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日本独自の年中行事は何ですか。
節分も月見も七夕も皆、中国や朝鮮に起源があるようです。 日本で生まれた行事としては、 秋祭りの屋台やだんじりは日本独自かな、祇園祭の鉾は、流し雛は、桜は日本にしかないから花見はどうかな、と思ったりしていますがよく分かりません。 江戸時代初期までに日本で生まれた行事を教えてください。 よろしくお願いします。
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穢れを祓う流し雛とひな祭りは、元は中国まで遡れてしまいます。 流し雛も、すでに融合されているのではないでしょうか?穢れを撫で付ける人形(ひとがた)も同じかは分かりません…。 仏教などの中国の影響を受ける以前のものを、考えてみた方がいいと思います。そういう意味では神道から来る、風習の中に多く根付いていると思います。 そうして考えてみると…お正月には門松と鏡餅。 鏡餅は起源がハッキリしていないので、恐らくそうであると思います。どちらも神様を迎えるためのもの。 片方はお越し頂く目印と言われたり、鏡餅は年神様を宿らせその身に取り込むための依代。 きっと鏡開きも、言霊と関わりのある切るという忌み言葉の代わりに、開くという言葉を使うので、そうだと思います。 ちなみに、お屠蘇は中国がルーツですね。 菖蒲湯は、神が降りる田植えに当って早乙女が身を清めたのが始まりだそうですよ。 お湯に入るお風呂は古事記にもあるように禊に通じるので、きっとこれもと勝手に思います。
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- edoyasiki
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No.4です。追記です。 祭りではないですが、 七五三(髪おき、袴着、帯解き)や腹帯、十三詣り、花冠の儀(成人式)などの通過儀礼は日本のオリジナルではないですか?
お礼
「七五三」は、wiki を読みますと、関東地方から広まったと書いてありますから、日本のオリジナルの可能性が高いですね。 それにしても「七五三」は意外でした。てっきり中国起源だと思っていました。 再度のご回答ありがとうございました。
- edoyasiki
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桜は日本人の好みのようですよ。 中国の貴人たちが行っていた花見はもっぱら梅で、奈良・平安期の公家らは花見といえば中国のまねをして梅だったときいたことがあります。 五月と三月の節分については、もともと日本にあった風習と中国の風習が融合して現在の形になっていますから、あながち日本オリジナルではないともいいきれません。前の方がおっしゃっているように、五月に菖蒲を軒先に下げる早乙女関連の風習は日本の農家・平民が行っていた行事です。そこに後々中国での風習を日本の貴族たちがまねして行うようになり、農民たちの行っていた行事と時期も同じだったことから、今の形になってきました。室町・戦国時代からは武士が活躍するようになり、菖蒲を勝負とかけて戦に勝つということから武具を飾るように変化したのも日本のオリジナルではないでしょうか。粽を食べるのは中国の逸話からです。こいのぼりを立てるようになったのは江戸期からですが黒い鯉しかなく、今の五色のカラーで家族タイプは東京五輪のマークから業者が作ったという話も聞いたことがあります。 ひな祭りも同様に日本農民のオリジナルと中国のものが後から混ざってしまったようです。どこかの地方では、子供の病死が多い昔、生まれてすぐにその子の代わりを務めるぬいぐるみ(白い布で中に綿が入ったようなもの)を親が作り、子供の寝床に常においておいて災いがその人形につくようにしていたという風習があったときいています。三月に限らず常に身代わり人形がいたという状況です。それを大きくなったらそのぬいぐるみ人形に顔を書いて流すという風習があったときいたことがあります。それが後世に伝わった流し雛など中国の風習とまざって年に一度の三月、女の子だけ、のようになってしまったのではないでしょうか。 いずれも日本が起源となると農民たちの行っていたことなので記録がないため、本来は日本のものがあったのに後世に伝える印象が弱くなってしまっているのではないかと思います。中国の逸話はみな中国の貴族たちが残したものなのできちんと記録に残っているみたいです。ニッポンに比べそれだけ中国の文化が進んでいたということなのでしょう。 具体的な回答ではないかもしれませんが、すみません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「五月に菖蒲を軒先に下げる早乙女関連の風習」があるのですね。 「菖蒲湯」もそうですが、「菖蒲」を日常生活に取り込んでいることに興味があります。 調べてみます。
- coxym
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ルーツは、分かりませんが、各地の「夏・秋のお祭り」 No.1サンとカブリますが… 「お花見」は江戸時代に品種改良シテ「ソメイヨシノ」 を作ったので、「日本オリジナル」でしょうネ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%B7%E3%83%8E 毎年3月頃に開催されル「曲水の宴」ナドも「日本独自」 の行事では?ナイか?!と、思いマス。 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=0&oq=%e6%9b%b2%e6%b0%b4%e3%81%ae%e5%ae%b4&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GFRC_jaJP315JP315&q=%e6%9b%b2%e6%b0%b4%e3%81%ae%e5%ae%b4%e3%81%a8%e3%81%af 年末から年始の「除夜の鐘」ナンかも「日本独自」かも? http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%A4%E5%A4%9C%E3%81%AE%E9%90%98 元々は「仏教」は、百済より伝わったモノですが… 以上「思いつくママ」… キッチリ「回答」シテくれル「回答者」サンが出てくれルと イイですネ…
お礼
なるほど、「除夜の鐘」はそうかも知れませんネ。 「曲水の宴」は、質問する前に調べましたが、中国、朝鮮にもあったようです。 「花見」は、秀吉の「醍醐の花見」がありますから、山桜を愛でる風習があったようです。 各地の「夏・秋のお祭り」は、収穫祭とみれば世界中にありますが、行事のうちの何かの「神事」は日本独自のものだと思っていますが、よく分かりません。 ご回答ありがとうございました。
- yuyuyunn
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こんばんは 行事と言う感じには 含まれないかもしれませんが 花見 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E8%A6%8B
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問したきっかけは「花見」は日本独自だと思ったからですが、やはりそうでしょうね。 花見を「桜狩り」ともいいますから「紅葉狩り」もそうかな、と思っていますが、自信ありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「神道から来る風習の中に多く根付いている」とのご指摘は、なるほどと思います。 「お正月には門松と鏡餅」ですか。日本独自のものだと思いますので調べてみます。 「菖蒲湯は、神が降りる田植えに当って早乙女が身を清めたのが始まりだそうですよ。」 これは大いに興味があります。 図書館でじっくり調べてみます。