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グループと派閥
新聞報道などでは、政党内などの議員の集まりを、民主党に関しては、一般にグループとよんでいます。一方、自由民主党のそれは、派閥とよんでいます。 このグループと派閥とは、現在集まりの内容が異なっているから、使い分けているのでしょうか? あるいは、歴史的な使い方をたんに踏襲しているのでしょうか?
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補足的にお話ししますと、(かつての)自民党の派閥は、「一致団結箱弁当」と言われたくらいに結束力が強く、領袖が「白」といえば黒いものも白くなるくらいの強烈な上下関係を持つ集団でした。 一方で民主党のそれは、一言で言うと仲良しグループであり、複数のグループに属する議員もいるくらいに緩いまとまりであり、代表戦の時でさえ当日の演説で結果がひっくり返ってしまうくらいの不安定なまとまりです。 その意味では、「派閥」と「グループ」という形で区別する意味はある(あった)というべきでしょう。 現在は自民党の派閥はそうした強い結束力を失っており、民主党のグループも政権与党となったことで変容しつつあるようですので、そのうちに名称も変わっていくかもしれません。ただ、今のところでは相対的に民主党のグループは団体としては認識しにくく、同時に伝える側(報道)も両者の変化に対応し切れていない部分もあるので、当面はこういう使い分けが続いていくものと思います。
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- cyototu
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実態が全く同じ物でも言葉を変えるとそれに誤摩化されてしまう人が幾らでもいます。民主党のやった事は、そこを狙って言葉を言い換えただけですね。 ある意味でCMのキャッチコピーがそれです。コピーライターとは、人間の持っているこの浅はかさにつけ込んで金儲けする人達のことを言います。これは馬鹿になりません。名前の付け方一つで商品の売れ行きが変わってしまうからです。だから、その誤摩化しのセンスのある人は売れっ子のコピーライターとして引っ張りだこで、巨万の富を得ていますから。 アメリカの共和党に雇われている人で、それで商売をやっている人が居ます。彼の造語で有名なのは幾つもありますが、例えば、共和党は地球温暖化防止に反対しているので、 地球温暖化 => 気候変動 と呼び方を変えて、あたかも温暖化なんてしていないと思い込ませる作戦を取っています。また、共和党は金持擁護の党なので何とか相続税を無くそうとしています。そこで、彼の考え付いたのは、 相続税 => 死亡税 の呼び変えています。 日本でも、「思いやり予算」なんて訳の解らない名前を付けて、その実態をはぐらかす努力をしていますね。また、呼び方を一寸間違えてしまうと「後期高齢者」なんて皆から顰蹙を買った命名法もありましたね。 このように、普段から物事を余りよく考えていない人達は、その実態を見るのでなくてその言葉の使い方で誤摩化されてしまいます。そこを当て込んで、民主党は中身が全く同じなのに、派閥をグループと呼ぶことにして、そのような程度の低い人達の目くらましをしているのですね。 他にもありますよ。今では盲は差別語だと言って使いませんが、ブラインドなら良いんだそうですね。でも、実態は全く同じです。なのに盲は差別語だが、プラインドは差別語ではないと、本気でそんな支離滅裂なことを言う人が後を絶たないですね。多分そんな人には、派閥とグループは意味が違うのだと思います。
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回答ありがとうございました。
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回答ありがとうございました。 >実態が全く同じ物でも言葉を変えるとそれに誤摩化されてしまう人が幾らでもいます。< そうですね。 内容そのものを考慮することなく、単に呼び方だけで納得する人が多いですね。また、それを悪用する人も溢れています。 善意で解釈すると、報道機関がグループと派閥を区別している理由は、一般大衆の >目くらま< されている人たちを相手にしているので、仕方がないと諦めているからなのでしょうか?
