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染色時のブロッキングについて
今年度より授業の実習が終わり研究(プチ)がはじまっています。 そろそろ免疫染色やFACSを行おうと考えているのですが、未熟なためブロッキングがよく理解できていません。今は何も考えずに2.4G2を用いているのですが、rat monoclonal抗体で染める時のみ他の抗GOATや抗rabbit IgGでブロッキングをするという認識で正しいでしょうか? よろしくおねがいします。
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回答No.1
ブロッキングは蛍光標識した抗体が非特異的に細胞に反応してしまうのを防ぐために行う操作です。実際のところ、B細胞などがfcレセプターを持っているため非特異的に抗体のfc部分と結合してしまうことがあります。そのため24G2等でそのようなfcレセプター等を全部かぶせてしまい、目的とした抗体が非特異的に反応しないようにしている訳です。ですので、ブロッキングに使う抗体は目的とする細胞が非特異的に反応してしまう部位を持っている抗体であることが条件となってきます。 使用する標識抗体によってブロッキング抗体を変更するのは使用する二次抗体がブロッキングにつかった抗体に結合しないようにするためですので、標識済みの一次抗体のみを使う場合は特に気にする必要が無いといってもいいかもしれません。
お礼
ありがとうございます。 2.4G2はratだと思うので、1次抗体にrat由来の精製IgG抗体などを用いて2次抗体で標識したanti-rat IgGなどを用いる時には2.4G2を用いているとそれにもくっついてしまうということですね。わかりました。