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トラック1周が400mな理由は?
陸上競技でのトラックは400mのものが基本だと思いますが,400mになった理由などはあるのでしょうか。 ご存知の方がおられましたら教えてください。
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古代ギリシャで行われたオリンピックではトラックは存在せず、直線路を往復する、というかたちで競技が行われていたようです。 トラックが初めて誕生したのは19世紀後半あたりのイギリスといわれています。 これは陸上競技が学校対校で行われるなど一般にも広く普及して、より走りやすいグラウンドが求められた結果だと解釈できます。 イギリスでは距離の単位であるマイルを基準とし、何周か走ると1マイルになるようにトラックの大きさも決められていました。 初期の頃には様々な大きさのトラックもあったようですが、4周で1マイルになる440ヤードトラックが便利であるということで主流になりました。 その後フランスのクーベルタンによって近代オリンピックが復興され、陸上競技はその中心種目として実施されます。 そこでフランスの単位であるメートル法に置き換えられ、それまで主流だった440ヤード(約402m)トラックは端数を切り捨てた400mトラックになったそうです。 なお、この回答は以下のサイトを参考としております。 より詳細な回答が記載されておりますのでご参考ください。