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グループと派閥

民主党のグループと自民党の派閥とで大きな違いって、なんでしょうか? 同じに見えて方がないのですが。どちらかと言うと派閥(グループ)間の溝?みたいのは民主党の方が大きい感じがします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.2

No.1です。半分回答が残っていました。  民主党には、自民党出身で自民党右派に属する人もいれば、社民党と同じ考え方の旧社会党の人までいます。  考え方の違う人が、個々の政治的な見識で集まっているのが、民主党のグループで、それぞれの考え方は、自民党右派から社民党とほぼ同じという範囲まであるのですから、グループ間の溝は深くなります。  お金でつながっていた自民党の方は、考え方については、それぞれの派閥でさほどの差がないのです。(伝統的にリベラル系とか言う派閥はありますが。)  昔の田中派や竹下派のような、100人を超える大派閥のときは、政策としては、自民党内の最右派から最左派までの幅広い考えの人が集まっていました。  派閥のつながりはお金の問題が主体なので、政策的には他の派閥とすり合わせが容易に可能だったのです。

tarono0123
質問者

お礼

詳しい解説をありがとうございます。 お金の流れの差なんでしょうか。と言うことは民主党のグループも多少は変化があるんでしょうね。

その他の回答 (3)

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.4

中選挙区制度のもとで生まれたのが自民党の派閥 小選挙区+政党助成法の後で生まれたのが民主党のグループ 中選挙区制度では、同一政党間、つまり自民党の中での争いが生じ、それが派閥の求心力を生みました。 政策よりも、支援つまり金を出してくれる、当選した後で○○大臣の看板を与えてくれる人につきます。 小選挙区+比例区制度そして政党に与えられる政党助成法による助成金によって、党首の権限が強くなりました。次期総理を選ぶのに、どこの党首が良いのか?という形です。 なので、安部・福田・麻生が党首に選ばれたのは「選挙に勝てそうだ」という判断基準です。

tarono0123
質問者

お礼

>小選挙区+比例区制度そして政党に与えられる政党助成法 これが政局を変えたんですね。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.3

一応選挙前の人数ですが 内容はこんな感じです 【自民党】               外交   内政 憲法 ★町村派(清和政策研究会)   - 89人  親米反中 保守 改正  ・津島派(平成研究会)     - 68人  親米反中 保守 改正  ・古賀派(宏池会)       - 62人  親米親中 保守 --- ・山崎派(近未来政治研究会)  - 41人  親米反中 保守 改正 ・伊吹派(志帥会)       - 28人  親米反中 革新 改正 ★麻生派(為公会)       - 20人  親米反中 保守 改正 ・二階派(新しい波)      - 16人   親中反米 革新 ---- ・高村派(番町政策研究所)   - 15人  親米反中 保守 改正 【民主党】               外交   内政 憲法 ★小沢派 (一新会)       -45人  親韓反米 革新 --- ★鳩山派(政権交代を実現する会)-40人  親韓反米 革新(日本を韓国・中国と共同統治) ・羽田派(政権戦略研究会)   -18人  ---   ---  --- ・前原派(凌雲会)       -29人  親米反中 保守 改正(9条改正) ・野田派(花斉会)       -20人  親米反中 保守 改正(9条改正) ・川端派(民社協会)      -31人  親北朝鮮 革新 護憲  ・管派 (国のかたち研究会)  -30人  親韓反米 革新 改正 ・平岡派(リベラルの会)    -13人  親韓反米 革新 護憲 ・横路派(新政局懇談会)    -31人  親北朝鮮 革新 護憲   ★は党において現在党の執行部を管理している派閥 考え方は民主の方がばらばらです

tarono0123
質問者

お礼

>考え方は民主の方がばらばらです 確かにそれは感じます。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.1

 自民党の派閥は、親分子分の関係ですが、民主党のグループは同じ考え方の「先輩・後輩や仲良し」の集団です。  どうしてこういう違いができたか、一言で言うと「与党であった自民党」=派閥のボスにお金が集まる→子分の当選回数の少ない議員に、選挙時にお金を配ったり、秘書を派遣して選挙運動を助けるという構図があったからです。  野党である民主党は、金が集まらないから、グループの長老になっても若手をそれほど助けることができないので、親分子分にならないのです。  とはいっても、自民党は小泉元首相が「自民党の古い支持基盤と金脈」をぶっ壊してしまい、野党に転落しました。  民主党は与党となり、田中角栄―竹下登のもとで、集金・若手議員の金縛り術を見てきた小沢一郎が、これから党を取り仕切ります。  派閥のない民主党のままで政権運営ができるかどうか、小沢一郎の今後の党運営でかなりの部分、決まることになるでしょうね。

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