不安が多い社会は、国家が近代化を進めた時から多くなったらしいです。
強い国にするには優秀な人材が不可欠、それで子供は愛情を持って育てたほうが優秀になりやすいため、自由恋愛を推奨しました。
経済も、自由経済のほうが近代化には向いていたため、国として資本主義の道を歩む傾向になりました。
国家が薦めたことと民衆のニーズが合致したため、今は市場原理主義や恋愛至上主義が多くなっています。
しかし、お金は海水のようなものであればあるだけ口が渇き、もっと欲しくなり、キリがありません。恋愛は形には見えないもので、本当にお互いが愛し合ってるのか時として不安に思う時があると思います。これも、より多くの愛を求めればキリがありません。
不安の根源は、「満たされない思い」です。
愛や金といった、あればあるだけ多く求めるものに価値を見出している社会ですので、それは「満たされない思い」をする事が多い社会と言えます。不安が多くなると言うのは必然です。