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検査って必要?
月曜日に右脇腹痛で近所の病院に行った所、盲腸らしいとのことで、抗生物質、消化剤で治療をしていました。 診断の前にレントゲン、血液、超音波の検査をしました。 そして、金曜日に痛みもほぼ治まって治療も終わりかと思っていたところ、痛みの位置が少し移動しているので(ちょうど腰骨の上あたり)大腸のレントゲン検査を勧められました。その検査は直腸からバリウムを注入して行うとの事なのですが、私はバリウムが苦手で、年一度の健康診断でバリウムを飲んだ後一週間くらい調子が悪くなるので、できればやりたくありません。痛みも治まってきたのに何故?とも思います。 この検査、どうしても必要でしょうか?他の検査で代用できないものでしょうか。また、費用はどれくらいかかるのでしょう?
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昔は、日本人の腹痛はまず虫垂炎(盲腸)を疑ったものですが、最近は事情が変わってきています。虫垂炎と疑って手術をしたが虫垂に異常は無い。結果、腹痛の原因は「憩室炎(ケイシツエン)」であった…なんて話が多くなっています。初期段階ではどちらも同様の症状が現れます。 「虫垂炎」であれば虫垂切除(手術)、「憩室炎」ならば薬剤による炎症を抑える治療となります。 虫垂炎か憩室炎かを鑑別するには「注腸バリウム検査」が確実です。 koko99さんの腹痛が虫垂炎によるものであれば手術も視野に入れておく必要があるわけで、その確定診断のために注腸バリウム検査を勧められたものと思います。この流れは何処の医者にかかっても同じでしょう。 バリウムが苦手との事ですが、年一健診で呑む胃のバリウム検査で使われるバリウム濃度と注腸検査で使われるバリウム濃度は大きく異なります。胃で使われるバリウムはバナナジュース以上の濃い、粘っこいものですが、注腸検査では市販の牛乳以下のサラサラしたものを使います。よって注腸検査で便秘になるケースは非常に少ないと思います。「調子が悪くなる…」と仰る意味が便秘であればその心配は無用でしょう。 「痛みも治まってきたのに何故?」痛みの位置が移動しているとの事ですから「虫垂炎」の可能性は否定できないと思います。この際確定診断をしておいた方が後で急変した時に慌てないで済むような…気もしますが。 「他の検査で代用できないものでしょうか」大腸内視鏡検査より注腸検査のほうがよっぽど楽だと思います。 以上10数年前までこの手の検査に従事していた経験でアドバイスしました。現在様子が変わっているかもしれませんが、その場合はご容赦願います。
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- ma_
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下記アドレスの解説では、「胃バリウム検査時に使うバリウムの量を減らしたり、飲みやすいように味付けをしたりと工夫をしています。また胃カメラ検査も静脈麻酔を行いながら検査していますので、非常に楽にできると好評をいただいております。」とされています。 大病院など患者受入数の多いところで相談されてみては? また、内視鏡検査で代替できるのかもしれません。その検査は肛門から長い大腸内視鏡を挿入し、腸の奥まで内視鏡を押し込みながら腸管内部を観察する方法です。 大腸は長い曲がりくねった管ですが、その中を奥まで内視鏡を進めるには、特殊な技術が必要です。時に腸の曲がり角を内視鏡が進む時、腸が引っ張られるため、痛みを感じることがあります。これは内視鏡が曲がり角を通過してしまえば消えます。検査時間は腸の長さや屈曲の状態により一定でなく、内視鏡が腸の一番奥である盲腸まで数分で入る方から、数十分かかる方まであります。 以前、大腸内視鏡は苦しい検査であるとのイメージがあったのですが、その後検査技術も進歩し、楽な検査で終わる方も増え、X線より内視鏡を希望される方が増えています。病変の最終診断には内視鏡を用いた組織検査が必要です。X線で病変が疑われる場合や、異常が指摘された方は、必ず内視鏡検査を受ける必要があります。
お礼
どうもありがとうございました。 大変参考になりました。 幸い、金曜日に診察に行ったところ、痛みもほぼ治まっているので、今回は検査をしなくて良いでしょう、ということになりました。 検査といわれたときには、不安で不安で仕方が無かったので、すぐにご回答いただき、感謝しております。 結果が分かってからご報告したいと思ったため、お礼が遅くなりまして申し訳ございませんでした。
お礼
詳しいご説明を戴きましてありがとうございます。 幸い金曜日に診察に行ったところ、痛みも治まっていたため、今回の検査はいいでしょうと言うことになりました。 検査と聞いて不安で仕方が無かったのですが、詳しいご説明を戴き、検査を受ける気にはなっておりました。 結果が分かってからお知らせをしたかったため、お礼が遅れまして申し訳ございませんでした。