まず、「よい/わるい」の判断基準がごちゃまぜになっているような気がするので整理します。
まずメーカーが注意書きに記す「…しないでください」です…。
「PL法(製造物責任法だったかな?)」という、メーカーはその製品でユーザが被害を被った場合に一定の責任を負うという法律があります。なのでメーカーは注意書き等で「メーカーが想定した用途」を明記しそれ以外の使用によって起こるあらゆる現象について一切免責します。つまり「こういう使い方を超えるなら、何が起こってもしらないよー(それでもやるなら自分の責任でね)」といった具合に責任が降り掛かってくるのを避けています。そういういみで「使わないでください」と書いてあることに関しては「注意書きを違反して使うと危険」ということではありません。むしろ「そういう使い方をした場合に何が起こるかってことまで公式に発表しませんよ」という意味です。
つぎに自分の責任で何かをする場合、一般常識的に「人に迷惑をかけない」とか「自分がケガをしない」とか、そういうレベルでの話になります。(ここは説明の必要はないと思います。)
これらは似ていてもぜんぜんちがう意味で、混同するとややこしくなります。
で、結論ですが、あのプリンのカップはかなり耐熱だと思いますよ。とはいえ、直火はまずいでしょうけど、電子レンジくらいなら事故の確立はかなり低いと思います。わたしの実家でもむかしから使っていますが他のどの陶器やガラス器よりも頑丈です。電子レンジ、オーブン、湯せん、蒸し器など…幅広く愛用しています。
余談ですが、PL法施行後の最初の裁判は、紙パック飲料についたプラスチック製の注ぎ口の中栓を取るための、プラスチック製のワッカ(醤油のビンの様な)に指を通して引っ張ったところ、あやまって指を切ってしまった消費者が、この責任を構造上の問題に起因するとして容器メーカーを相手取って起こした裁判だそうです。結果は消費者側の敗訴、メーカに責任は無いとのことでしたが、これを機にメーカの免責活動が活発になったそうです。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。確かに、私の考え方がちょっと間違ってたみたいです。 まさに、「注意書きを違反して使うと危険」と思っていました。 そういえば、実家でも父が酒をそのコップにいれてチンしてましたね、思い出しました・・・・ ありがとうございました。