- mekuriya
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>なぜ報道機関が、グループと派閥を区別して使うのでしょうか? 本人たちが使い分けているからです。報道機関があえて読み替える利益が無いのです。 話は変るけど、民主党にはグループに所属しない議員は居ないのですかね。自民党は、そういう議員は無派閥と呼ばれて、語呂は悪くない。でも無グループじゃ、語呂が悪いし、意味が通るとも思えない。民主党だって、どのグループにも属していないなら無派閥と呼ぶしかなさそうです。 いずれにせよ、あまり拘る意味もなさそうな気がしますよ。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
回答をありがとうございます。 よくわかりました。 >いずれにせよ、あまり拘る意味もなさそうな気がしますよ。< たしかにそうですよね。 ただし、ひとつ気になったことがあります。 >本人たちが使い分けているからです。< についてですが、自由民主党に関しては、おそらく派閥と(少なくとも公の場では)自称してないと思います。 それなのに、報道機関が、(意図的にか)読み替えて派閥という言葉を使うことに、不思議さを感じます。
- tomichan
- ベストアンサー率24% (217/902)
民主党は自民党の派閥政治を批判してたからグループというだけ。 内実は反自民だけの野合集団で中身は党の基本綱領も無いようにグチャグチャで、各人が保険を掛けて2~3個のグループに加入。 昨年の毎日新聞の分析による 明快党内人脈図 http://mainichi.jp/select/seiji/graph/minsyujinmyaku/ 菅グループ :国のかたち研究会 前原グループ :凌雲会 野田グループ :花斉会 旧社会党系(横路) :新政局懇談会 旧民社党系(川端) :民社協会 鳩山グループ :政権公約を実現する会 小沢グループ :旧自由党グループ・一新会・北辰会・小沢一郎政治塾 羽田・北沢グループ :政権戦略研究会 リベラル近藤 :リベラルの会 いつの間にか出来た。 樽床グループ :青山会 玄葉グループ :日本のグランド・デザイン研究会 岡田のような無グループの人たち 左右で分ければグループ長の出身から言えば。 :右に小沢グループ・羽田グループ・鳩山グループ :左に横路グループ・川端グループ・菅グループ :中間に前原グループ・野田グループ (前原グループに社会党の仙谷や革マルからの献金の枝野で極左かもしれない) 主義・思潮が有って集まったとは思えない。 鳩山内閣時:主流派 小沢グループ・鳩山グループ・横路グループ・川端グループ・羽田グループ :非主流派 前原グループ・野田グループ :中間派 菅グループ 菅内閣 :主流派 菅グループ・前原グループ・野田グループ :非主流派 小沢グループ・鳩山グループ・樽床グループ :中間派 横路グループ・川端グループ・羽田グループ さすが毎日新聞やwikiと思いきや中身は本当? 小沢と正反対の筈の輿石(旧社会党系)の強力信頼関係! 例えば馬鹿鳩の『政権公約を実現する会』。 会長は大畠章宏(川端グループ)・事務総長は羽田孜の息子の羽田雄一郎だよ。 メンバーは川端グループのほとんど居るし樽床の名前まで左右も入り乱れる。 ありゃ三井・海江田は小沢の北辰会にもいたよね。 こら三井、樽床の青山会にもメンバーかい。 国会で小沢の弁護質問をした当選4回の無名議員がここにもいた。 民社協会に花斉会そのほかいくつ入ているんだ。ww 党も野合でグループも野合集団、誰か本音の人脈を教えて! ここは菅源太郎の民主党のベストセラーの『民主党10年史』を読むしかないか。 だけどゴミ書籍読む金と時間で酒でも飲んだ方が良いか? 接着剤は金と権力以外に何があるのか? 民主党義員はとにかく会合で忙しいから、考える時間が無く財源破綻したマニフェストを今でも信じてる。www 小沢の犬とも言われる原口の民主党AとBの分別。 原口も勉強会だか研究会か何かあったよね、日本維新連合・佐賀維新の会に羽田の政権戦略研究会。 学会好きな公明党よりも勉強会が大好きの民主党議員ww
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回答ありがとうございました。
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回答をありがとうございました。 民主党の”グループ”についてよくわかりました。 ところで、質問があります。回答していただいた文章の”グループ”という単語を”派閥”と置き換えると、文章の意味は変わりますか? あるいはほとんど変わりありませんか?
