隔です。 X線の波長が解らないので、面間隔が計算できませんが、 フラットなのは、結晶ができていない証拠。 ピークは結晶の証拠。 盛り上がったピークは、広がりを持ったピークといえます。 ピーク幅は結晶粒子のサイズに関係してきます。 nmオーダーの結晶粒子だとそうようなピークの広がりが観測されます。 また、結晶が完全でなく、アモルファスに近いと ピークはかなり広がってブロードなピークになります。