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不動産・境界線不明について
事情があり、格安の中古物件を購入しょうか検討中です。 不動産屋によると、隣人の2名が消息不明で境界線がわからなく、 そのため、不動産屋が売る事が出来ないため、個人的にその持ち主の方から直接買う事になり、個人的に名義を変更して買う事には問題はないが、境界線が不明のため将来的にそこの建物を壊してまた家を立てることが出来ないためと、その家に行くまでに車が通れなく、歩いていくしかないため格安になるとの事でした。 そこには父が一人で住む事になるのですが、もし、父が亡くなったりなにかあったりした場合に、その家は売るのはむずかしくなると思うのですが、そうなると売れないまま固定資産税を永遠に払う事になるのでしょうか?国や市に譲る事などはできるのでしょうか? 後々大変な事になりそうでしたら、その物件の購入は控えたほうがいいのでしょうか? 早急に格安の物件を見つけて引越しせねばならずに困っています よろしくお願いいたします
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父が専門家=土地家屋調査士です。 私が調査士ではないので、深くまでは説明できませんが、 わかるところまで…。 まず、隣人2名が消息不明で境界線がわからないという点。 土地には境界標などがないというのが前提ですね? えっと、消息不明で…というのは、どこにいるのか調べていないだけで 所有者が誰かわからないのではないのです。 早い話が、境界をはっきりさせようとしていないだけです。 所有者は、法務局に収められている登記簿を確認すれば、わかりますし、 (誰でも確認できます) そこから、本人、本人が亡くなっていれば相続人まで探すことができます。 その人たちにコンタクトをとって諸資料をそろえた上、境界を確認したり 確定したりすることができます。 ただ、そのためには専門家(土地家屋調査士)の力を借りるため、 かなりの金額と労力、時間がかかります。 また、隣地の所有者が遠方の人だったり、難しい人だったりした場合、 スムーズに事が運ぶのが難しいケースもあります。 結局今回の話は、不動産屋はそこまで介入しない、ということでしょう。 ですから、格安なんだと思います、きっと。 不動産屋がいう「境界線が不明のため将来的に家が建てられない」 「車が通れない」という点は、境界線不明とは直接的に関係ないと思いますよ。 私有地に囲まれて、車が通るほどの幅のない土地なのかもしれませんね。 形状の問題があるのかもしれません。 (それも法務局にある公図を見れば大体のことはわかります。) また、土地を購入(所有)すれば所有者に当然固定資産税を払う義務があります。 その土地がお父さんの土地ならばお父さんが払い続けなければなりません。 例えばお父さんが亡くなってあなたに所有権を移転すればあなたが払い続けなければなりません。 要するに、登記されている所有者が払うことになります。 まとめると、境界がはっきりしていない土地を安易に購入するのは 止めておいた方がいいと思います。 なんといっても土地=財産、資産ですからね。 それが正式にわからないものを買うのは怖いでしょ。 とりあえず、一番は、最寄の土地家屋調査士さんに相談することです。 ひょっとして、簡単なことでクリアできるかもしれませんし。 電話でも相談に乗ってくれますよ。
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- 0621p
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境界線がはっきりしない事も問題ですが、再建築できないとか、車が進入できないとかいうのは境界線の問題だけではないと思います。境界線に関わらずそういう土地なのではないでしょうか。そうであれば、今の建物を壊した後は土地が売れずに困るという事もあり得ますね。いらなくなったからと言って国や市町村が譲り受けてくれるものではありません。
お礼
ご回答大変ありがとうございました。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。色々相談してみます。