- mekuriya
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そうですね。確かに歴史的な使い方をたんに踏襲しているともいえます。かつての大本営は、「撤退」を「転進」と言い換えて、国民が戦況の悪化に気づくことがない様に印象操作をしていましたし、新聞もそのまま報道していました。 おそらく民主党にも大本営の生まれ変わりのような小賢しい参謀タイプの人材がいるのでしょう。ご都合主義に言葉の意味を定義して「これはxxではない。○○なのだ。」と言い張るのが得意なようです。 なんでもそんなものですから、言葉の上っ面に捉われてはなりません。ニュースの解読は、古文書の解読とは違うのですから、言葉の字義に捉われてはいけません。 菅総理は所信表明演説で以下のように述べた。 「行政組織や国家公務員制度の見直しにも引き続き取り組みます。省庁の縦割りを排除し、行政の機能向上を図るとともに、国家公務員の天下り禁止などの取組も本格化させます。」 にもかかわらず経済産業省資源エネルギー庁長官を退官した石田徹は2011年1月1日に何食わぬ顔で東京電力顧問に就任したのです。これが天下りじゃないなら、天下りってなんだ?枝野は「省庁斡旋でないので天下りでない」と言い張りました。 根っこは同じです。小賢しい浅知恵を振り回して、国民の批判を交わすことにばかり躍起になっているということなのです。正直にいえば良いのです。「やるとはいったが、半年やそこらで実現できるほど簡単な問題ではない」と。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
早急な回答、ありがとうございました。 よくわかりました。 ただ、疑問点がまだ残っています。 当事者の政党が何を言うとしても >言い張るのが得意なようです< としても >新聞もそのまま報道していました。< なぜ報道機関が、グループと派閥を区別して使うのでしょうか?
- rikukoro2
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最初に『派閥』を『グループ』として呼称したのは民主党です。 一応民主は『グル-プ』とは『派閥』よりも規制のゆるやかな連合としています。 実態はそうではないんですけどねw 実際民主は野党時代に自民党の派閥を国会で厳しく批判していました。しかし自分たちも派閥を呼ぶのは聞こえが悪いから『グループ』と言い換えています このような例はいくつもあります。例えば天下り問題 民主党がマニフェストで天下り全面禁止、公務員の人件費2割カットって言った ↓ 官僚はあたりまえだけど、全員猛反対。 ↓ 民主党の支援団体は地方公務員や国家公務員の団体でそこも猛反対 ↓ だから民主党でだれもほんとにやろうとする人はいなかった。 ↓ でも一応、表面だけはやったフリをしないとね ↓ そこで会議を作ったらまさかこの官僚が、ほんとに天下り禁止をやりそうになった。 ↓ あたりまえだけど民主党を支援する公務員団体は猛反発 ↓ この官僚を左遷して、取材もさせないように地方を回らせた 天下りに反対する人が飛ばすぞ、っておどしだよね。国会でも恫喝! ↓ 結果として、民主党は天下り先が来てくれって言った天下りは天下りと呼ばないことにした。 枝野氏まで、あきらかな天下りも天下りではないと言い始めた。 ↓ つまり各省庁が「むこうから来てくれ」って言われたんですって言いさえすれば天下り全面容認。 ↓ ほんとに天下りを減らそうした、この人は今も左遷されたまま閑職に追いやられた。 しかも、公務員の席を置いたまま、勝手に相手の会社に行けるようになってしまい、実質 過去最高ペーずで天下りがいまも進んでいる。 まぁ結局騙される国民が大勢いるのが問題なんですが・・・
お礼
回答ありがとうございました。
補足
早急な回答、ありがとうございました。 よくわかりました。 ただ、疑問点がまだ残っています。 当事者である政党が何と呼称しようとしても、 >実態はそうではないんですけどねw< であれば、なぜ報道機関が、グループと派閥を区別して使うのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございました。 分析していただきありがとうございます。 確かに、かっては >「派閥」と「グループ」という形で区別する意味はある(あった)というべきでしょう。< と、私も思います。 自由民主党の議員の集団は、政策別に分類されたいとはいえず、一般的に >領袖< のもとに、人間関係で構成されていた、と思います。(中選挙ix制度の悪い面が出ていたのと思います)。したがって、派閥と呼んでも、なんらさしつかえなかたでしょう。 それに対して、民主党の議員の集まりは、自由民主党に比較し、割に政策を関係していたので、グループと誇称しても良かったと思います。 しかし、現在は、自由民主党も民衆党も変化し、その議員の集まりの呼称を、区別するほどの差はないように思います。 報道期間は >伝える側(報道)も両者の変化に対応し切れていない部分もある< を自覚するべきだと思います。