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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:多成分の化学ポテンシャル)
化学ポテンシャルの説明と多成分系への適用に関する疑問
このQ&Aのポイント
- 化学ポテンシャルは1モルあたりのギブズエネルギーを表すとされていますが、多成分の系においては成分iのギブズエネルギーを決めることができるのでしょうか?
- 化学ポテンシャルに関連する式であるG=ΣNiμiは、成分iがギブズエネルギーにどのような寄与をするのかを示していますが、その寄与を成分iのギブズエネルギーと言って良いのでしょうか?
- 熱力学では分子の仮定をしていないため、多成分の系において特定の成分iのギブズエネルギーを単独で考えることは難しいと思われます。
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質問者が選んだベストアンサー
>混合系中の成分iのGだと考えるのは正しくないのでしょうか? 水とエタノールの混合溶液について考えているとします。 μ(water)は「混合系中の水の、Gへの寄与ΔG」である。 こういった意味合いなら正しいと思います。 ただし「混合溶液を仮想的に純水と純エタノールに分離して、 仮想的な純水系でのGiの変化量ΔGi」であると考えるのは誤りです。 同じ量の水を加えたとしても、純水に水1mol加えたときのΔGと、 混合溶液に水1molを加えたときのΔGが異なるためです。
その他の回答 (1)
- waamos
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回答No.1
化学ポテンシャルは部分モル量の一種です。 部分モル量とは、「混合物全体の」性質を示す量Aに対して 指定した成分i 1モルあたりから来る寄与Aiとして定義されています。 ご質問中のGiは、成分iを1モル加えたときに観測される「系全体の」 ギブスエネルギー変化ΔGです。あくまで系全体のΔGを見ています。 成分iだけのΔGiを見ているわけではありません。したがって 混合物中のiだけに注目するという離れ業は必要ありません。
質問者
補足
回答ありがとうございます。 ということは、μiは系のGの変化であって 混合系中の成分iのGだと考えるのは正しくないのでしょうか?
お礼
よくわかりました。 回答ありがとうございました。