midorinegiさん。こん**わ。<m(__)m>。
>アクセルとブレーキ同時に踏んだらどうなりますか?
ブレーキランプが点灯して、PポジやNポジに入っていなけば、エンジンの回転が2500回転くらいまで上がります。クルマ本体は身震いしますが動きはしません。この状態をストール状態といいます。。クルマは動かず、タコメータも有る位置で停止します。これはATの点検や、SS1/4マイルで使用される方法です。ただし、ATフリュードを劣化させますので余りやらないほうが良いでしょう。
ちょっと趣旨から外れるかもしれませんがお付き合い願いませんか。
一つ覚えておいてほしいのが、アクセルを踏んだ状態でブレーキペダルをポンピングすると、ブレーキの効きがが極端に低下する事です(除くディーゼル車)。今のクルマはブレーキの踏み力を軽減するためにバキュームブースタという装置が付いています。これはインマニで発生する負圧を利用して、大きなピストン(正確にはダイアフラム)にかかる大気圧(静圧と)と負圧の圧力差を利用して、踏み力をアシストする装置なのですが、アクセルを踏んでいる=スロットルバルブが開いていると気には負圧が弱くしか発生しませんので負圧の補充が出来ません。、結果、バキュームブースター内に溜まっている負圧がなくなると、全くアシストしてくれなくなります。
どのくらいアシストしてくれているかを実験するには、走行中にAT(この実験、常用するとATを傷めかねませんが、1回や2回位なら大丈夫でしょう。)ならNポジション、MTならニュートラルにギアをセレクトしてから、エンジンを切って(←この時間違ってもOFFまで回してはいけませんよ。今のクルマはキーを抜かない限りハンドルロックはかからないはずですが、何が起きるか判りません。)、」ポンピングブレーキをしてみてください。数回やれば全くアシストがなくなり、びっくりするくらい効きが低下します。ついでに(電動アシスト式除く)油圧が無くなると如何にステアリングが重くなるかも体験できます。
昔、オートメカニックのQ&Aに「右足アクセルでターボを効かせながら左足ブレーキをつかってコーナーをクリアーしていたら、ブレーキが利かなくなった。」という質問が有りました。原理を考えればサルでも判る内容で、ターボでブースとがかかっている状態はインマニは正圧です。これではバキュームブースターに負圧を供給出来る事はできません。そんな基礎中の基礎が判って無いようなのが、あこがれだけで、そういうアブナイ行為をやっているのですから困ったものです。
何かの都合でアクセルワイヤーが戻らなくなって加速が止まらなくなった時、↑の事を覚えておりいて、絶対にポンピングブレーキだけはやっては駄目です。クルマは益々暴走しだします。
一度体験して体にブレーキの効かない恐怖を体験させておく事も大切かと思います。パワステの件もそう。普段の安全な時に実験して体験しておくことは大事です。