高金利国はインフレ率も高く、高金利のメリットがないのでしょうか?
高金利国はインフレ率も高く、高金利のメリットがないのでしょうか?
下記質問に関する疑問です。
私は下記質問の回答(No.6, No.8)から「高金利国の通貨はインフレ率(通貨価値の下落率)が高く、通貨価値が下がり、高金利のメリットが打ち消される」と解釈しました。
http://okwave.jp/qa/q2440026.html
これはどちらの通貨で預金していても金利差をインフレが打ち消し、結果は変わらない(資産運用にならない)、と言っているように思えます。
(仮に「金利差」=「通貨の下落」が完全に同じとする場合)
インフレ率が高い国の通貨は、長期的に見て下落していくのはなんとなく直感的に理解できます。
しかしアメリカと日本を比較すると、そうでもないように思えるのです。
アメリカのインフレ率 http://ecodb.net/country/US/imf_inflation.html
日本のインフレ率 http://ecodb.net/country/JP/imf_inflation.html
1990年と2009年のドルを見ると、この20年で80%弱から125%くらいまでインフレが続いています。
これに対して1990年から日本のインフレはごく僅かです。
ではなぜ「円ードル」の為替はこの20年で振動するだけで、下落していかないのでしょうか。
(1990年から2010年まで円ードルの為替は振動を繰り返しているだけに見えます。少なくとも私には…。)
オーストラリアドルもかなり高い金利ですが、円ー豪ドルの推移を見ると、
一方的な下落は無く、80円あたりを中心に振動しているように見えます。
高金利=インフレ率が高い、というのは事実だと思うのですが、
インフレ率ほぼ0の日本円に対してなぜ下落していかないのでしょうか。
金融関係については知識が浅く、完全に勘違いをしている質問なのかもしれません。
もしそうであればご指摘いただけないでしょうか。