米国経済について

質問

米国の失業率は９％に達し、州単位でみると、失業率の高いTOP３の州では失業率が１３～１５％にもなっています。
住宅の差し押さえ件数も依然増えたままで横ばい・微増な感じです。

中国は積極的に金を保有しはじめてますし、裕福層には海外不動産の購入を働きかけてるし・・・。
中国は既に米ドルの暴落を予測しているのではないですか？

いますぐ暴落とは思えないですが、いずれ米ドルの暴落は来るのではないですか？
経済に詳しい方、どういう予測をしていますか？

あと、米ドルが暴落した場合、何が起こるのでしょうか？
日本にもインフレが来ますか？

回答No.4

tepitepi · ベストアンサー

中国は、資源を買っていますね。
金を始め、特に銅に注目しているようです。
金銀銅といわれ、銅の価値などないように思えますが、古代において銅は貴金属の一種で、通貨であったのです。
数千年に及ぶ、紙ではない鉱物通貨システムの崩壊はこの１００年間に起きたばかりのものです。古代においても、金本位制を停止した国は滅んでいます。いくら技術革新とはいえ、やはり銅などの資源は通貨以上の価値があるのを中国は見抜いているのだと思います。
銀や銅に関する歴史を調べてみて下さい。私も最近必死で読み物を読んだばかりなのですが、非常に面白かったですよ。
銀の本来の価値は、３０ｋｇバーで、高級タワーマンションの最上階の一室が買えるほどの価値（恐らく１億円？言いすぎかな。）があると言われています。現在の価格で１６５万円です。
中国では、政府を挙げて国民に金は既に高いから銀を買うように勧めています。銅は個人ではどう買ってよいか、保管方法も分かりませんからね。

これらの資源に着目している中国は、ドルの崩壊または、ドルの減価を予測しているのでしょう。その証拠にこの１年間で１５％減価しました。
２年間では３０％でしょうか。
恐るべきスピードです。
日本の保有のドル国債が減価しているのです。
だれも報じませんが、日本の年金の運用先の大半は外国です。
最近でも、ドルを買い支えているという噂を聞きますね。
報道は、ドル建てでいくら増えました。という発言しかしない。

世界の向かう方向は、インフレを含んだ恐慌でしょう。
今は、気にならない程度ですが、物価は徐々に上昇し続け、
ドルの崩壊が更に決定的になれば一気にインフレでしょう。
私は、ドルは崩壊はしないと思います。
借金を少し減らすために、ドル安程度ではないでしょうか？
これでは、円高やユーロ高なので、輸出産業が成り立ちません。
日本も更なる不況に陥るでしょう。

お礼

非常に参考になりました。
銀や銅の歴史の書籍でも探してみます。
丁寧なご説明、ありがとうございました。

回答No.3

teccrt

No.2さんの言うとおり、ドルが暴落しそうになると各国がそれを阻止にかかるので暴落の可能性は低いでしょう。

ドルが暴落していい気味だ、と溜飲を下げる気持ちはどこの国の人にもありますが、感情とは別に、ドルが実際に暴落すると自国のドル債権だけでなく世界経済の混乱によってほぼすべての国が大きなダメージを被ります。

また、リーマンショックによってアメリカの経済力が落ちたとは言え、やはり世界中で生産されるモノやサービスを高い値段で大量に消費してくれる一番大きな市場は今のところアメリカですから、各国は支えざるを得ません。

大前研一氏は、ドルがいよいよ信任を得られなくなることには、ユーロとドルが融合するのではないかと予想しています。その意図を私も正確には理解していませんが、両通貨が統一されるか、固定相場制に移ることではないかと理解しています。

中国元と日本円が統合された東アジア共同体の共同通貨が30年以内に生まれるとしたら、その通貨とドルの融合ということも可能性としてはありえるでしょう。（むしろ、東アジアの方がアメリカ市場に依存しているので、相性としてはこちらの方が良いかもしれません。）

回答No.2

0120man

暴落はしないです。急激な為替変動は世界各国どの国にとっても損しか生まないので、すぐに待ったがかかる事になるでしょう。一時的に暴落したらリーマンショックと同じように金融危機と世界恐慌への入り口に再度経つ事になります。

これは世界のどの国も望んでいない事であり、当然Ｇ２も望んでいません。そこへ向かわないような措置を中国もアメリカも取る事でしょうし、現在もそんな事態にならないすり合わせが行われている事でしょう。

この手の短絡的な暴走論は意味がありません。

単にこれまでの無理なドル高政策が限界に来たという事それだけです。

回答No.1

noname#185422

はじめまして、よろしくお願い致します。

＞米ドルが暴落した場合、何が起こるのでしょうか？
日本にもインフレが来ますか？

暴落はおきるかもしれません。

日本は、米国の国債を大量に購入しているのでかなりの影響を受けます。（日米同盟の関係で、米国債を日本はかなり持っています）

中国は、警戒して米国債を少しずつ減らしているそうです。

ご参考まで。